仲間沢山いるけど、八人が限界だよね?
前回の選択肢は、①になりました~
拍手~ぱちぱち~
……うん、それだけ。
なんだか、自分が偉くなった気がしますね。
これが、勇者ハーレムというやつですか。
嬉しいんですけど、何故僕はベットから蹴り落とされて、尚且つ一緒のベッドにいた皆さんまで落ちて、ベッドに誰もいない状態というのは、何故なんでしょう?
一体、何が起きたんでしょうか?
~猫~
ハッハッハッ!!
吾輩は猫である!!
名前は、名前は……まだ、無いにゃ……ぐすん。
大丈夫にゃ。
すぐに、良い名前が手に入るはずにゃ!
あの時はスライム如きに負けてしまったにゃが、ちょっと調子が悪かっただけにゃ!!
ククク、次会ったらゼリーにして食べてやるにゃ!!
……あのスライム、なんであんなに強いにゃ?
フッまあいいにゃ。
とりあえず、あの勇者もどきはどこにゃ!
今なら何が来てもぶっとばしてやるにゃ!!
猫の前に、ライドとミアが現れた。
「……に、にゃ~」
「あ~猫だ~そんなに可愛くないね~」
「……そうだな」
「このプリティーフェイスが可愛くないというにゃか!?その目は腐ってるにゃ!!……あ」
「やっぱり喋った……どうする?」
「誰かの使い魔だろう……適当に飛ばしておけ」
「了解♪」
そう言って、エルフの女が吾輩の方へ掌を向ける。
「な、何をする気にゃ!?動物虐待は反対だにゃ!!」
「大丈夫♪痛くないはずだよ~たぶん!」
「全然安心できないにゃ!!」
風の魔法で、飛ばされた。
猫は、跳べるけど飛べません。
間違えないようにしましょう。
~リラ~
何か、飛んでいった気がします。
まあ、僕の気のせいですね。
あのあと、皆起きてお昼ご飯を食べることになった。
食べ終わったら、旅の再開予定らしい。
というか、食べ終わったので準備中。
いろいろ入る袋持った!
物干し用の棒持った!
メイン装備の大根持った!
新品の村人用の布の服、着てる!
準備完了!!
村の入り口まで行くと、皆揃っていた。
見送りも村人総出だった。
「遅い!何やってんのよ!準備なんて数秒で終わらせなさいよ!大体あんたは―――」
「落ち着いてソラちゃん!リラ君の準備数秒で終わってるから!」
「行ってきま~す」
「……お前が言うのか?」
「……眠い」
「ワン!」
「早く行こう!リラの珍道中を見たい!」
「……れっつごー」
というわけで、旅の仲間が増えました。
初代魔王様(仮)に名前がないようなので、マウさんと呼ぶことになった。
マオウのオを取っただけ。
ちなみに、エルムさんは懐かしの首にくっついてます。
「気をつけていけよ」
「孫の一人も作って帰ってきなさいね~」
「明日の晩御飯はなんだったかの~」
「喰われるなよ~性的に!!」
「美人のハーレムとか、死んでしまえ!!」
「空は、青いな……」
「リラは、なんで大根持ってんだ?」
あんまり、見送りになってない。
まあ、こんなもんか。
いざ、旅立ちを!
~マウ~
リラ、エルム、ライド、ミア、セーラ、ニーナ、フェナ、ソラ、ヴェナ……
なかま?
……リラ、いっしょにいるとポカポカする。
なんでだろう?
わからない。
でも、リラといっしょなら、なんでもいい。
マウは、リラといっしょ。
ずっと、ずっと……
~リラ~
迷いました。
……どうしましょう?
現在森の中。
かなり背の高い木々が立ち、空が見えなくなるほどの葉が生えている。
そのせいで、かなり薄暗い。
同じような景色が多く、完全に迷った。
そんなわけで、フェナちゃんとエルムさんを持って、熊から逃げてます。
「どうしてこうなったんですかぁぁぁぁぁ!!!」
猫【マウはエ○ァの綾○かよ!!】
リラ「誰ですか?」
マウ「……えい」
フェナ【あ、塵一つ残さず消滅した……ザマァwww】
リラ「フェナちゃん……」
マウ「むぅ、だっこ」
リラ「え?あ、あの……寝ちゃった」
セーラ「……私も」
リラ「え?いや、あの……ふ、二人は重いです……」
ヴェナ「……わ、私も!」
ソラ「じゃあ私も!!」
リラ「え?ちょっとま―――」
ニーナ「面白そうだな!混ぜろ!!」
フェナ【ムッハー!!私も突撃させていただきます!!】
~進行中断~
ライド「……何故俺が」
ミア「まあまあ~偶には良いんじゃな~い?」
エルム【まだ、俺がいたんだけど……俺一人じゃダメなのか?そうなんだな?畜生!!これでも重要キャラだぞ!!次回最終回にしてやる!!】
ミア「はいはい~ここに入っててね~」
エルム【おい!?それツボだろ!?やめろぉぉぉ!!……あ、意外と……うん】
ライド「ふぅ、次回《真実の鏡》……ラー○鏡じゃないのか?」
ミア「隠せてないよ、ライド」
ライド「まあいい……で、この後はどうするんだ?」
ミア「……子作りよ!!」
ライド「なっ!?ま、待て!?」
ミア「大丈夫!!ここなら子供ができても本編関係ないから!!気持ち良いことしまくろう!!」
ライド「だから、待てと!!」
~放送規制されました~
リラ「ふう、ふう……なんとか、助かりました……久しぶりだから、皆はっちゃけてるな~では、また次回で!」