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欲望の果てに・・(8)

更新いたしました。


どうかご一読よろしくお願いいたします。

  ジロウとおんに戦闘経験の共有済みとはいえイチローの軍用Guardianとしての経験は浅い・・灼熱の炎をまとうレッドの全方位に対して発する棘の攻撃を躱すことが精一杯となり遂に左腕を犠牲にして致命傷を避ける所まで追い込まれてしまった。

「もう、木を振り回すことも出来なくなりましたね、これで終わりですね」

レッドは全方位に灼熱の棘を放つと同時に突進してきた、イチローは素早く眩い光を放ち回避運動に入る、しかし・・。

「何度も同じてに引っ掛かかりませんよ」

レッドは両手で目を覆い手の影からイチローの動きを追い上空から回り込み自立追尾タイプの特殊な超電磁洋弓銃の矢を放つ、正に命中するその寸前に手刀が・・フル加速で駆け付けたジミニーとおんの手刀がはじき返した。

「シルバーの反応が・・、貴様シルバーを・・」

その時、一山離れた山林から青白い光が発光した。

「ブルーが・・」

慌ててブルーの元に向かおうとするレッドの一瞬の隙をジミニーは見逃さなかった、レッドの両肩に回転しながら両足の踵を落とすとその後頭部に頭上から肘を落とした・・、その肘の先には超電磁杭が突起しており激しい電流が放たれた。

「私が・・何故・・、これが終わり?・・、ブラック・・、マザー、助け・・」

そう叫ぶとレッドは灼熱の炎のなか燃え尽きていった。


ジロウとブルーの戦いは熾烈な戦いとなっていた・・。

ジロウを凍結しその機能を停止させ破壊しようとするブルーに対してジロウはその手足の一部を凍結されながらも長年の戦闘経験を生かして襲ってくる三本の鞭に対して互角の戦いをしていた・・、しかい長期戦になるほどお互いの消耗は激しく優位性もなく両者ともに最後の手段・・相打ち狙いの攻撃を仕掛けていく事を考えていた。

ブルーはその全てのエネルギーを使いその身体を触手の形状の鞭を持つ絶対零度の青い卵と化してジロウに襲い掛かる、対してジロウもその身体を荷電粒子の塊としてぶつかり合った。

そして両者から青白い光が発光されその光に飲み込まれていった。



ジミニー、おん、イチローが見たものそれは・・巨大なクレーターの底に融合し凍り付いて結晶化し一つの塊となってしまったジロウとブルーの姿だった・・。





次回、ジロウは?イチローは?ジミニー、おん の活躍をお待ちください、よろしくお願いいたします。

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