名前を第三者に却下されました
名前どうする?って話になった。当然の流れである。しかも男女一つずつ。
「つかささんのところですけど・・・かなめといい、男の子っぽい名前をひらがなでつけるのがしきたりなんですか」
ちなみに姉は『じゅん』という。
「そういうわけじゃないけど、そのときの上平家のブームだったんじゃない? ところで私、つけたい名前があるんだけど」
「なんですか?」
「南と達也」
「Nooooooooooーーーーーーー!!!!!!」
横で聞いていたジェフ君が叫んだ。
「それはダメだよ! 双子に南と達也はダメだよ!」
そうか、ダメなのか。
「じゃ、愛と誠」
「Nooooooooooーーーーーーー!!!!!!」
「蘭世と俊」
「Nooooooooooーーーーーーー!!!!!!」
「ハウルとソフィ」
「それは日本人としてちょっと・・・」
春都君にすらダメだしを受けたっ?
「明子と満」
「Nooooooooooーーーーーーー!!!!!!」
「ブルマとヤムチャ」
「つかささん、それ違う! そこはベジータでしょ!」
「え?ベジータならいいの?」
「ダメです!!」
そして私の上げた候補はジェフ君により全て却下されたのでした、ちくしょうめ!
げんたろうの記憶力ではこのくらいしか出てこなかった。
「香澄と智史」も浮かんだけど、これはさすがにジェフ君が知らんだろうと却下。
ときめきトゥ●イトも知らない確率は高いけどな!




