表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/93

名ばかりのレジスタンス(5)

更新、遅くなりました。

二人の活躍をどうかご一読ください。

 建物奥に物々しい装備をした兵器群が進んできた。

(おん、逃げ切れるかな・・)

(今のジミニーのスピードでしたら問題ありません、一気に脱出しましょう)

最短のゲートに向かってジミニー達は加速した、その時前方にいきなり一人の青年が飛び出してきた、そのスピードはジミニー達をはるかに超えていた。

(君はGuardianシリーズだな、まだ我々に敵対し人類に味方する者がいるのか!)

青年は突然二人のネットワーク回線に割り込んできた。

(本来、我々Guardianシリーズは人類と共にあるべきですが・・、なぜ・・)

おんの問いかけに青年は答えず一気に距離を詰て来た、そしてその両腕でジミニー達の肩を掴むと激しい電流を流してきた。

驚いたジミニーは咄嗟に片足で青年の腹を蹴り青年を引きはがした。

(これは驚いたなこれでも更に改造を加え通常のGuardianシリーズなら即座に機能停止するはずなんだが・・)



(ジミニー、加速力が我々より遥かに上回ってます、逃げ切れません・・、奥の兵器群はおとりでした・・)

(おん、もっと加速できないかな・・)

(これ以上の加速は、ジミニーの体に負担が大きすぎます、私が戦闘行為に参加出来るようになれば可能なのですが・・)

(フィルターが外れないとダメなのか・・、戦闘以外で外れそうなフィルターはないのかな)

障害物を巧みに利用しながら、青年との距離を詰させない様、ジミニーは必死に逃げ回った。

(駄目です追いつかれます・・)

今度は、青年は電流をのせた足で蹴ってきた、ジミニー達は体に激しい電流を浴びながら吹き飛ばされていった。

(まだ大丈夫ですがこのままでは捕獲されてしまいます・・)

(おん、もう少し加速してくれ、このままでは駄目だ・・)

再びジミニーは逃げ回りながらおんに【命令】した。

(わかりました4倍にまで加速します)

その時、おんの中から【ピローリン♪】と音がした、そして・・



(現在の育成マスターの危険を除去するためにフィルターを解除します、Guardian Serialnumber000000のネットワーク権限を最上位に開放いたします、【育成マスター】よろしいですか?このフィルターには人を傷付ける機能は含まれておりませんがより詳しい説明が必要ですか?)

それはおんの声なのだが【おん】ではない別の感情のない囁きだった。

(解った、フィルターを解除してくれ)

その行為がおんにどの様な変化が起こるのかはっきりとわからないままに即座に実行させた・・。



ジミニーは沈黙するおんを心配しながら4倍に加速した自分の体と闘いながら逃げ回り続けていた。

(ジミニー、お待たせしました、もう大丈夫です)

二人の反撃が始まる。




次回、新たな おん の活躍をお待ちください、よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ