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ダンジョン作ったら無理ゲーになりました(旧)  作者: 緑葉
第一章 ダンジョン創作編
1/189

ダン無理 登場人物紹介 ※ネタバレあり

今後、話を進めていくにつれ、更新していく予定です

主要人物


神埼かんざき エドワード 光輝こうき

種族:人間族

アメリカ生まれの日本人ゲームプログラマー。仕事の途中、落雷と共にやってきたエイミィにダンジョンを作ってもらうように依頼される。エイミィの依頼でダンジョンのゲームプログラムを面白半分で作った結果、無理ゲーレベルのダンジョンになってしまった。


責任感は強く、自分を慕ってくれるフロアボスのことは大切にしている(本人曰く、必死に考えて作ったものであるため愛着が強い)。コードを見るだけですぐに頭の中でイメージを作り上げることができる。


ダンジョンから生まれた魔物を魔人へと進化させ、ダンジョンの地下45階に街を作る。ゲーム以外のことでは素人で、異世界物語に登場する主人公の真似事をして失敗することが多い。計画性もゲームを作ること以外では低く、行き当たりばったりなことが多い。(だが大抵何とかなる)


ダンジョンの魔力を消費して、ドロップアイテムを具現化したり、ポップモンスターを出現させることが出来る。また、ダンジョンから生まれたモンスターのスキルを使用できるが、自身のレベルが追いついていないため、戦闘は苦手。


メリアスの計らいで『マナの実』で作られた酒を飲んでしまい人間から半神半人デミゴッドへ進化した。また溢れる魔力を制御できず『理の編集』を行い、ダンジョンによってロックされていた様々なプロテクトを解除してしまった。


エイミィ

種族:神

アルヴラーヴァの女神。光輝をアルヴラーヴァにつれて来た張本人。神狩りの信仰が広まり自分を守ってくれるダンジョンを作ってもらうために、コウキを異世界につれて来た。人々に恩恵を与える能力を持っており、コウキに自身の能力を与えてダンジョンを作らせた。人前ではお淑やかな口調で大人な女性を演じるがコウキに対しては素の状態で接する。かなり独占欲が強く、コウキが他のものに没頭しているとすぐに邪魔をしたがる。


光輝と同じ、ダンジョンの魔力を消費して物を作ることが出来るが、プログラミングスキルが低いせいで、大抵失敗する。(光輝曰く機械オンチ)


メリアスから『マナの実』で作られた酒を飲み、光輝にキスをしてしまって以降、精神安定ポーションなどを使用しないと彼を直視する出来なくなってしまうほど乙女になってしまった。


オリジンダンジョン フロアボス


メリアス

二つ名:世界樹の女神

種族:聖樹神

レベル:95

地下44階層のフロアボス。世界樹の女神の異名を持ち、植物を操る能力を持つ。コウキは彼女がこのダンジョンのラスボスの設定で創った。玉座の前の部屋がフロアボスの部屋になっている。そのため、戦闘力が非常に高い。他のフロアボスたちをまとめる筆頭を務めており、コウキがいないときは彼女がダンジョン運営を任されている。趣味として薬草やマナの樹を育てている。リーダースキルは高いがやや天然な性格(植物なだけに)。

名前の由来はギリシア神話に登場する、トネリコの木の精霊から。


グラム

二つ名:大地の巨人

種族:巨人族

レベル:55

11階層のフロアボス。2メートルを余裕で超える巨漢で、アロハシャツとジーパン、厳つい顔にサングラスをかけて見た目はヤーさん。戦闘時には10メートルほど巨大化することができ、それ以外でも、身体の一部を巨大化させることができる。フロアボスの仲では一番レベルが低いが、喧嘩するカルラとリンドを止めるなど立場の上下関係無く怒鳴る。彼が担当するダンジョンは主に陸上のモンスターやゴーレムがいる。筋トレを日課としている。


ヒュウとは二度対戦しており二戦とも勝利を納めているも、高く評価している。フィロメールとアッシュの事も評価しており彼女たちをオリジンへ招待した。


ゼノとの交易のために外交官を派遣することになった時は自分んお責任ということでゼノに向かいフロアボス代理をグンナルに任せた。ゼノに到着後ヴェインと戦うことになり、七日間もの激闘を繰り広げゼノの伝説として語り継がれることになった。

名前の由来は重さの単位である『グラム』から。



カーツ

二つ名:深海の覇者

種族:怪魚人

レベル:60

22階層のフロアボス。ライフル型の魔銃を武器持つ金髪の青年。魚人特有の魚の鱗と鰓を持っており耳は鰭の形をしている。グラムとは仲が良い。趣味は釣りとサーフィンで、ダンジョンの中にいくつもの釣りスポットを作っている。22階層は荒れ狂う海が広がっていて、暇なときは高波作ってサーフィンをしている。


才達がオリジンにやって来た時はオリジン代表としてエキビションマッチで才と戦うことになった。なお代表を選んだ方法はあみだくじ。ソロ用のサブアカウントを光輝から貰うが才の実力が想像以上に高く全く歯が立たなかった。フロアボスアカウントに切り替え才を圧倒するも、最後は才の自爆によって引き分けという形で終わった。

名前の由来は速度の『knot』とサーフィンの『surf』を合わせたもの。


カルラ

二つ名:元素の神獣

獣人族・神獣種

レベル:65

33階層のフロアボス。白銀の髪に猫耳と尻尾を持つ女性。元素の神獣の異名どおり、元素系統の魔法が使える。無機物ならあらゆるものを切り裂く爪を持つ。リンドとは犬猿の仲(コウキ曰く龍虎の仲)で口を開いては喧嘩をするがお互い上下関係無く話すことも多いため、酷く仲が悪いわけではない。

名前の由来は『狩る修羅』から。


リンド

二つ名:天空龍

龍人族・天龍種

レベル:70

44階層のフロアボス。表ダンジョンのラスボスを担当している。青い長髪の男性で、チャイナ服を着ている。普段はクールな性格でいるが、怒りの沸点はかなり低く、特にカルラとはよく喧嘩をしている。普段は人型でいるが、本気を出すときは龍の姿に変わる。天候を操る能力を持っており、彼の戦闘は屋外に向いている。


プライドが高く光輝、エイミィや他のフロアボス以外の者には上から目線で物を言うことが多く、直属の部下であるソウキたちからは忠誠心の欠片も持たれていない(ただし実力は歴然の為従っている)。だが最近は部下たちとの交流も増え一緒に飯を食べるところを度々見られている。


怒りの沸点が低く、ちょっとした事で感情的になるが本気で怒る時のみ肌から鱗が浮き出る。

名前の由来は喜怒哀楽の『怒』と龍の『鱗』から。


ミーシャ

二つ名:魂魄の悪魔姫

レベル:68

種族:悪魔族

地下11階層のフロアボス。白い肌に真っ黒のドレスを着た少女。背中には蝙蝠のような翼を生やすことができる。魂魄を司る悪魔で、肉眼では見えないものを視る事ができる『心眼』を持っている。また圧倒的な治癒力を持っているため、たとえ身体の一部を失おうと首さえ残っていれば再生できる。健全な魂を吸うのが好きで、コウキの魂は美味らしい(魂を吸うといっても気だるくなる程度で、死に至ることは無い)。状態異常のスキルが全く効かない耐性を持っている。また読心術も使えるため、彼女に嘘は通用しない。

名前の由来はMessiahのアナグラム。


ゾア

二つ名:虚無の皇帝

種族:ダークエルフ

レベル:75

地下22階層のフロアボス。黒いフードをかぶった少年。フロアボスの中では特に口数が少なく、協調性が無いように見られるが、実はかなりのおしゃべりで誰よりもコウキの力になりたいと考えている。テキストフレイバーに『ダンジョンのラスボスを崇拝している』と入れたためコウキの事を過大評価しており、彼の行動を深読みしすぎることが多々ある。しゃべり方は何故か似非関西弁。技術開発部門を担当しており、街に役立つ魔法具を開発している。時々メタ発言をする。

名前の由来は『zero and one』の頭文字を入れ替えたもの。


エドワード

二つ名:原初の魔術師

種族:人間族

レベル:88

33階層のフロアボス。コウキが異世界で戦う理想の自分をイメージして創ったフロアボス。過去の黒歴史の資料を詰め込んだような設定で、あらゆる魔法を使うことが出来、原初の魔法と呼ばれる大規模魔法が使える。コウキのミドルネームを授かったため、他のフロアボスから羨ましがられることがある。中二病の痛い発言を平気でするため、コウキにとっては黒歴史と言っていいほど彼に戦わせたくない(しかし、他のフロアボスはかなり賞賛している)。諜報部門を担当し、主に裏方の仕事を任せられているが本人は『影に生きる我に相応しい仕事』といい尽力している。


『ノフソの森編』で光輝の護衛としてついていき邪神と対峙し、光輝のアシストによって邪神の撃退に成功する。亜人を虐げるルヌプ兵に怒りを見せるなど正義感が強く、子供たちからヒーローの眼差しで見られるようになった。感情的になると中二病発言はしなくなる。


ダンジョン住民


アルラ

種族:植人族

職業:生産部門・農業部門責任者、メリアスの補佐


メリアスを小さくしたかのような可愛らしい少女。メリアスの補佐として活動しており、彼女が担当する生産部門の殆どを任されている。地下44階層出身ということもあり、進化した住民たちの中では最強クラスの実力を持つ。


メリアス同様天然なところがあり、魔素への耐性によって苦しむ馬を救うために『メリアス印のマナの実』を食べさせて神獣へ進化させる事件を起こした。


その正体はエイミィと同じ三大神である、生命の神・セフィロトだった。邪神を封印したことで力を失った後エイミィに救われ、植人族として復活を遂げる。今後もダンジョンの住民として活動をすることを光輝に告げ、楽しく暮らしている。


才たちがやってきた時は案内人を務め才たちに農場エリアを案内した。


タマモ

種族:妖人族・九尾種→神霊族・稲荷神種

職業:ダンジョン管理部→ダンジョン管理部・総責任者


光輝が採用した、ダンジョン管理部のメンバー。見た目は狐の獣人だが尻尾が九本ある。フロアボス達の前でも堂々と報告のできる肝っ玉の持ち主。戦闘力もしっかり持っており戦闘員として戦える。小悪魔タイプで冒険者達がダンジョンでトラップにはまる姿を見ることに快感を覚える。光輝にダンジョントラップを企画し、光輝以上にエグいトラップを考えている。R-18系のお色気トラップは作ろうとはしない。


ある日を境に光輝に対して恋心を抱くようになり、光輝がエイミィに好意を持っていることに気付いている。それでも、対抗心は燃やし続けており仕事中は光輝のそばにいようとする。


『ノフソの森編』でエイミィが光輝にキスする所を目撃し一度は撃沈するが、お酒が原因だと知り元気を取り戻すも、間違えてメリアスの『改良マナの実』を食べてしまい神霊族・稲荷神種へ進化した。【分析スキル】が格段に上がり【未来予測】まで可能になった。


光輝からご褒美として一緒にカグツチに行くことになった時は舞い上がっていた。後に自身の実力を身に付けるためにメリアスに師事してもらいひたすら実践戦闘を行っていた。そのおかげもあり、戦闘時では不動の心とも言える精神力を手に入れユニークスキル『神通力』を取得した。


ホワイトリー

種族:屍人族→神霊族・生魂神種

職業:技術開発部門、鍛冶師

所有スキル:【鍛冶スキル:レベル6】、【ユニークスキル:魂眼】


街の鍛冶師として働く少年。まだ子供ではあるが【鍛冶スキル】はすでに大人たちより上。気弱な性格で本名ではなく『ワイト』と呼ばせている、後に愛称として呼ばれるようになる。ゾアの推薦で合宿メンバーに選ばれ光輝と共にダンジョンの外に出る。実はゾアが勝手に召喚した死霊であり、正確にはダンジョンから生まれた住民ではない。そのことを気にしているせいか、最近では自虐的な性格になってしまっている。ゾアの助手でもあり、鍛冶以外にも機械の技術や知識を身につけている。ユニークスキル:魂眼を所有しており、相手の魂や感情を色や形で認識する能力を持ち、相手の思考を読み取ることが出来る。


合宿中に鍛冶師としての才能を見せ、鍛冶ギルドマスターのトーマスに半ば無理やり弟子にさせられそうになるが、最後は自分の意志で弟子入りを志願した。知識には貪欲で弟子入りしてからもその成長速度は上昇する一方。


ダンジョン交易編では以前よりもさらに上がっており、複数のスキルが付与されたユニーク武器を作れるようになっていた。光輝が雑貨店・リズアを立ち上げた時は、真っ先に自分の作品を出品する契約をした。


テオからの依頼でトーマスの代理として光輝達と一緒に赴くことになった。大人たちに囲まれた生活が長いため学校や同年代と一緒にいることにも憧れており、王都で学校を見学した時に通いたい気持ちを光輝に知られ、彼の計らいで依頼が終了した後にプラムと一緒にテオの学校で学ぶことになった。


ザズムフによる『王都崩壊作戦』では、ゾアに連れてこられて地脈に流れる感情の撤去作業に取り掛かった。その時にゾアから『改良版マナの実』を食べて、神霊族・生魂神種へ進化を果たした。進化したことで【鍛冶スキル】がレベル10へ上がり、【精神干渉】のスキルの習得に成功した。


マリー

種族:魔人族、夢魔族

職業;技術開発部門、インテリアデザイナー


技術開発部門で家具などをデザインをしている女性。サキュバスが進化した魔人で性知識は豊富。また相手を魅了する固有スキルを持つ。刻印魔法をゾアから伝授してもらっており、生活用品の生産を任されている。インスピレーションを磨くためゾアの推薦で合宿メンバーに選ばれる。商談にも興味を持っており、魅了スキルと話術を巧みに扱い交渉することが得意。いずれは光輝の部屋もコーディネートしたいと考えている。


『ノフソの森編』では光輝の護衛として参加し、技術開発部門が発明した新型の武器を駆使して戦力として活躍を見せた。技術開発部門では主に刻印魔法の研究をしており、家具など生活に役立つ物を開発している。


ジョージ

種族:獣人族、ゴリラ種

職業:生活部門、料理人


生活部門で料理人をしている男性。元がヒト科であるゴリラ型のモンスターであるため住民の中では一番人間に近い外見の持ち主(ただし毛深い)。生活部門で料理を振舞っていたが、レパートリーの少なさに悩んでいたところをゾアの推薦で合宿メンバーに選ばれる。筋肉質な外見とは裏腹に繊細な料理が得意で光輝からも絶賛されるほどの腕前。


戦いなら拳、料理なら皿、筋肉なら筋肉で語ることが信条。


合宿終了後もトレスアールに残り料理の勉強をしている。人気食堂ゴリランチの店長とは意気投合しており、様々な料理技術を叩きこまれている。光輝がトレスアールに戻った時は腕をふるい、ランカに料理を教えた。


テスラ

種族:魔人族、巨人種

職業:建設部門、設計士


グラムの部下。建設部門に所属し、光輝の「組み木」で出来たログハウスに感動し設計士を目指す。190cmの長身の女性であるが、グラム同様10mまで巨大化することができる。また体の一部を巨大化する固有魔法を持つ(胸部のみを巨大化することは出来ない)。建設の技術などを身に付けるためにゾアから合宿メンバーに選ばれる。姉御肌な性格で面倒見が良いが、性に関してはかなりウブ。合宿終了後もトレスアールに残り、建築技術の向上を目指している。光輝の依頼により、トレスアールの空き地に社員マンションを建築をしている。


プラム・グローブ

種族:ドワーフ族

職業:技術開発部門、裁縫師


技術開発部門で働く少女。ホワイトリーとは同年代だが彼同様、高い裁縫スキルの持ち主。天真爛漫な性格でダンジョンの外に興味を持っていた。ゾアの推薦で合宿メンバーに選ばれる。光輝、エイミィとフロアボス以外の年上のヒトには『○○兄さん』か『○○姉さん』と呼んでいる。裁縫以外にも装飾加工スキルを持っており、アクセサリーを作ることができる。Cランクに昇格したことで直接商業ギルドの人と取引することができるようになり、彼女の服が市場で出回るようになった。


ダンジョン交易編でワイト達と共に再び登場。デザイナーとしてかなり有名となっており、彼女のファンが出来上がるほど。セレナも非常に気に入っており、彼女からの直接の依頼として王都に赴くことになった。王都での観光でワイトと共に学校に強く憧れるようになり、光輝との約束で仕事が終了した後に学校に通う事になった。


カグツチ編では他国にもその名は届いており、グンナルがプラム製の服を着ていた時はフユキがテンションを上げていた。


フライ

種族:蟲人族・蜻蛉種

職業:ダンジョン管理部→ダンジョン管理部・昼部門リーダー


タマモと同期に管理部門に配属された青年。ボサボサ頭に大きめのまるぶち眼鏡が特徴。複眼を持っており、複数のモニターを一度に処理することが可能。タマモの補佐的なポジションにもあり、彼女が機能停止ている時は彼が代役を勤めた。かなり音楽好きで休暇の時は道端で演奏などしている。


ソウキ

種族:有鱗族・氷結龍種

職業:ダンジョン警備隊


リンドの直属の部下であるが彼に対して忠誠心などは持っておらず、光輝の直属の警備部隊に配属されたことを喜んでいた(残りの二人も同意見)。進化する前は41階層に生息するニルヴヘイムであり、自身も氷属性の魔法が得意。語尾に「ッス」をつけるクセを持っており、性格もかなり軽い。


アイガ達と共にリンドに師事してもらいユニークスキル『封氷呪』を取得することに成功する。

名前の由来は喜怒哀楽の『喜』と龍の『爪』から。



アイガ

種族:有鱗族・剣闘龍種

職業:ダンジョン警備部隊


ソウキ達と共にダンジョン警備部隊に配属された女性。武士のような口調と一人称が「某」が特徴。義などに重んじるが、やや抜けたところがある。進化前は42階層に生息するグラディウスドラゴンであり、剣の腕前は達人に加え皮膚が非常に頑丈。


ソウキ達と共にリンドに師事してもらいユニークスキル『心剣化』を取得することに成功する。

名前の由来は喜怒哀楽の『哀』と龍の『牙』から。


カクラ

種族:有鱗族・死霊龍種

職業:ダンジョン警備部隊


ソウキ達と共にダンジョン警備隊に配属された少女。一見おしとやかなであるが3人の中では一番怒らせてはならない人物。進化する前は43階層に生息するアビス・デスドラゴンで影を操る能力を持つ。ダンジョン犯罪者には徹底的なトラウマを植え付ける為、再犯率は圧倒的に低いがダンジョンに戻る率も低い。


ソウキ達と共にリンドに師事してもらいユニークスキル『影憑依』を取得することに成功する。

名前の由来は喜怒哀楽の『楽』と龍の『角』から。


オアン

種族:有鱗族・地聖母龍種

職業:生産部門


ダンジョン40階層の主、ガイア・マザードラゴンが進化した女性。プライドの高い龍種と異なり非常に温厚でおっとりとした性格。しかしその実力はソウキ達よりも上回っており怒らせててはいけない人物トップ5に入るほど。現在はオリジンの住民として娘のメアと共に暮らしている。

名前の由来は安心の『安』に龍の『尾』


メア

種族:有鱗族・地聖母龍種

職業:学生


オアンの娘。オリジンパークに行くことが好きで『マスク・オブ・オリジン』のファン。年の近いナギとナミとは中が良い。実はかなりの潜在能力を秘めており、いずれはリンドに匹敵するほどの実力になるらしい。


グンナル

種族:妖人族・鬼種

職業:光輝の護衛


光輝の護衛として選ばれた青年。赤い髪に日本の角が生えている。進化する前はレアモンスターのオーガ侍で、怪力と達人級剣術の持ち主。まじめな性格で仕事とプライベートは常に分けている。


ノフソの森編では初任務にも関わらずランカ達とともにあまり活躍できなかったと落ち込むが、その後も光輝の護衛として就くようになる。


8階層出身であるがランカの部下として狩りの技術を叩き込まれており、優れた観察眼を持つ。またダンジョン交易編でワイトが打った『シルバー・エクソシスト』でゲルドの冒険者との一騎打ちに勝利し、その後武器を購入した。


テオ編ではコウキの護衛として同行。立食パーティで妖人族・酒呑童子種のラセツと出会い彼と試合をする。結果、軍服の加護もあって圧勝し、『鬼を超えた鬼』の称号を手に入れた。後日、ラセツから実力を買われカグツチの武闘大会に出場することになった。


ザズムフが襲ってきた時はオウカと共に対峙して追い込むが『邪剣・災』を出され敗北する。圧倒的力量差を見せつけられトドメを刺されそうになるがコウキによって救助される。目が覚めた時には光輝がザズムフを倒したことを知り再び自分の無力さを知る。


オリジンに帰還後、グラム、カーツ、カルラに師事してもらい何度も死を体験する修行を行い実力を伸ばしていった。激しい修行の成果ででユニークスキル【断罪魔法】を手に入れることに成功する。後にグラムが外交官としてオリジンを離れることになった時は期間限定で代理フロアボスを努め誰一人クリアさせなかった。コウキ曰くフロアボス以外で住民の中でトップクラスの実力者。


フロアボス代理の時は単独で戦っていたため発揮されなかったが本来は指揮能力が非常に高く大群を引き動かす事に長けている。


ザズムフの邪剣・災をベースにワイトが打ち直した、煉黒刀・鬼灯を手に入れる。


カグツチ編では、ラセツの推薦状でカグツチで開催される武闘大会に出場。


名前の由来は『大群を成す』から。


ランカ

種族:獣人族・虎種


光輝の護衛として選ばれた虎耳と尻尾を持つ女性。野営料理などが得意で栄養バランスなどをしっかり考えたりしている。合宿メンバーであるジョージのことを尊敬しており、初めて会ったときは光輝に頼んで付きっきりで料理を教わっていた。護衛の中では主に料理担当であるが戦闘力もしっかり備わっており、格闘術が得意。


光輝の護衛として各地に点々と渡る事で他国の料理技術を吸収している。


名前の由来は『快刀乱麻』から。


オウカ

種族:魔天狼


光輝の護衛として選ばれた巨大な狼。ダンジョンの中では数少ない人型にならなかった住民。移動用としてカルラに選ばれ、旅の時も光輝たちを乗せて移動している。グレートウルフが進化した姿で頑丈な毛皮を持つ。堂々とした口調のためマリーとランカは雄と勘違いしていたが実は雌。体を普通の狼と変わらないサイズまで小さくすることが可能なため、光輝のペットのふりをして護衛することもあるが時々その立場を利用して光輝に甘えることがある。


ダンジョン交易編では自ら率先して狼車を引っ張る役を担い、厩舎に残ってまで狼車の見張りを担当した。


名前の由来は『桜花爛漫』から。


ナギ

種族:亜人族


ノフソの森にある集落で暮らしていた亜人の少年。ナミの双子の兄。集落の中では天才児で刻印魔法を理解するほどの頭脳の持ち主。ルヌプ軍に捕まり兵器開発をさせられていた時に光輝たちに救われた。エドワードを英雄視しており彼に強い憧れを持っている。ダンジョンに移住した後は、ゾアの下で生活に役立てる道具を開発している。


オリジンパークの『マスク・オブ・オリジン』の大ファンでショーが行われる時は毎回見に行っている。


ナミ

種族:亜人種


ナギの双子の妹。落ち着いたナギとは反対に活発で元気の良い性格の持ち主。ナギの才能を一番理解しており、彼のサポートをすることが自分の役目だと思っている。ダンジョンに移住した後はリンドの下で修行をしている。


ガブ

種族:獣人族・狼種

職業:生産部門・マッドシープ飼育担当


ダンジョンの農場エリアで羊飼いをしている住民。狼ではあるが羊肉は食べない。マッドシープの毛刈りの達人で才からも高く評価されていた。いずれはダンジョンブランドのマッドシープを育てることが夢。


レヴィ

種族:霊人族・風霊種

職業:仕立屋『ガラゼ』店長→雑貨店リズア接客担当


街にある仕立て屋『ガラゼ』の店長。霊人族特有の発光する体の持ち主。明るい性格で天然の営業スマイルで接客をする。裁縫スキルなども高く、エイミィからのオーダーメイドもこなせる。店員のカーチェとは凹凸コンビとして見られている。暇な時はレヴィを着せ替え人形にして遊んでいる。


助っ人としてトレスアールの『雑貨店・リズア』で店員をしている。


カーチェ

種族:機甲人族

職業:仕立屋『『ガラゼ』店員→雑貨店リズア会計担当


仕立て屋『ガラゼ』で働く店員。感情表現が苦手でいつも無表情で接客をするが、観察力は抜群で何が欲しがっているかを統計して分析をする。レヴィに着せ替え人形として遊ばれることが多いが本人はあまり嫌がらない。実はかなりプロポーションが良い。


助っ人としてトレスアールの『雑貨店・リズア』で店員をしている。


メーガン

種族:エルフ族

職業:オリジン魔法具屋店長→雑貨店リズア店長代理


街の魔法具店を営んでいる女性。技術開発部門にも所属しており、試し品や面白半分で開発した玩具などを販売している。性格は少し職人気質でサバサバしている。


助っ人としてトレスアールの『雑貨店・リズア』で店員をしている。後に光輝から押し付けられる形で店長代理を任せられる。


アール

種族:魔人族・巨人種


グラムの部下で建設部門の副監督を任されている壮年の男性。紳士のように言葉は丁寧だが仕事はかなりきつい。


イマジン

種族:魔人族・巨人種


グラムの部下で建設部門の一員。【固定化魔法】など多種多様な魔法が使える長身な女性。かなりバトルジャンキーなところがあり、フィロと会った時も戦いを挑んだ。


ニュートン

種族:魔人族・巨人種


グラムの部下で建設部門の一員。軽い口調とヒョロ長い体系の持ち主。光輝曰く『バスケット選手みたいな体系』で運動神経もかなり良く、アールの仕事にもついていけるほど。


ボーロック

種族:魔人族・吸血鬼種

職業:諜報部門、悪の組織・デザスターズの幹部


エドワードの部下。諜報活動以外の時はオリジンパークのキャストとして働き、ヒーローショーでは悪の組織デザスターズの幹部の役をしている。かなり役にハマっており諜報活動よりもショーの方を本職と思い込むほど。子供たちの夢は大切にしており、ショーが終わった後は必ずキャストの皆と地下33階層で打ち上げを行っている。


司会のお姉さん

種族:霊人族・水霊種

職業:諜報部門、オリジンパークの司会


オリジンパークで行われているヒーローショーの司会を担当している女性。エドワードの部下で諜報部門に所属している。


ムーノ

種族:魔人族・夢魔種


街にある整骨院を営む男性。かなり引き締まった肉体を持つイケメンで仕事をするときはビキニパンツをはいている。マッサージ師としての実力は高く、体験したアッシュたちを一瞬で眠りにつかせて疲れを全て取り除く腕前。じつは男もいける口。


ミリー、メリー、モリー

種族:魔人族・夢魔種


ムーノと一緒に整骨院で働く女性。夢魔族特有のプロポーションの持ち主で三人とも美人。観光でやってきた魔人たちを骨抜きにして賢者モードにさせた。


アネ

種族:神獣レノ・ユニコーン


生活部門が連れてきた実験個体の子馬だったが魔素耐性を持っていたため魔物化が中途半端になってしまい苦しんでいたところをアルラが持ってきた【改良版マナの実】を食べて神獣へと進化した。


ラアロ、ロセ、ヴァプ

王都テオでザズムフに操られていた魔獣たち。アルラ、ランカ、光輝との戦闘によって倒されるが、『改良版マナの実』を食べさせられたことで神獣へと進化し、以後ダンジョンで世話されることになる。ランカ曰くロセとヴァプはまだ子供らしく、いずれ人語を話せるようになれるらしい。ラアロだけは人語を話すことができ、妖美な女性の姿になれる。


テオ屋敷


ジェームズ

種族:人間族


光輝達の世話役として才が連れてきた使用人。外見はセバスチャンと呼びたくなるくらいの壮年紳士でかなり有能。ヘレン、コリーと共に屋敷の管理をしてきており、特に庭の手入れは一人で行っていてアルラからも評価されていた。元商人でその目利きは衰えておらず、オリジンの商品を見たときは一目で『素晴らしい品』と評価した。


ヘレン

種族:人間族


ジェームズ達と一緒に住み込みで働いている料理人。料理の腕はかなり高いが、特にお菓子作りは才からも太鼓判を押されており、芸術品のようなお菓子を作れる。


コリー

種族:人間族


ジェームズ達と一緒に住み込みで働いているメイド。主に家事全般を担っており、そのほかにもジェームズやヘレンの手伝いなどをしている。



ギルド


地天ちあま さい

種族:人間族

職業:人材派遣会社ギルド 社長グランドマスター

光輝がやってくる6年前に異世界からやってきた少年。育て親から虐待に近い英才教育を受け、幅広い知識と指導力を持つ。物覚えが非常に良く、一度見たものは自分のものにしてしまうほどの起用さを持つ。ゲームやファンタジー系の小説の知識を全く持っておらず、先入観の無い状態から始まった。そのおかげで、種族隔たり無く接し多くの種族から信頼を得ている。趣味として音楽と料理は異世界に来ても続けている。高校卒業と同時に自分の会社を設立するが、シンに異世界につれてこられアルヴラーヴァの英雄として王都テオに召還される。六年間の間に国の反乱や魔王の討伐に成功する結果、世界中にその偉業が知れ渡り超有名人になる。現在は地球で成しえなかった人材派遣会社ギルドを設立し、職に悩む人々の手助けをしている。外見は異世界に来たときから変わっておらず、本人はあまり気にしてはいない。ギルドの古株メンバーからは仕事時には「社長」、それ以外のギルドメンバーからは「グランドマスター」と呼ばれている。


ダンジョン観光編ではダンジョンの街へやって来てその技術力と発想力に衝撃を受け自分の国でも活用できないか模索していた。光輝のサプライズとしてフロアボスとのエキシビションマッチでカーツと戦った時は地面を削って巨大な刻印魔法を発動し自滅する形でカーツと引き分けた。その報酬として『覇者の魔銃』を手に入れた。【万能鑑定】によってカーツの情報を視た時、フロアボスの秘密を知ったようだが光輝にはそれを伝えていない。


ダンジョン交易編では光輝達がテオにやって来た時は歓迎し、自分の領地を交易の拠点として譲った。邪神ザズムフがテオを崩壊させる計画を知った時は率先して光輝の作戦に加わった。一人で地脈の乱れポイントを修復した後仲間たちと共にザズムフの撃破に成功。


名前の由来は『地平天成』。


スイ・ガカロ

種族:天使

職業:グランドマスター秘書

神シンの部下であったが、才が英雄として召還されるためお供としてやってきた少女。ロリ、褐色、巨乳、怪力、の四要素を持つまじめ系美少女。ギルド設立後は才の秘書として常に一緒にいる。才の仕事についていけるほどハイスペックの持ち主だが、それ以上に働いている才を心配している。


ダンジョン観光編では才と共に光輝の観光案内をした。ザズムフとの戦闘では巨大な斧を武器として対峙した。


ガカロは古代言語で『吹雪』を意味する。


マヤ・チアマ

種族:亜人・半獣半人

職業:グランドマスター護衛

才がアルヴラーヴァで拾った少女。ロリ、猫耳、大食い、怪力の四要素を持つ癒し系美少女。外見にそぐわない超怪力の持ち主で、ギルドの中では一番の戦闘力を持っている。才のことを「サイお兄ちゃん」と呼んで懐いている。才から食事のマナーを叩き込まれた。かつてはトジュオの奴隷だったが、才に救われてからは護衛兼マスコットとして行動している。


ヒュウ・ガカロ

種族:堕天使

職業:テオ王国第三騎士団 団長

褐色肌の持ち主で体格の良いスポーツマンタイプのイケメン。才直属の第三騎士団の団長を務めており、グランドマスターの左腕と言われている(才が左利きのため)。有給を取ってダンジョンに向かう途中、才の指示で裁判にかけられていた光輝たちを助けた。実はスイの兄で重度のシスコン・・・色々あったが、才のことは認めており親友になっている。日本の文化を熟知しており、光輝のネタを理解できる。(堕天した理由は仕事を投げ出し地球で遊びまくったせい)


才と旅をしていた時に偶然、スイと間違えてフィロメールを盗賊団から救い出したきっかけで彼女から好意を寄せられる。しかし彼女に振り回されることが多く度々命の危機にさらされることがある。魔国ゼノの住民からも英雄視されており、フィロの婚約は受け入れられている。


テオの騎士団長を務めるだけのことはあり、実力は才に並ぶほど。天使の力を使用する時だけ背中に漆黒の翼を出現させる。ため込んだ魔力を一気に放出させて氷漬けにする奥義『天使之吹雪ヴィプトプガカロ』を持っており、この技はグラムですら『肝が冷えた』と言わすほど強力。


ウィリアム・フレムド・ヴァイキング

種族:人間

職業:トレスアール支部 ギルドマスター

ボディビルダーのような屈強な肉体を持つ老人。光輝が商業ギルドで高価な鉱石を取り出したことでダンジョンの戦利品と見破り彼と取引を行った。筋トレを日課としているが仕事の殆どはデスクワークと視察。ギルド創立の古参メンバーの一人で才からの信頼も厚い。光輝との取引が成立した後に才に連絡を入れる。才のことを上司として慕っているが、時々過保護な面を見せる。トレスアール支部のギルド統括を任されており、商人ギルドのギルドマスターでもある。


6年前は傭兵として戦争で活躍していた老兵だったが、戦争が集結したことで無職となり海賊へなった。その後、才と出会いギルド立ち上げのきっかけを作った。才に商人としての才能を買われ商業ギルドのギルドマスターへと任命された。


カンナ

種族:人間

職業:トレスアール支部 ギルド秘書

メガネが似合う教師のような若い女性。元々は貧しい村で暮らす農民だったが、才に才能を買われ現在の立場にいる。秘書として優秀であり、常に一歩先の行動に出て準備を整えている。いつかはギルド本部で働くことを夢見ている。


ミル

種族:人間

職業:トレスアール支部 ギルド受付


トレスアール支部の受付をしている女性。光輝がギルドで初めて会った人物で光輝にギルドについて色々と説明した。実はかなりのラーメンマニアでラーメンを出している『ゴリランチ』では有名な常連客。将来は他の支部にあるラーメン店を食べまわることを目標にしている。


トーマス・ドゥーリー

種族:ドワーフ

職業:トレスアール支部 鍛冶ギルド ギルドマスター


鍛冶ギルドのギルドマスター。数々の英雄の武器を打ち上げた名匠であるが弟子は1人も取っていない。しかし、合宿中のワイトを一目見た瞬間に彼の才能に気付き弟子にしようとする。職人としての誇りを大切にしており、持ち主のいない作品を部屋に飾っている。


ワイト曰くかなりの鉱石マニアで部屋には様々な珍しい鉱石を保管している。


セレナ V. テオプア


テオ王国の姫。セミロングの銀髪を持つ美少女だがプライドが高くいつも上から目線な態度を取る。6年前は気弱な性格だったらしいが、才のスパルタ教育によって現在の性格になった。特に駆け引きや財政に才能を開花させ、他の大国の王からも一目置かれる存在となった。才のことは国を救ってくれた恩人であるのと同時に一番心を許せる存在で、彼の時間が空いているときは二人でポーカーをすることが何よりの楽しみにしている。ギルド創立メンバーの一人で現在は王族としての仕事で忙しい身だが、当時は財務を担当しており金銭に関する知識を身につけた。


才達とともにダンジョンの街にやってきた時は、その光景に驚き光輝のことを黙っていた才の襟を鷲掴みするほど。技術力や発展の速度に関心し真っ先に交易を結ぶことを進言していた。


ライモン・ヒスイ


日ノ国・カグツチ出身の忍者。以前はトジュオに依頼されて才の命を何度も狙うが次第に彼の器に惹かれ、主君と認め以後は隠密諜報部隊の隊長として活動する。悪乗りやお茶目な面もあり、ヒュウと一緒に悪ふざけすることもある。忍者らしく一人称が「拙者」で語尾に「ござる」をつけている。緑色の雷を操る魔法が使え『翡翠の電光』という異名を持つ。


ザズムフの『王都崩壊作戦』ではアルラとオウカに【認識阻害】のお守りを渡し、エンペラー・ヴェレと対峙した。


ケイト・アノー


宮廷魔導師団・団長を務める若い女性。かつては名のある傭兵魔術師として旅をしていたが、途中で才と出会い魔術師としての才能を開花させ、テオ王国で活動するようになった。英雄の仲間として知名度が上がり、その実力で宮廷魔導師団・団長の座まで上り詰めた。ヒュウとは軽口叩ける仲で彼の暴走を止められる数少ない人物。トレスアールの町長であるシャーリーは彼女の恩師でもある。


普段はクールな性格だがかなりの魔道具マニアで特に刻印魔法の道具には目がない。


メドウ・ローリン


ローリン伯爵家の娘で王都の生物研究家。才達からは変人扱いされているがその才能は高く評価されており、これまで何度も才達のサポートをしてきた。夜会で光輝達と出会ったときは、すぐにグンナルとランカのベースが普通ではないことに気付き、人間の姿だったアルラにも違和感を感じていた。研究以外はダメダメ女で光輝からも残念美女と思われている。また服のセンスも悪く、自作Tシャツのイラストは光輝からは不評だった。


魔物の研究をしているが、本来の目的はこの世界に生きる人種の違いについてを解明することだが、その考え方はこの世界では異端視されているため、表立って公言はしていない。マッドサイエンティストな面も持っているため、光輝からも危険視されている。


トレスアール


シャーリー・トレスアール

種族:人間

職業:トレスアール町 町長


ふくよかな体系を持つ40代のおばさん。光輝が始めて町にやってきた時に出会った人物。光輝からは「オバチャン」、才から「マダム・トレスアール」と呼ばれている。非常に面倒見が良く、ややおせっかいなところがある。冒険者ギルドの会員でもあり、時々ギルドの仕事をやることがある。町に住む住民を「自分の子」と称して大切にしている。


合宿中行方不明になったワイトの捜索に手を貸した。


光輝が別荘をダンジョン化させること(正確には転移門を作ること)を野菜などを仕入れる条件として許可を出した。


元々は何もない村だったが才の開拓によって瞬く間に人が集まるようになったことには感謝しているが、自分が町長の器なのか悩んでいることを光輝にうち明かした。


ドナルド・トレスアール

種族:人間族

職業:ゴリランチ 店長


町長の旦那でゴリランチの店長。ジョージを気に入り料理人としての技術を叩き込んでいる。奥さん同様、住民から慕われ顔役にもなっている。元テオ王国の兵士だったが、結婚と同時に引退してトレスアールで幸せに暮らしている。料理は元々才から教わったものでそれを自分なりにアレンジして出したもの。


魔国ゼノ


フィロメール・ヴォルフ

種族:魔人族・リリム種


ゼノの第一王女。愛称は『フィロ』。昔、盗賊団に誘拐されたところをヒュウに救われ、彼に一目惚をする。以降は彼にアタックを繰り返すが振り回しすぎて逆効果を引き起こすことがある。テオ王国と友好関係を築く為に親善大使としてよくテオに遊びに来ることもあり、そのおかげで才たちとも親しくなった。セレナとは年齢が近いこともあって友人に近い関係で軽口を叩ける仲。しかし、時折幼稚な喧嘩などもする。戦いが好きで『戦闘狂姫バーサーカープリンセス』という異名を持つが、心優しい性格の持ち主で部下や住民から慕われている。


ゼノ国王から『待機命令』が解除されたことで真っ先にダンジョンに挑みヒュウに並ぶ11階層到達最速記録を叩き出す。かなりの実力の持ち主で、魔力を溜め込み爆発的な怪力を発揮させることが可能。


オリジンの町並みや商品を非常に気にい入り、セレナが交易契約を行うことを聞き自信もコウキに交易の話を持ちかけるが交易の権限を持っていないためその時は諦める。帰国後すぐに父親に説明し交易を結ぶように説得しようとするが、勝手に部下を連れて国を出て行ったことが知られしばらくの間軟禁生活となり交易の話を持ちかけられなかった。


アッシュ

種族:魔人族・闇影魔種


フィロメールの近衛部隊の隊長を務める男性。彼女のお世話役などもしており、彼女から強い信頼を寄せられている。かなり真面目な性格でフィロメールの我儘にもしっかりと付き合っている。彼女を通して才たちとの交流が深まり、同じ境遇であるケイトとは互いに愚痴を漏らす仲でもある。ヒュウのことは認めており、フィロメールの恋路を応援している。


影を操る魔法が得意で自分の影で相手の影に攻撃することでダメージを与える防御不可能の技が使える。


外交に反対する上層部を納得させるためにオリジンの実力者を連れてくる命をヴェインから授かり部下と共にオリジンにやって来た。事情を説明しグラムをゼノへ招待した。


リック

種族:魔人族・サテュロス種


フィロメールの近衛部隊の隊員。魔法具を使いこなす青年で、アッシュのことを「隊長」と呼び慕っている。山羊の角と足を持っており険しい山を簡単に登る脚力を持つ。整骨院でミリーを指名するがくじ引きでムーノに当たってしまい、血涙を流す勢いで仲間を羨ましがった。


オリジンの実力者を招待するときはアッシュ達と共にオリジンにやって来た。


ヴェイン・ヴォルフ

種族:魔人族・サタン種


現魔国ゼノの国王。アルヴラーヴァに存在する4人の魔王の一人で『北の魔王』とよばれている。最強の魔人でありながら政治などに力を注ぎ一代で五大国に並ぶまで成長させた実力者。才と知り合い意気投合した後にテオ王国と友好を結ぶことにした。娘を救ってくれたヒュウに対しては娘との交際を認めている。


才からの要望でダンジョンが登場してからもしばらくは国民に『待機命令』を出して挑ませなかったがヒュウがグラムに敗北した後に『待機命令』を解除してダンジョン攻略へ動き出した。


実力至上主義でエイミィの恩恵も必要としないため彼女を狙うことはしない。実はエイミィの元教え子で彼女からスキルの扱い方などを学び急成長した過去を持つ。そのため彼女からはヴェイン君と呼ばれている。


外交など政治などに力を入れていたため家臣からなめられた態度を取られることに悩みゼノにやって来たグラムと七日間に及ぶ激闘を繰り広げ再び威厳を取り戻すことに成功している。


カグツチ


アベ・ラセツ

種族:妖人族・酒呑童子種


カグツチにある領地・マサカを納める人物。山と表現したくなるくらい大柄な男性。テオで行われた夜会に参加しており、その時同じ妖人族のグンナルと出会った。出会っていきなり涙を流しながらグンナル抱きつくといった奇行を見せ光輝からは真っ先に変人扱いされた。以前は冒険者であり、カグツチのトップ3に入るほどの実力者で『カグツチの悪鬼』という異名を持つ。現在は領主として外交などに携わりテオプア王国とのパイプ役を担っている。


グンナルから何か感じたのか当初から気に入っており、彼に試合を申し込んだ。結果、軍服の加護をもったグンナルに敗北。後日彼の実力を買い、光輝の屋敷まで行って彼をカグツチで行われる武闘大会に招待した。その後魔物の大群が屋敷に襲ってくるのを察知し光輝達と共に戦うと宣言するが光輝がゴッドスキルを使用して一掃する光景を目の辺りにする。そして光輝がエイミィと関わりのある人物だと知るが、絶対に口外しない契約を結ぶことで収まった。


光輝達がカグツチにやって来た時は彼らを歓迎し、伝統料理『ウルプノ焼き』をご馳走した。


18年前に大妖怪・土蜘蛛を討伐するために遠征に出かけた際期間中に妻と身籠っていた子供が死んだことを知らされ以後、実家にあまりいないように外交の仕事に就くようになった。子供の名前は既に考えていたようで『男ならアキト、女ならミア』と決めていた。光輝からメリアスが作った酒を飲んだ時は泥酔しグンナルのことをアキトと呼んでいた。ラセツがグンナルのことを非常に気にかけていたのも、もし生きていたら同年代になっていた息子と重ねたため。


ボダイ

種族:妖人族・ダルマ種


ラセツの部下であり参謀役。赤い頭巾を被った強面の男性。カワサギと共にラセツの組手の相手をするほど戦闘能力はあり、魔物の大群が襲ってきた時はカワサギと共に先陣切って戦おうとしていた。


カワサギ

種族:妖人族・烏天狗種


ラセツの部下。実力派かなり高く武闘大会ではマサカの予選を勝ち進み代表として本戦に出場するほど。ラセツからもグンナルに『苦戦するだろう』と言われるほど。



シン

種族:神

才をアルヴラーヴァにつれて来た三大神の一柱。世界の管理をする『知識の神:シン』と呼ばれており、世界のバランスを保つことが役目。エイミィ曰く、腹黒で何を考えているのか分からない。才と共に行動はしておらず定期的に連絡を取り合っている程度らしい。


セフィロト

種族:神

アルヴラーヴァの三大神の一柱。才の話で名前のみ登場。自然の恵みを与える『生命の神:セフィロト』と呼ばれている。邪神を封印したことで力を殆ど消費して『神核状態』になったところをエイミィに救われ、ダンジョンで植人族のアルラとして生まれ変わった。光輝に【ゴッドスキル:リンク】を授けたのは彼女。


アルラを参照


ザズムフ

種族:邪神

かつてアルヴラーヴァの『災害』とも呼ばれていた存在だが決して『悪』という存在ではなかった。しかしある日を境にアルヴラーヴァそのものを破壊しようと企むようになり、セフィロトによって封印された。封印される前に力の一部を分散させて完全復活を企む。


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