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悪役令嬢は山にこもり聖女となる  作者: こうじ
悪役令嬢、子育てする
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セシリア、ヴェルが魔王になった理由を知る

「なんでクーデターが起きたんですか?」


「理由は簡単で長年に渡る人間界との戦いにみんな疲れちゃったのよ。だから、先代の魔王とその側近を引きずり降ろしたの。」


「それでヴェル様が魔王になったんですね。」


「ヴェルが魔王になれたのはたまたまなのよ。」


 たまたま?


「ヴェルはそもそも魔王になるつもりはなくて、人間界で暮らしたい、って考えていたみたいよ。」


「えっ!? それってどういう・・・・・・。」


「ヴェルは人間界にスパイとして潜り込んでいた時期があって、そこで今のここの王族と知り合った、て言ってたわ。そこで気づいたらしいの。『魔族も人間も良い部分も悪い部分も同じじゃないか。』て。それまでは人間を見下していたんだけど、すっかり毒気が無くなったみたい。」


「あれ?ミラージュ様が性格を変えたんじゃ無いですか?」


「ミラも一緒に同行していたのよ。ミラは元々は人間なのよ。」


 えぇっ!?


「ミラージュ様は人間なんですか? なんで魔族に?」


「セシリアと一緒よ。」


「はい?」


「ミラも婚約破棄されて魔族領に追放されたらしいの。そこを先代の魔王が拾って魔族として育てたらしいわ。」


「でも、人間から魔族になれるんですか?」


「色々、条件があるんだけどミラはクリア出来たの。ミラはその婚約破棄された元婚約者に復讐したらしいわよ。」

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