表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/20

家にて寛ぎ中……自分の家は、最高です。

で、できた~

苦労したよ。

後半、よく分からなくなったけど。

気にしたら負けだと思う!

久しぶりのベッドは、フカフカでした。

しっかりと、干してくれてた様です。

なぜか、セーラちゃんとフェナちゃんが布団に潜り込んで来た。

眠いのかな?


「フカフカ」

「くぅ~ん」


ほとんど無口だけど、美少女のセーラちゃん。

こんな可愛い子と一緒に寝るなんて、むぅ~こんな日が来るとは予想外ですね。

何かした方がいいんでしょうか?

何も出来なさそうなので、このまま寝ましょうか。


「寝るなぁぁぁぁぁ!!!」

「なんでぇぇぇぇぇ!!!」


何故かソラちゃんに殴られ、天井を突き破り空高く吹き飛ばされた。

村では、こんなことばっかりだね。

気を失った。


~フェナ~


(リラさんのベッド、リラさんのベッド、リラさんのベッド!スーハースーハークンカクンカ!リラさんも一緒だから匂いが、匂いがぁぁぁぁぁ!!!犬でよかったぁぁぁぁぁ!!!コレがリラさんの、オスの匂い!!……えへ♪えへへへへへ♪)


~セーラ~


……フェナが気持ち悪い。

リラのベッド、寝やすい。

でも、リラが飛んでいった。

ちょっと寂しい。


~ヴィナ~


「まったく!いくら仲間だからって一緒に寝るなんて、ありえないでしょうが!」

「嫉妬は良くないよ?それに、あんなことしたらリラ君でも怒るかも」

「うっ」


ソラちゃんは、ホントにリラ君の事が大好きなんだね~

私も、アレぐらい積極的(?)にした方がいいのかな?

でも、あんな事するとリラ君に怖がられそうだな~

うん!自然体が一番だね!


「なんだ、リラはまたいなくなったのか?」

「ガイア小父様」

「すぐ帰ってきますよ」

「そうか……久しぶりに、アイツの作った飯が食いたいもんだ」


リラ君、なんだかんだで村一番のお料理上手だから。

そんな特技があるからか、村のお母さんやおばさん達に人気なんだよね。

偶に、まだ若い奥さんや成人した女性が、リラ君のことを誘惑しているのを見たことがある。

その度に、リラ君はソラちゃんに殴られたり蹴られたりしてたな~


「身体中が、痛い……」


あ、リラ君が帰ってきた。

服は所々破けていて、足や腕には細かな傷があり、頭から血を流しています。

……え?


「リ、リラ君!?すぐに手当てしないと!?」

「大丈夫だよ~慣れたから」


そういう状態に慣れたらいけないと思うよ!?

せっせと手当てする。

回復魔法を使えばいいのだけど、いろいろと問題がある。

私の使える回復魔法は、一つの傷を治す事が出来る。

二つ傷があったら、二回使わなくてはいけないのだ。

骨折や切断などなら何とか治せるといった回復力だ。

あまり大きな傷じゃないなら、回復魔法は使わないことにしている。

今回は、頭の怪我だけ回復魔法で治して、包帯を巻いていく。


「えっと、その、ごめん……」

「僕がなんかしちゃったんだよね?気にしなくていいよ」

「……うん」


シュンとしてるソラちゃん可愛いなんて、思ってませんよ?


~???~


外の世界。

眩しい。

太陽の光で、目を細める。

コレが、外。

アレが、空。


やっと、私は開放された。

私は、自由になれた。


でも、これからどうすればいいんだろう。

そう考えていると、視界に動く物体が入った。

それは、私の知っている存在。

魔物の、スライムだ。

ただ、他のスライムとは違った力の波動を感じる。

誰かが入っているのだろう。


スライムは一度前で止まり、来た道を戻っていく。

着いて来いという事だろうか?

他に行く当ても無い。

なら、行こう。


ゆっくりと、スライムの後に着いて行く。


この先に何があろうと、あそこを出た事は間違いではないと思いたい。


進んだ先には、何があるのだろうか?

リラ 「最後のスライムって、エルムさんだよね?」

セーラ「Zzz」

リラ 「喋ってもくれないのね……寂しい」

フェナ【ハスハスしたいです!】

リラ 「ちょっと落ち着こうね?」

猫  【もう、ダメぽ……かゆ、うま……】

リラ 「冗談だよね?あの~猫さん?猫さ~ん?……返事が無い」

フェナ【唯の屍の様だ……と言う訳で、あのゴミ虫は良いとして、今後の展開が気になる所ですね!】

リラ 「えっと、そうだね」

エルム【そろそろ俺も人間になるかな……】

リラ 「それにしても、最後の人って誰なんでしょうね?」

エルム【……お~い、シカトはいかんぞ~それはイジメだ】

フェナ【もしかしたら魔王かもしれませんよ?】

エルム【ちょっと、あの、無視しないでもらえます?】

リラ 「まさか~ありえませんよ~あはは」

フェナ【ですよね~うふふ】

エルム【……次回、今度こそ旅に出る!だ】

リラ 「あ、エルムさんだ!いたんですね」

フェナ【最近空気が薄くて分かりませんでした!せめて何か言ってから入ってくださいよ】

エルム【……お前等なんか、嫌いだぁぁぁぁぁ!!!】

リラ 「……どうしたんでしょう?」

フェナ【……さぁ?】

セーラ「次回も、お楽しみに」

リ・フ『何時の間に!?』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ