セシリア、ダンジョンを見つける
今日はクラリッサにアンを任せて、山の頂上付近を目指して登る事にした。
たまに時間を見つけては山中を散策する事があるんだけど、まだ頂上までは行った事が無い。
更に言えばアンが来てからは殆どの時間はアンにつきっきりなので近くを散歩するぐらいだった。
なので久しぶりに1日かけて頂上を目指して歩く事にした。
「それじゃあ、行ってくるわね。」
「姉さん、危険を感じたらすぐ帰って来てくださいね。」
「わかってるわよ。」
クラリッサに心配されながらも出発した。
「だいぶ景色が変わって来たわね。」
登り始めてどれくらい経ったかはわからない。
だけど、雲が近くにあるように感じる。
私は休憩をしながら道なき道を歩いている。
誰も足を踏み入れていない場所という事があって、草が生い茂っている。
私は持っているナイフで草を刈りながら歩く。
コンパスを見ながら方角を確認していく。
「あれ?」
歩いていくと洞穴を発見した。
「ただの洞穴かしら?」
ちょっとだけ入ってみる、がすぐに出た。
足を踏み入れた瞬間、グニュッて音がしたから。
靴を見るとネバネバした物がついている。
「まさか・・・・・・、スライム?」
この洞穴はモンスターの巣穴かダンジョンかしら?
そう言えば、今までモンスターを見た事は無い。狼とかイノシシは見た事あるけど、所謂『魔物』ではない。
後日、改めて装備をして入ってみた。
松明で周りを見てみるとやはりダンジョンらしい。
床にはスライムがうようよしていてちょっと気持ち悪かった。




