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欲望の果てに・・(6)

更新いたしました。


どうかご一読よろしくお願いいたします。

   「ミュー・・?・・仇?」

シルバーは過去を検索すると答えた。

「そうかあの時のGuardian、お前だったのかSerialnumber000000・・」



あの時・・シルバー、ブルー、レッドは研究所より持ち出されたGuardian用の新素材の行方を追って造船所のドッグを捜索していた。

「三色の軍用Guardianだった・・私の力では守り切れない」

戻ってきたレイがミューに現状を報告する・・。

「レイ、私は此処で警備用ロボットや作業用ロボットを操作して時間を稼ぐから貴方はジミニーと新素材を積んだ深海探査船でバートの元に・・」

「ミュー・・、貴方は?」

「私は、貴方を出航させたら投降するわ」

「早く、私はお腹の子がいるから今は乗船できない・・、レイ・・お願い!」

「わかりました・・絶対、無理はしないで下さい」

「この子が居るから無理はしないわ、早く!」

(そう・・これがミューとの最後の会話となってしまった。

そして・・バートにミューがシルバー、ブルー、レッドの強制尋問を避けるため命をたったと聞かされた時、私は・・怒りと悲しみと憎しみのあまり感情がコントロール出来なくなり機能を停止していた・・。

そして・・私はバート達によって新素材の中に同化されていった・・。)



「ミューに貴方達は何をしたの?」

「薬を使って尋問しようとしただけだ、まさか脳を初期化する薬を隠し持っていたとは・・、あってはならない失敗だった・・」

「お腹の子は赤ちゃんはどうしたの?」

「ふっ、親子共々処分したよ」

「何故!、同化したSerialnumber000666 マザーの育成マスターの孫になるはずの赤ちゃんだったのよ」

「その、マザーの決定だよ」

「・・ジミニー、今回は私だけで戦わせてくれませんか!」

「おん、君はレイなのかい?」

「ジミニー・・私はおんです、そして貴方が私の掛け替えのない育成マスターです・・ですから私は決してマザーやブラックの様にはなりません、私を信じてください」

「わかった、必ず後で話を聞かせてよ」

「はい、ではジミニー、暫く力を抜いて身体を丸くしておいて下さいね」

そう言うとおんの身体は二回りほど大きくなりジミニーをその身体の中に収め白く輝きを増し赤と白が反転した戦闘スタイルとなった・・。


「フィルターは取れたようだな・・」

対するシルバーもそのシルバーの輝きをさらに発光させ全身にプラズマを放出させる。


今までにないGuardian同士の戦いが始まる・・。





次回、再び新たな おん の活躍をお待ちください、よろしくお願いいたします。

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