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パックを開封したら異世界の魔王に転生した件 ~ダークエリス~  作者: 原宿 友希
第二章

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冥界のクラーケン

触手はエリスの体を強く締め付け、その痛みにエリスは苦しそうに声を上げていた。


「く、苦しい……!」


その時、船長のカローンが船の甲板に現れた。

彼女の顔には焦りの色が浮かんでいたが、冷静な声で魔王に助言を与えた。


「クラーケンの弱点は雷です! あなたなら倒せるかもしれません!」


魔王はカローンの言葉に頷き、魔力を集め始めた。

雷魔法を詠唱するために、集中力を高めていく。


「天より来たれ、雷の力よ。暗き海を裂き、我が敵を撃ち倒せ…」

「雷鳴の裁き、サンダーストーム!」


魔王の声が響き渡ると同時に、空から巨大な雷が落ち、クラーケンに直撃した。

クラーケンは激しく痙攣し、その触手からエリスを放り出した。


「エリス!」


魔王は素早くエリスのもとに駆け寄り、彼女を抱きしめた。

エリスは少し恥ずかしそうに顔を赤らめたが、魔王の胸にしっかりと身を寄せた。


「ありがとう、主様…」


彼らが安堵の息をつく間に、クラーケンは完全に撃退され、その巨大な体が水中に沈んでいった。

カローンは彼らのもとに歩み寄り、安心したように微笑んだ。


「お客様、お怪我はございませんか?」

「ええ、なんとか」

「クラーケンを倒してくださり、本当にありがとうございます。」


魔王とエリスは頷き、再び船内に戻った。

カローンは操縦室に戻り、船を再び動かし始めた。


「トラブルもありましたが、まもなく辺獄に到着いたします」


カローンの声が船内に響き渡り、魔王とエリスは新たな地、辺獄に向けて心の準備をした。

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