表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/49

私の彼は半ズボン


今日はオタ女達とのオフ会です。




春都君が「迎えに行きます!」「一緒に行きます!」とうるさかったのですが、どちらも却下。

車で行って酒飲むけど、馴染みの代行タクシー呼ぶし、オタ女の群れの中に春都君を連れて行くわけにはいくまい。



色々餌食になる。(オタ的な意味で)







「あっ! ショタヒラリン!」

「ショタヒラリンだ!」

「あ、ショタだ。生ショタだ!」




会場に入ったとたん、明るい声でひどいことを言われました。



「お前ら、呪ってやる」



「ねー、ねー、ヒラリンのショタっ子は半ズボン?」

「半ズボンっていったら蝶ネクタイ?」

「メガネは?」

「ナゾは全て解けた?」



「コ●ンじゃねぇよ!」(@ハリセン●ン)




いや、怒るな私。

かつて、私もこいつらと同じだった。

オタ友が公務員と結婚したと知ると「オタよりリアル取った」と言ったさ。

2.3歳年下の男と付き合ったヤツに「ショタっ気あったんだね」とも言った。

一回り以上離れている未成年と付き合っちゃったんだ。甘んじてこの罵声(?)を受けねばならんのだ。




「あ~・・・コホン」



「あ、ヒラリンが記者会見するよ」

「ショタヒラリン! 今のお気持ちは?!」

「ショタっ子は半ズボンですか?」(しつこいな!)




「え~・・・半ズボンです」




どよっ。




オタ女共がどよめいた。



「ま、まじで?」

「マジです」


ウソは言ってない。春都君はバスケの試合中は半ズボンだ。・・・短パンともユニフォームとも言うがな!



「め、メガネは?」

「視力はいい」


「蝶ネクタイは」

「してるわけねーだろうが」



ほかに半ズボンの子って居たっけ?って相談するな!

二次元じゃなくて三次元の子だよ!




「ちなみに高校生です」

「こっ、高校生で半ズボン!?」



妄想が広がったようで「キャー」という悲鳴が上がった。

おう、どんどん想像してくれ! その妄想は実物とはかけ離れているけどね!




「顔は!?」

「花も恥らう美少年です」

「マジでか!」



「せ、性格は」

「私にはベタ甘ですが、彼の友人曰く・・・・・・ちょい黒らしい」



うをおぉおおおお!



おい、女の出す歓声じゃないぞ!






こんなネタなら、げんたろうは朝までだって酒が飲める。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ