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悪役令嬢は山にこもり聖女となる  作者: こうじ
悪役令嬢、山にこもる
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セシリア、内職をする

 私達がやって来たのは『冒険者ギルド』


 「あれ?お姉ちゃん、冒険者になるの?」


 「違います。確かにギルドと言えば冒険者のイメージがありますけど・・・・」


 私は受付の方に声をかけました。


 「すいません、『内職』を探しているんですが」


 「はいはい、内職ね。こちらにリストがあるから好きなのを選んでね」


 そう、私が探しに来たのは内職。


 学校に通っていた時にチラッと小耳に挟んでいたのです。


 平民やお金の余裕の無い貴族はギルドで内職を探して小銭を稼いでいる、と。


 「何か買う物があるの?」


 「ミュウや私の服とかね。」


 「服、あるでしょ?」


 「でも、女の子なんだから、おしゃれは必要よ。」


 実際はミュウにもっと可愛い服を着せたいし、私も服や化粧品を買いたい、という理由があるんです。


 誰に見せる訳でも無い、もうお茶会や社交会、晩餐会には行かなくても良いんですけどね。


 それでも、ある程度のおしゃれは必要です。


 「あ、これにします」


 「はいはい、『しおり作り』ね。じゃあ書類に名前を書いて提出期限日に直接お店に持って言ってね」


 私がやる事にしたのは、『しおり作り』


 依頼者は本屋さんで、一枚につき、銅貨1枚の報酬だ。


 まずは簡単な物からやっていこう。


 その後、本屋さんに出向き、材料を頂く。


 「花とか草とかをつけてほしいんだ。デザインが良かったら報酬もアップするよ。」


 私達は山に帰って早速、仕事を始めた。


 何せ、材料となる草花は山ほどあるんだから。


 後は私のセンスにかける。

 

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