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欲望の果てに・・(2)

更新いたしました。



よろしくお願いいたします。

  宇宙空間から再び一条の矢が放たれて来た、それは日本列島を目指していた・・。


「これで、片付いたのかな?」

ブラックがはるか遠くに見える爆炎を見つめながら話した。

「いや、スタンバイに入った途端に一気に逃げ出す鼠の姿が捉えられていたよ・・、レッドに確認してもらおう」

「ム、気づかれましたか?」

「これで、私のもとに来るしかないよ、私を倒さねば何も出来はしないと考えるだろうよ」

Guardian Serialnumber000999 アイドは楽しそうに笑っていた。



「ぎりぎりだったな」

イチローが体に着いた土煙を両手で叩きながらサイドカーを連動してコントロールしていた。

「予め、最高速が出せそうなルートを探しておいてからわざと休憩して正解でしたね、やはり神の矢の威力は侮れませんね」

ジロウも土煙を叩きながら答えた。

「アイルのおかげだよね、おんが充電する発電用衛星にアイドの情報を知らせてくれるようになって」

ジミニーも頭を掻きながら話し始めた。

「ほぼ停止した状態でなければ繋がらないのは不便ですが、今回は上手くいきましたね」

ジミニーのバトルスーツとなっているおんも今は頭部分だけを外し後頭部のクッションのような体制でジミニーの背後から返事をしてきた。

「アイドにはバレていないのかな?」

「気づいているみたいですよ、しかし無視されているみたいです・・」

「大した事じゃないと思っているのかな?」

「本人に聞かないと・・推測はできません」

「今回は一発だけだったよね、何故数発まとめて撃たなかったんだろか?」

「脱出ルートが特定出来なかったから、後は・・私達を誘っている可能性が高いと思われます」

「だからアイルの事は無視して自分の居場所を知らせているんじゃないのかな?」

「はい・・アイドは現在、秩父と呼ばれている筑波への途中で待ち構えているものと・・」

「もう避けられないし・・、出来ればアイルを少しでも元の状態に戻してあげたいんだ」

「私の育成フィルターがとれ以前の記憶が戻り最大限の能力が発揮出来れば良いのですが・・」

「イチローやジロウも居る、とにかく作戦を立ててみようよ」

イチローとジロウも少し困った顔をしながらも頷いた。



・・やがて深夜に入り上空からの監視を逃れ・・人とも接触する訳にはいかなくなった為、林道を使いジミニーが休憩できそうな山小屋を探して悪路をひた走るその後を追う・・クリスタルの三体の影が・・静かに近づいて来ていた・・。







ジミニー達の関東での次なる活躍どうかご期待下さい。

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