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Land of the Rising Sun

更新いたしました。


日本編の始まりとなります、よろしくお願いいたします。

  「ついに、捕らえたぞGuardian Serialnumber000000!」

Guardian Serialnumber000999 アイドの叫びが木霊する。

(このコロニーにはレッドしか居ないと履んでいたんだけど・・)

15歳になりふた回り大きくChangeしているジミニーの身体から繰り出される以前とは比べ物にならない動きにもアイドは対応してきた。

レッドの相手をしていたイチローはジロウを残してジミニーの応援に駆け付ける。

「ジミニー!撤退するぞ!」

そう叫ぶとイチローの頭部よりストロボの様な激しい光とECM波を発した。


「逃げられたか・・、鼠め」

男性型の軍用GuardianとなったGuardian Serialnumber000999 アイドは悔しそうに羽ばたき大空を暫く見つめていた。



「海を渡る前、最後のコロニー解放とドローンタイプの無人輸送機を奪い取りそのまま一気に渡ってしまいたかったんだがな」

イチローが残念そうに話しかけてきた。

「兄さん、海岸線のコロニーは数が限られていますから読まれてましたね」

「今までは3歩進んで2歩下がる様にランダムにコロニーを開放してきたけど、流石に今回は判りやすかったですね」

上空より偵察用にアイルの様な翼を生やし光学迷彩を施した餅の様な形状のおんが舞い降りてきた。

「それらしき輸送機や修理できそうな船もこの周辺には見当たりませんでした。このまま南に下って台湾海峡から島伝いに日本に渡っていた方が良いと思います」

「そうだね南に下ったらコロニーはもう無いけど又レジスタンスとか生き延びている人達に出会えるかもしれないからね」

ジミニー達は慣れた足取りで南へと駆け抜けて行った。



チェンエン達は大空を見上げていた。彼等は台湾に有るGuardianのプラントから脱走し積み荷と共に無人輸送船を強奪、しかし遠隔操作で強制的に帰港させられていた為、無理矢理エンジン系統を破壊、漂流していた。

「生き残るにはこれ以外方法は無いと思ってたんだけどな・・」

「そのうちGuardianに見つかって沈められるんだわ」

ズーチンは子供をあやしながらチェンエンに不安を口にしていた。

彼等夫婦が研究開発していた新素材がラボからの出火に繋がり、その為に発せられた戒厳令下のプラントから無人輸送船に乗り込む事に成功していた・・。

「すまない、プラントに配属になって、もう心配は何も無いと思ってたんだがな・・」

「貴方が青ざめた顔をして急に帰ってきたときには本当に驚いたわ。何故こんな事に・・」


二人は自分達の運命をただただ嘆いていた。




ジミニー達の日本編での活躍どうかご期待下さい。

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