セシリア、罠にはまる
いよいよ最終層にやって来ました。
ここまでなんとか無傷でやって来ました、魔王様以外は。
「モンスターの気配は無いね。匂いが全然しないもん。」
しかも一本道になっています。
「油断はしない方が良いわよ。何せ相手は『鮮血の魔女』なんだから。」
「どういう方なんですか、鮮血の魔女て?」
「7将軍の中で一番頭が良くて参謀として作戦を作る名人よ。難点が一つだけあって・・・・・・。」
シャリル様の話を聞いている時に『カチッ』て言う音がしました。
と、同時に急に風景が変わりました、て言うか何故か上空に体が投げ出されました。
ドシン、という音と共に腰から地面に落ちました。
「いたた・・・・・・、何処かしら、此処は?」
周りを見ると拾い部屋です。
「ぎゃん!?」
「きゃあっ!? シュシュ様!? 大丈夫ですかっ!?」
「うぐうぅっ・・・・・・、な、何が起こったんだ?」
突然、シュシュ様が私と同じ様に現れて地面に頭から落ちました。
「やっぱり罠があったみたいね。」
シャリル様が翼を羽ばたかせながらゆっくりと降りてきます。
・・・・・・何かズルいです。
「これは・・・・・・、魔女が仕掛けたんでしょうか?」
「十中八九間違いないわね。 さっきの話の続きだけど、難点て言うのは性格の悪さよ。こういう罠を仕掛けるのが大好きなのよ。」
何となく理解出来ました。
それよりもどうやら別れてしまったみたいです。
ミュウ達が心配です。




