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カルテット(四人衆) (6)

更新いたしました。


・・因縁の闘いが始まります。


 (馬鹿な我々の加速力で追いつけないと・・)

ブルーは悔しそうに叫んだ。

(処理能力は上でも物理的加速には限界があるはず・・、なのにあの動きはなに!)

シルバーが信じられない者を見るかのごとく叫んだ。

(私の超電磁洋弓銃が放たれる瞬間にもうその場所にはいないのよ、処理能力も数段速い・・)

レッドが悔しそうに叫んだ。

ジミニー達は前回と違い下半身の主導権をおんに任せていた、フィルターが有る為キックなどの攻撃は出来ないが移動に専念すればおんの性能を活かせる〔しかしおんにとってはこれでもジミニーの身体保護の為全開ではないのだが〕、だが上半身のジミニーとの連携が上手くいかないと攻撃には入れないという欠点が有った。

(少しずつ慣れてきたよ、おんはどう思う)

(ジミニーの身体能力は人の中ではかなり高い方だといえます、これなら攻撃に転じられると思います)

攻撃に転じる為に3人の動きの隙を二人は探し続けていた。



サブロウ・・、ブラックは信じられない者を目の前に見ていた、ジロウが目の前でいきなり身体改造をして見せたのだから・・。

「そんな馬鹿なお前は軍用Guardianとしての改造までは行われていないはずだ」

体からのかすかな放電が収まりジロウは答えた。

「お前達の支配下にはもう落ちない様におんに、GuardianSerialnumber000000のそのシステムと体の一部を受け入れていたんだよ、もうお前達には支配などされない!」

「そうかならば、残念だがお前を破壊するのみだ!」

素早く脚にセットされていた高周波実体弾のショットガンを抜くとジロウを打ち抜こうと試みた、しかしジロウはその前に加速状態に入り目の前より消えた。

「ちィ」

ブラックも加速状態に入りジロウの移動先に予測射撃を試みた。

(速い!、以前よりも更に速度が上がっている、しかしそれでも俺の方が速い筈だ)

ジロウは少し戸惑っていた。

(おん・・、基本性能も若干じゃなく大分上がっているよ、悪くはないが対応に少しだけ時間が掛かりそうだ)

ジロウはこれまでの闘い以外の戦法をシミュレーションしながら距離を置く事とした。



「馬鹿な、こんなに一方的に・・」

シルバーの超電磁棒を一瞬掴まれた上にそのまま反転され逆にひっくり返されてしまっていた。

(ジミニー、格闘技を学習していたのですか)

(ああ、マニアでオタクなじいちゃんに無理矢理、教わってたよ)

(それで身体能力が高くなったのですね)

二人の前では数の劣性はもはや関係なくなっていた。


(このままでは・・、フォーメーションアタックをかけるぞ)

ブルーが叫んだ。




新しい力を手に入れた3人の活躍を期待下さい、よろしくお願いいたします。

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