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閑話:美ママと美息子が着せ替えごっこ

書いてしまってから「話の流れに関係ないな」と思ったので、閑話扱いとします。

後日談としてもう1本。


某外資系会社のアメリカ本社のCEOが日本にやってきてパーティをするんだそうです。

下っ端アナリストの私に、そんな大物との知り合いは居ないのですが・・・・・・。とある伝手で招待状をいただきました。

CEOは無謀だが、人脈を増やす絶好の機会!



私は通常のドレスはレンタルだが、気合を入れて購入することにした。

いつもなら1人もしくは女友達と買いに出かけるのだが、今回どうしても春都君が付き合いたいというので付き合ってもらった。




「ねー、つかささん。予算っていくら?」



色とりどりのドレスを手にとりながら春都君が聞いてくる。



「30万以内が理想だけど、いいものがあったらもう少し出してもいい」



なんでこんな布っきれがこんなに高いんだ!

と、いつも思うが、特別戦闘服だと思って諦めるしかない(ちなみに、通常戦闘服はスーツだ)





「きゃ~。ものすごく腕がなるわ~♪」




・・・・・・にしても何故ここに春都君のお母様がいらっしゃるんでしょうね?







なんでも、昨日電話が掛かってきた際、私のドレスを買いに行くと春都君が自慢したらしい。

自慢て・・・。





お母さんはわざわざ神奈川から出てきた。

そして、向った先がパーティドレスの店だったので「あれ?ウエディングドレスじゃないの?」とおっしゃいました。

店の前で待ち合わせしていた私は、お母さんが来たのにもビックリだが、開口一番の一言にもビックリした。




で、お母さんはドレス=ウェディングドレスだと思ったらしい。

相手が息子さんだとすると、フライング過ぎますよ(まだ16歳だもの)。





「外国の方が開催するパーティなのよね~?」

「ええ。ノースリーブで膝丈のものを買う予定です」

「ワンショルダーはどう?」

「着たことないですが、良いものがあれば、そういうものもいいですね」


「ワンショルダー?」


「肩紐が一つのものよ」

お母さんが、こういうの、と言いながら一つのドレスを見せた。



「・・・布が少ない」

「いや、春都君。皆こんなもんだよ」

「そうよ~。つかささんスタイルいいからきっと似合うわ」


何言っちゃってんですか。十人中十人がお母さんのほうがスタイル良いっていいますよ!

私はジム通っててコレですからね・・・。





色々見た結果、着た事無いなら着たらいいじゃない、ということでワンショルダーのドレスに決定。

野々宮母子がものすごく真剣に吟味している。

私は・・・疲れたので店長にコーヒーを入れてもらい、ブレイク中です。

大体、私は買い物に時間はかけない。

今回は30万円と高い買い物だけけど、それだって30分くらいだ。

なのに、今日は1時間以上・・・・・・・さらに試着をあれこれさせられるだろうから、2時間は掛かるだろう。

今度から絶対誘わないと心に誓った。



「つかささんにはピンクよ!」

「何でも似合うけど、シャンパンゴールドのドレスのほうがラインがキレイだ!」



モメにモメて、試着してシャンパンゴールドに決定しました。







パーティ系のドレスは、着る機会があまり無いのに高いのでいつも勿体無いと思う。


つかささんの体系はトランジスタグラマー系寄り。

油断するとふっくらしてくる。

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