セシリア、旧友と会う
出席者全員が集まった所でセレス様の挨拶が始まった。
「この度は私セレス・イーストンとハリス・イーストンの結婚パーティーに来ていただきありがとうございます。今夜は親しき方々とのパーティーなのでリラックスして楽しんでいただければありがたいと思っております。」
パチパチと拍手がする。
「それでは皆さん、楽しんで下さい。」
こうして結婚パーティーが始まった。
「料理、美味しそう!」
「ミュウ、よだれ出てるよ。」
「二人ともたくさん食べてくださいね。」
「ありがとう、セレスお姉ちゃん!」
「セレス様、少し痩せられましたか?」
「やはり慣れない事はやるべきではありませんわね。」
セレス様は少々疲れている感じがします。
「昨日は一口も食べれませんでしたわ。お客様に挨拶したりお色直しをしなければならないし、忙しかったんですのよ。」
「それは大変でしたね。でもトラブルは無かったんですね。」
「これで起きたら私、ぶちギレますわよ。自分で自分の結婚式をぶち壊しかねませんわ。」
やりかねないから怖いです。
「セレス様、御結婚おめでとうございます。」
「これは『マローン』様、来て頂きありがとうございます。」
セレス様に挨拶しに来たのは『マローン・ノワール』公爵令嬢
「セシリア様もお久しぶりです。大変でしたね。」
「いえいえ、今はそれなりに楽しんでますから。マローン様は確か隣国に嫁がれるんですよね?」
「あぁ、その話なら無くなりました。」
・・・・・・はい?
「このような所で話す事ではありませんけど、向こうの一方的な理由で破談になりましたわ。細かい理由はわかりませんけども。」
「それは災難でしたわね。」
「えぇ、私、暫くは恋愛は出来そうもありませんわ。ちょっと男性不振に陥ってしまいそうで・・・・・・。」
あぁ、これは怒ってますね、間違いなく。
内心は腸が煮えくり返っているみたいです。




