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Shining Universe(2)

更新いたしました。

  ジミニーが突入するとそこには人間の骨格の姿をしたGuardianが待ち構えていた。

「この先へは通さん」

(もう復活して、たしかに手応えがあったのに・・)

おんが驚きの反応を示した。

「拙者は何度でも甦るプロフェッサー・エルベール様の理想の為に」

「そこを通してもらう、おじいちゃんとおばあちゃんを助けだす為に!」

「む・・・」

ジミニーは腕から超電磁杭を出すと加速しヴィランの正面から打ち付ける。

「雷神!」

ヴィランは抜刀しジミニーに稲妻を浴びせその動きを止めようとする。しかし減速はするがジミニーは止まらない更に超電磁杭が伸びる。

「くっ」

たまらず斜め後方に跳び距離をとろうとするがそれを読んでいるジミニーが同じ方向に跳ぶ。

「逃がさん」

さらに迫るジミニー、もはや抜刀できない距離に詰めたその時ヴィランが叫ぶ。

「風神」

しかしその柄の頭の部分に正確に超電磁杭を打ち込み抜刀させず破壊し、そのままの勢いで懐に飛び込み頭突きを顎に打ち付けた。

そのまま海老反りにひっくり返るヴィラン。

「また、拙者の負けでござるな・・、今度は拙者の仕込み杖が破壊された・・、止めを」

(そんな時間はありません)

おんがそう叫ぶとジミニーの姿は一瞬で見えなくなった。



「プロフェッサー・エルベール、この部屋から退出してもらうよ」

アイドはそう叫ぶとプロフェッサー・エルベールと共に部屋の扉をぶち壊して通路へと飛び出して行った。

研究用作業部屋のカプセルに同化したアイルは信彦を脳への障害が最小限になるよう注意深く抽出変換装置を解除していった。

「もうすぐカプセルから出せるようになります」

アイルの声に光子は。

「ありがとう、貴方が来てくれて助かったわ、捕まってごめんなさいね」

「何度も言わなくても・・、貴方達はジミニーの血縁で私達の生みの親でもあるのですから」

そう言いながらアイルはいつもの姿に戻っていった。

「外で待っているイチローとジロウのもと迄案内します」

そう言うとアイルは二人に分かれて信彦と光子を抱きかかえた。

「少しは加速しますが眠っている信彦に負担がかからない様しますので・・、例え警備アンドロイドであっても戦闘は避けますのでじっとしておいてください」

アイルは研究用作業部屋をアイドが出ていった逆方向へと向かっていった。



「こしゃくな、振りほどけんとは・・」

プロフェッサー・エルベールは羽交い絞めにされながらもマザーの居る中央センターへと向かっていた。

(マザーのもとに向かっているのか?今の私でどこまで闘えるのか・・、姉さん早く戻ってくださいね)


「アイド・・、プロフェッサー・エルベール」

まさにその時アイドにジミニーの声が聞こえてきた。





最終章・・、最後までどうかジミニー達の活躍にご期待ください。

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