表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢は山にこもり聖女となる  作者: こうじ
悪役令嬢、山にこもる
31/77

セシリア、魔王と会う

「それで、摘発時にセシリア様達も同行して頂きたいんですの。」


「えっ? なんで?」


「奴隷の中に二人の関係者がいる可能性がありますから確認してほしいんですの。」


「それって二人を連れ去った商人がいる、て言う事?」


「その可能性は十分高いと思っておりますわ。」


 私はミュウとレオンの顔を見た。


「僕は仲間を助けたいから、力になるよ。」


「私も! あいつの顔は覚えてるから一発殴ってやりたい。」


「それだったら私が殴り方の指導をしてあげても『止めてください』冗談ですわ、冗談。」


 良かった、ミュウが変な道に行く所だった。


 と、扉が開いて二人の男性が入って来た。一人は見覚えのある人物だ。


「セシリア、久しぶりだね。」


「ハリス様、ご無沙汰しております。」


 セレス様の婚約者であり、次期国王のハリス様だ。


「バカ兄貴フェルモンドの件にしては申し訳なかった。王族を代表として謝るよ。」


「いいえ、ハリス様が謝らなくても良いんですよ。私はお陰で貴族の生活から抜け出せたんですから。」


「君の笑顔を見れば充実してる事がわかるよ。あ、セシリア紹介しておこう。魔族領を統轄している『ヴェル・ド・デモン』様だ。」


 魔族領を統轄‥‥‥?


「はじめまして、ヴェルと言う。私達の仲間を保護をしてくれてありがとう。」


「あ、いえ、あの、どういたしまして‥‥‥、セシリアと言います。あの魔族領を統轄している、という事は魔王様、という事ですか?」


「まぁ、そういう事になるね。」


 ハハハと笑うヴェル様。


 なんて言うか思っていたのと違う。魔王と言うともっと怖くて冷たいイメージがあった。でも目の前にいるヴェル様は、知的で優しそうな方だ。


「セシリア様、ヴェル様は既婚者で娘がおりますわよ。」


 セレス様、人の恋心を一瞬で撃ち砕かないで下さい。  


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ