セシリア、魔王に相談する
ダンジョンを見つけてから数日後
レオンとミュウを連れてたまにダンジョンを冒険している。クラリッサは入口までついてくるが中には入らずアンと待ってもらっている。
ダンジョンが何処まで続いているかわからないが、1Fはスライムばっかり。
最初は気持ち悪かったがすっかり慣れた。
スライムは壁の隙間から産み出されているみたいで何処かに大元があるかもしれない。
奥まで行きたいけど流石に女子供だけじゃ心足りない。それに私達はプロの冒険者ではないのだ。
ギルドに相談に行くべきか、しかし此所は神の山、普通の人達が入れる場所ではない。
どうしたものか、と悩んでいたら思わぬ訪問を受けた。
魔王ヴェル様がやって来られたのだ。
「突然の訪問すまないね。ハリスに結婚の祝いを言いに来たついでにどういう暮らしをしているか気になってね。」
「良いんですか? 魔王様が人間の里にやって来て。」
「魔王と言ってもそんなに仕事は無いんだよ。たまにトラブルを解決するぐらいだから。」
「魔族間でもトラブルがあるんですか?」
「血気盛んな奴が多いんだよ。うちの娘がそうなんだよ。こないだの奴隷の時なんて正面から切斬り込んで行ったからね。」
苦笑いしているヴェル様。
私はせっかくなのでダンジョンについて聞いてみた。
「ふむ、この山のダンジョンか、魔族領なら全て把握しているんだが・・・・・・。」
「正直何処まであるかわからないんです。私達は素人ですから。」
「誰か戦闘のプロが必要か。わかったよ。うちの娘をそのダンジョンに行かせてみよう。一応僕も着いていくから。」
魔王様とその娘様が参加してくれる事になりました。




