さあ!旅に出……あ、こんにちわ。
でけた。
もう、適当にやって完結していいかな?
今回なんか出てきたし。
二十話ぐらいで完結してみようかな。
どうしようか。
朝起きたら、知らない全裸の美人さんが横で寝ていた。
そして、真っ赤な顔でこちらを見ているソラちゃん。
う~む……死んだかも。
まだソラちゃんの再起動に時間がかかるみたいだから、寝る前のことを思い出してみようか。
お酒は飲んでない。
自分の服は脱げてない。
お隣の女性から変な汁気も感じられない。
布団も、特に乱れた様子は無い。
……謎だ。
「リ・ラ♪」
顔は赤いままだけど、とても笑顔だ。
うん、そうとしか言えない。
背後に竜が見える。
これは、本気で死んだかもしれない。
そこで、お隣の美人さんが起きた。
「ん……だれ?」
「えっと、リラです」
「リラ……ん」
何故か抱きつかれた。
間違いなく、僕は真っ赤になってる。
こんな美人に抱き着かれるなんて、ましてや全裸で。
一生経験しないと思ってた。
でもね、死神の微笑みがより深くなってるんですよ。
「死ね♪」
何時手に持ったのかわからない大剣を振り下ろす、死神ソラちゃん。
後少しで当たると思われたが、目の前に魔方陣が現れその大剣を防ぎきる。
「「え?」」
「リラ……死ぬ……ダメ」
見知らぬ美人さんが張った障壁のようだ。
美人さんはそのまま掌をソラちゃんに向け、何かを放った。
ソラちゃんはギリギリで反応したようで、窓を突き破って外へ飛び出す。
その瞬間、掌の先にあった壁が消し飛んだ。
「……部屋が」
混乱した結果、部屋の心配をしている自分ガイル。
何が起きた?
え、どういうこと?
「何今の魔力!?」
「敵か?」
「どしたどした?」
「……魔力なう」
「どれから答えたものか……とりあえず、なうってなに?」
「……さぁ?」
何故か空き部屋が大量にある我が家で寝泊まりしていた皆さんが、一斉に僕の部屋に集まってくる。
そして、僕にハグしている美人を見て一瞬停止するが、何故か一斉に臨戦態勢になった。
展開についていけず、ボケッとしているとミアさんが行ってきた。
「リラ、その子……人間じゃない……それも、魔力の質が魔王よ」
「……え?そうなんですか?」
思わず美人さんに聞いてしまった。
これで魔王だったら?
僕、勇者(笑)……魔王さん、滅茶苦茶強い。
……死んだ。
「魔王……私……分からない……リラ……魔王……嫌い?」
「好きでは、ないのかな?よくわからないですね……えっと、あんまりさっきみたいなことはしない方がいいですよ?」
「……ん」
一拍空け、一回頷いて、僕にしがみ付いて、眠り始めてしまった。
さて、どうしましょう?
未だに一触即発の状態の皆さんと、その原因の魔王さん(仮)をどうすべきか悩んでいると、ヴェナちゃんが割れた窓の外から顔を出した。
「ソラちゃんが気絶してるけど、何かあったの?」
「あ、ヴェナちゃん……まあ、いろいろと……というか、現在進行中」
「そうなの?あれ?その人……………嘘……」
「何か知ってるんですか?」
「し、知ってるというか……近くの遺跡で見つかった古い古文書に書いてある、始まりの魔王の似顔絵にそっくりなの」
……ん?
「えっと、ちなみに、その遺跡は……」
「……村の皆で軽く探索して、適当な古文書だけ持って、放置されてた気がする」
「……それが原因じゃない?」
「……かもしれないね……ちょっと、村の皆と話してくる」
「……なんだかよくわからないですけど、害はないようです」
「……そうか」
皆さんが武器を下して、渋々といった感じで自身の部屋に戻っていく。
ただし、ライドさんとミアさんだけ。
「……私も」
「じゃあ、折角だから私もお邪魔して……」
何故か服を脱いで、僕の布団に潜り込むセーラちゃんとニーナさん。
なんで?なんで!?
いつの間にかフェナちゃんが胸元にいるし、どうしてこうなった!?
「とりあえず、寝とけ」
首筋に衝撃。
一瞬で意識が飛んだ。
~???~
やっと、出会った……
原典たる魔王と……
終焉たる勇者が……
物語の終わりは……
時期に来る……
最後にあるのは、希望か……
それとも……
絶望か……
見てる人がいるなら、この作品どうしたらいいか……考えなくてもいいか。
①頑張る
②簡潔に完結
③全力で頑張る
④もっと早く新話投稿しろ
選ばなくても可。
①でやるから。
正直、どうでもいいよね!
頑張る!