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ダンジョン作ったら無理ゲーになりました(旧)  作者: 緑葉
第三章 街合宿編
34/189

特別編 ダンジョン図鑑 裏ダンジョン編

「光輝と!」

「エイミィの!」


「「ダンジョン図鑑!!」」


わーパチパチパチ


「・・・またこの入りかよ!」

「細かいことは気にしない!今回はいよいよ裏ダンジョンの説明だよ!」

「と言ってもな、ゾアのフロアはフライングで軽く情報出てたし」

「そんなことは気にしない!さあ、裏ダンジョンの説明をする!」


・・・・・・・・・・・・・・・


地下1階層~11階層

担当フロアボス:ミーシャ

出現モンスター:悪魔系モンスター、アンデッドモンスター

主なドロップアイテム:悪魔の血、心臓、血石


「裏ダンジョン最初のフロアは悪魔やアンデッドが出現するフロアだ」

「ねぇ、表ダンジョンと裏ダンジョンの大きな違いって何かあるの?」

「ん~、単純な戦闘なら特に違いは無いんだけど、ギミックにおいては難易度は格段に跳ね上がるかな・・・まあ、いうなれば常識が通じない世界を舞台にしている」

「常識が通じない?」

「まあ、それは冒険者がやってきた時のお楽しみとしよう」

「未だにグラムのところにも辿り着いていないのに・・・・」

「次はフロアボスの紹介だ」


地下11階層フロアボス:ミーシャ

地下11フロア:精神世界

種族:悪魔族

二つ名:魂魄の悪魔姫

外見と特徴:白い肌に真っ黒のドレスを着た少女。蝙蝠のような翼を出すことが出来る。

身長:1m55cm



「裏ダンジョン、最初のフロアボスミーシャ」

「そういえば、ミーシャって目に見えないものも見える特殊な目を持っているのよね。光輝が作ったダンジョンも込められた想いが見えるとか言ってたし」

「ミーシャには【ユニークスキル:心眼】を持っているんだ。だから相手の感情、精神状態、魔力を視る事が出来る・・・あと透視能力も備わっていたな」

「なんかチート能力だね・・・そんなので冒険者は勝てるの?」

「それは全てのフロアボスに言える事だね・・・・知らん!俺も最高のフロアボスを考えて作っただけだし」

「・・・呆れた。ところでここのフロアの目玉は何かある?」

「あるにはあるが、それは今後のお楽しみにしておこう」

「作者のネタ不足じゃないでしょうね?」

「失敬な!ちゃんと考えてあるさ!まあ、大群で挑んだら間違いなく被害は甚大になるとだけ言っておこう」


・・・・・・・・・・・・・


「次は地下12~22階層・・・ゾアが担当しているフロアだね」

「合宿編で色々と情報は出ていたけど・・・まあ、こんな感じ」


地下12階層~22階層

担当フロアボス:ゾア

出現モンスター:ロボット、機械ゾンビ、ホムンクルス、キメラ

主なドロップアイテム:暗黒物質、隕石、重力石、機械武器


「・・・何というか本当にファンタジー?」

「SF系も立派なファンタジーさ・・・まあ、世界観が異なるけどね。昔、SFの意味をスペース・ファンタジーと勘違いしていたことがあった。正解はサイエンス・フィクション」

「もしかして、ビームサーベルとか落ちたりするの?」

「落ちるよ。SF系に登場する武器は大抵落ちるようになっているし。他にも軍オタが喜びそうな拳銃やライフルとかも落ちるようになっている」

「うぁ・・・それもし冒険者が拾ったらやばくない?世界の軍事バランス崩壊の危機じゃないの?」

「魔法の世界に近代兵器を持ち込んで無双する話があるけど、逆に現代に魔法が使われ無双される話もあるからね・・・要は使い方と知識次第だよ。少なくともフロアボス相手にバズーカを持っていたとしても簡単に倒せるわけじゃないし」

「ああ・・確かに」


「次はフロアボスの紹介だ」


地下22階層フロアボス:ゾア

地下22フロア:宇宙ステーション内部

種族:ダークエルフ

二つ名:虚無の皇帝

外見と特徴:黒いフードをかぶったダークエルフの少年。何故か関西弁で話す。

身長:1m50cm


「俺はゾアにあってかなりダークエルフのイメージが変わったぞ。機械をいじるのはまだ許容範囲だが、関西弁って・・・この世界に関西弁なんてあるのか?しかも、ダークエルフなのに魔力が少ないとか・・・」

「フロアボスの個性に関しては私もよく分からないわ。ゾアという存在がそういうしゃべり方をするのでしょう」

「まあ、あいつと話していると結構楽しいからいいけど」

「そういえばゾアってフロアボスの中では魔力が一番少ないのよね?そんなのでフロアボスとして大丈夫なの?」

「ああ、それは問題ない。ゾアは魔力が少ない代わりにフロアボス随一の頭脳の持ち主って設定だから、フロアボスとしては申し分ない実力の持ち主さ。どちらかというと軍師タイプだな、ヒトを動かすのが上手い。だから、技術部門と人選は基本的にあいつに任せている」

「なるほどね・・・じゃあ、次のフロアは・・・」

「・・・なあ、ここはスキップできない?」

「ムリ♪」


・・・・・・・・・・・・・


地下23階層~33階層

担当フロアボス:エドワード

出現モンスター:妖精、精霊、霊獣、妖怪

主なドロップアイテム:魔石、宝石、魔法道具


「きました!フロアボス・エドワードが担当するフロア!」

「えーと、ここは基本的に幻想をイメージしたフロアだね。妖精や精霊が登場する設定だ」

「妖怪とかも出るみたいだね」

「妖怪も伝承とかに登場する架空の生物だからな。ちょっと世界観がおかしいかもしれないが、妖精がいるから妖怪も入れた」

「同じ『妖』が入っているから?」

「・・・・よし最後のフロアの紹k『次はフロアボスの紹介!』・・・」


地下33階層フロアボス:エドワード

地下33フロア:神の図書館

種族:人間族

二つ名:原初の魔術師

外見と特徴:黒髪のイケメン。体には謎の模様が描かれた刺青が施されている。謎の痛々しい発言を平然と言う。

身長:1m80cm


「ぎゃあああああ!やっぱり来てしまった!」

「ふーん、エドワードね・・・教えて、エドワード君」

「ゴメンナサイ・・・チョウシニノッテマシタ・・・ダカラユルシテ」

「もう!説明しなさい!」

「・・・ダンジョンを作るときに、フロアボスの設定で俺が過去の黒歴史データを元に作ったフロアボス。基本的に全ての魔法が使える最強の魔術師って設定」

「なるほど・・・っで?この外見とかは?少し光輝の面影があるのだけど?」

「・・・理想とする俺の姿をイメージして作りました・・・もうイイだろ!これ以上俺の繊細な心を傷つけるなよ!俺のライフはもう0よ!」

「なるほどね~・・・ふふん、今度二人がいる時は光輝の事『エドワード君』って呼ぼうかな」

「絶対無視してやる!」


「そういえばダンジョンの住民でエルフとかいるけど確か、エルフの出身ってエドワードが担当するフロアだよね?どちらかというとエドワードが地下22階でゾアが地下33のフロアボスなんじゃないの?そっちの方がしっくりくるんだけど」

「ああ・・・そこね。そこを掘り下げますか・・・ん~始めは確かにエイミィの言うとおり、二人の担当フロアは逆だったんだよね」

「え?そうだったの?」

「そうだったんだけど、エドワードというか俺が考えていたエドワードの設定が思いっきしゾアと被っていたんだよな。だから、ゾアを機械担当、エドワードを魔法担当にしたんだ。ポップするモンスターはそのままにしたから少し違和感はあるかも」


「まさかの裏話でした!」


・・・・・・・・・・・・・・・・


「最後になりました、地下34~44階!」

「ダンジョン最後のフロアボス・メリアスが担当するフロアだ」


地下34階層~44階層

担当フロアボス:メリアス

出現モンスター:植物系モンスター、蟲系モンスター、???

主なドロップアイテム:???


「え?・・・なんかおかしくない?『???』って何?」

「これは秘密・・・というか、俺も詳しく知らない。植物系のモンスターや蟲系のモンスターがいるのは間違いないんだけど登録画面には『???』としか表示されないんだ。バグだと思ったんだけど機能は正常に作動している。メリアスに聞いたことがあるんだけど『いずれ紹介します』とか言われたからな・・・正直、ここだけは俺もあまり知らない」

「ふーん・・・・まあ、メリアスが大丈夫って言うなら大丈夫でしょう・・・次は彼女についてだね」


地下44階層フロアボス:メリアス

地下33フロア:世界樹

種族:聖樹神

二つ名:世界樹の女神

外見と特徴:エメラルド色に輝く長髪の持ち主で神々しいオーラを放っている・・・ように見える

身長:1m65cm


「やっぱ、ラスボスと言ったら神だよな・・・レベルも最高クラスの95」

「・・・何というか私より神様っぽくない?」

「まあ、慈愛に溢れ母性も強い性格だからな・・・フロアボスたちのリーダーポジションだし。性格が子供っぽいエイミィよりも神様っぽいよな。レベル差も90もあるし。もし二人が並んでいて『どちらが神でしょう?』って質問したら十中八九メリアスが選ばれるな!」

「うがあ!何でこんなフロアボスを作ったのよ!ってか神を作るとか何様?!」

「知るか!俺だって作った時点じゃ知らなかったんだからしょうがないだろ!」


・・・・・・・・・・

「えー以上を持ちまして裏ダンジョンの紹介でした」

「正直、裏ダンジョンには謎が多すぎるよね・・・正直、これがタイトルどおりのダンジョン図鑑といって良いのか疑いたくなるくらいの情報の少なさ。表ダンジョンが攻略したら行ける設定だけど、ここに挑める冒険者現れるの?」


「さぁな・・・少なくともすぐに突破されることはまず無いだろう。まあ何とか別の活用法を見つけるさ。あと、図鑑といってもゲームが販売される前に選考販売される攻略本も結構似たような感じだぞ。『完全攻略』とか書いてあっても肝心な内容が伏せてあったり『あとは君が冒険して確かめよう』とか・・・・」


「え~・・・・さて、これでオリジンダンジョンは大体説明できたけど・・・・」

「次からはアルヴラーヴァの世界についての特別コーナーをやろうかと思っています」


「閲覧者の皆様ももし、質問などありましたら答えられる範囲で答えてますので、コメントなどに書き込んでください!緑葉さんのモチベーションにも関わりますので」

「おい、待て!コメントって何だ?!緑葉って誰だ!」


「それでは皆さん次回も」


「「よろしくお願いしま〜す」」


わーパチパチ


エイミィの言った通り、もしアルヴラーヴァのことやダンジョンのことについて質問がありましたら、コメントなどに書き込んでください。あまり過剰な質問はお断りします、緑葉のメンタルは豆腐並みなので。


それではよろしくお願いします。

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