プロフェッサー・エルベール
新章、更新いたしました。
ジミニー達は南極の雪原を猛スピードで駆け抜けていた。
(この先2キロ10メート級クレバスが有ります)
おんが、前方の空から指示を出す。
(4R/C、VLG)
上空よりアイルがラリーさながらにイチローとジロウに短距離での指示をを出す。
「10メートル級なら飛び越えるぞ」
イチローがジロウに確認をとる。
2台のサイドカーベースのスノーモービルもどきのマシンがクレバスを飛び越える。
彼らは急いでいた、定時連絡もなく敵に捕らわれている可能性が高い信彦と光子を敵本拠地に運び込まれる前に救いだす為に・・。
信彦と光子は眠らされドローンタイプの白い無人運搬機によって運ばれていた。
貨物室には熊の骨格をした銀色に発光している軍用Guardianが操縦席には人間タイプの骨格をした軍用Guardianが座っていた。
「ヴィラン、後どの位かかりそうか?」
熊の様な軍用Guardianが操縦席にいる軍用Guardianに尋ねた。
「貴様は、黙って見張っておけばよい」
低空を縫う様に飛行する無人運搬機、次世代型Guardianに発見されない様に予想されるジミニー達の進路の影に常になるよう飛行支持をだしていた。
「運搬機は見つからなよね・・」
ジミニーは食事をしながら充電休憩を取っているおんとアイルに尋ねた。
「かなり低空を移動していると推測されます、衛星からもかなりステルス性の高い機体を使ているようで捕らえられません」
「私が直接一万メートル位上昇すれば、発見できるかも・・だけど」
「可能性が低いんだね」
アイルが頷いた。
「必ず本拠地に運ぶはずだ、向かっている所は同じだよ、少しでも早く到着すれば問題ないぜ」
「このまま一気に向かったらエネルギーに不安が生じるけど救出後一旦引くって方法もある」
イチローの意見にジロウも賛成した。
「わかったよ、このまま充電が終わり次第一気に本拠地に向かおう」
雪原のラリーのスペシャルステージの様な走行が再び始まる。
(このままでは、敵勢力の方が先に此処に着いてしまいそうです、貴方達どうにかしなさい!)
マザーより命令が無人運搬機に伝達された。
(おい、お怒りだぞ、一気に上昇して最短距離を飛行した方が良いんじゃないか)
熊の様な軍用Guardianが再び意見した。
(ギリギリ迄上昇はせん、必ず基地前で停止するはずだ、まずお前が敵の目をかく乱して拙者はこの無人運搬機を護衛しながら降下させる、その後は必ず応援に向かう)
(俺は囮かよ・・、まあいいやせいぜい暴れてやるよ)
敵本拠地前での戦いが始まろうとしていた。
新章での南極の本拠地で繰り広げられる新たなジミニー達の活躍にご期待ください。




