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Change(変身)!

少し一休みといった話になります♪

 ジミニー達は廃墟となった漁村にたどり着いていた。

「ぎりぎりだったけど・・なんとか港に入れたようだね」

「はいでもジミニー、私の電力も使用可能でしたので・・問題ありませんでしたよ」

ジミニーは背伸びをしながら

「そういえば、おんは食事はどうしてるの?研究所を出てずいぶん経つけど・・」

「はい、ジミニーが食事をしている時とか、しばらく動かなくてよい時に衛星軌道の発電所よりビーム形状のマイクロ波により伝送されています・・」

「うわー!、なんかカッコ良い!」

「しかし研究用の発電所なのでいつ妨害が入るかわかりません、それまでに幾つかのフィルターを外しておかないと私は機能停止する可能性があります」

「どうしたらフィルターは外せるの?」

「こればかりはある程度の時間をかけて設定された経験値を上げるしかないので・・」

「そうか・・、じゃあ食事にしよう」

ジミニーは背中の食糧の入った非常用リックをおろし堤防に腰かけた。



おんはじっと充電をしながら

「ジミニー、イチローの言うようにこれから危険な事が増えそうなら・・ジミニーの身を守るためにこの前のように身体を覆って擬態させて頂きたいのですが」

「この前の・・、なんか自分がアンドロイドになったみたいで面白かったよ」

ジミニーは海を見つめながら急にニコニコしながら食事をやめ振り返った

「ねえおん、小さい頃光子おばあちゃんから良く観せてもらった日本の特撮ヒーローの様に変われないかな?」

「トクサツヒーロー?、イメージを擬態したときに頂けませんか?」

「早速やってみようよ!」

「えっ、わかりました」

おんはジミニーの足元から擬態のために覆い始めた

(ジミニー、トクサツヒーローは左右非対称なのですか?)

(対称なのもあるよ!)

(色とりどりのなのが5人もいるのですか?)

(悪役の格好良いのもいるよ!)

(脳髄が見えてますが・・)

(どうみんな格好良いだろう!)

(色々多すぎですので、白をベースに平均値をとって一部は少し強調してみますね)

おんは緑色に輝くと白をベースに顔は濃いダークブルーのアイカバーの下に細い紅の稲妻ラインが入り体にも細い紅の稲妻ラインの入ったアンドロイドを誕生させた

ジミニーは早速鏡になりそうなガラスを村で探すと

「おん、凄く格好良いよ!」

ジミニーは子供のころに戻ったかの様に喜んだ

(おん、前の様に僕によく似たアンドロイドの姿にもどれる?)

(はい)

ジミニーは少年のアンドロイドに戻った

(おん、今から僕が叫んだらまた変わってよね)

(?、はい)


「Change!」


ジミニーは子供の頃の夢を今、爆発させていた。




新章に続きます・・・・・。

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