中学生日記
掲載日:2026/03/02
授業中机の上で探した僕の世界
あいつらに壊された僕の世界
陽炎に酔った僕はひたむきだった
あれが恋しくて仕方なかった
朝焼けが照らす工場
雨に紛れるカエルの声
美しさに嫌悪する
なんだか傘を持っていきたくない
雨に濡れて帰ったあの日も止めない
鞄の音が軋む脳内
僕の人間の薄さと厚さ
それすらもわからなくなった
なんで僕が生きてるんだ……恥ずかしい
知っていた
欺瞞と生まれたあの世界
知らされた
月並みくだらない優越感
教室の時計の恥ずかしさを知らないやつらに
負けたくなかった!
確かに勝っていた
負けてなかった
そう思ってた
思いたかった
あいつらの薄さが好きだった
気持ち悪い
自分の厚さが好きだった
気持ち悪い
真ん中の偏りが楽だった
奇を衒う僕の思考
偏らないつもりの僕の思考
同じで違う存在になりたかった
分からなかった
偏屈と理解の境界
分からされた
明日が来る希望と後悔
互いが見えないあの場所で
負けたくなかった!




