魔王?勇者?何だっけかそれ
-退屈-
「つまんな〜い」
「姫様、そのような事を申されても」
「うるさいうるさいうるさ〜い。私は暇なの!!」
「じゃあ、魔王らしく何処か滅ぼしたりしに行ったら如何ですか!」
「そんな事ここからでも出来るしヤダー!!」
「本当にわがままな姫ですねぇ」
「そんな事言ってないでなんか面白い事無いの?爺や」
「勇者連れてきても数秒も耐えきれずにすぐどっかに飛ばす癖に」
「なんか言ったかしら。」
「いいえ何とも、それより姫様にぴったりな遊び道具探してきますね」
そう言うと爺やはすぐに王の間を後にした。
「ほんっとつまんないわね〜」
ついついため息が漏れた。
仕方が無いので「おい、誰かいないか?」と言いゴブリンが出てきたので手頃な魔道書を取らせ、爺やが戻ってくるまで読んでいる事にした。
詳しくは読んでいなかったので詳しく読んでいた。
そうこうしている間に爺やが戻ってきた。
「姫様ー!これはいかがでしょうか?」
そう言って爺やは、
「・・・」
スタンガンを出してきた。
「お気に召されましたか?」
「うん、まずどうしてこうなった?」
「取り敢えず特にいいものが無かったのでそこら辺に落ちていたものを持って来ました。」
「まあ、そこは良いとして(良く無いが)どうしろと?!」
「さあ?」
「こんなもん持ってくるな!!」
ここは大都市ジャリム今日ものどかで平和な都市だ。
-友達-
「爺や〜爺やはおらぬか〜?」
「何ですかな魔王様」
「まず何故人の部屋のベッドの下に潜んでおるのだ!!」
「だまらっしゃい!魔王様が動じてどうするのです!!」
「うるさい!!」
「で、要件は何でしょうか?」
「話をそらすな!!・・・まあよい、要件を言うと今から友が来る。」
「それで?」
「そいつには男性を近づけたく無いので、男の使用人にはもう帰ってもらってくれ。」
「分かりました。」
そう言うと爺やは部屋を出て思い切り息を吸い、こう言い放った。
『誰かー!魔王様の為にお医者様を呼んできてー!!』
「何でだァー!!」
「どうなさいましたかな?」
「何故医者を呼んだ!」
「だって魔王様がいるはずの無いお友達を・・可哀想」
「私にも友達ぐらいいるわ!!」
「誰かー!早くー!!」
「だからいるんだよ!!」
その後、誤解(?)を解くのに一時間掛った。
-男-
「して魔王さま、何故友達に男性を近づけたく無いのですか?」
「実は友達が男性を目の前にすると、その者を殺しにかかるのでなぁ。」
「そんなの魔王さまが止めればいいじゃ無いですか。」
「すまんが、彼奴は私より素早く動くのでな」
「じゃあ何で今魔王の座に着いているのが見た目合法ロリのお子ちゃまなのですか?」
「お前の存在を今から抹消したほうが私にとって好都合だな」
「やだなぁ、そんな私が害悪みたいに」
「実際そうなんだよ!」
「魔王さま話を逸らさない!!」
「先に話を逸らs」
「すべこべ言わずに直ぐに言う!!」
「・・・はい」
「それでいいんですよ。」
「理由は彼奴が(一応)勇者だからだ!」
「ヘェー」
「少しは興味を持て、興味を」
「まあ、そんなことはどうでも良いのです。何故勇者と友達なのですかな?魔王さまともあろうお方が勇者が倒せないわけ無いでしょう。」
「倒せないことは無いが、倒さないのだ。」
「それは一体どういうことですか?」
「お前がこの前遠出をしていたときに初めて勇者にあったのだが、その時は男性を見つけてその男性を殺そうとしておったのだがそれを無理矢理止めさせて、ここに連れて来た時男が憎くて憎くてしょうがないと言っていたので、私と思っていることが同じだと思い友達になったのだ。」
「どんな思いが同じだと?」
「そりゃ勿論男性が憎いというところだ。」
「一体何故?」
「お前以外いないだろう!!」
「こんな何をやらせても完璧にこなした上で魔王さまを定期的におちょくる使用人他にはいませんぞ!」
「最後を除けば最高なのだが、何故こっちの攻撃は当たらないのに貴様の攻撃は精神的な攻撃なのだろうか。」
「まあ、それで勇者が来るのはいつ頃ですか?」
「あと2時間後だ」
「じゃあそれまでに使用人を帰らせておきます。」
「ああ、頼んだぞ。」
ー2時間ちょっと後ー
「ヤッホーまおーさま♪」
「おお、今日は珍しく元気じゃないか」
「だって来る道の途中男に合わなかったのだもの」
「そう言えばお前が来たという連絡が使用人から来て無いな。」
「ここに来るまでには誰もいなかったよ。」
「へ?」
「ここに入ってからは男女両方とも見なかったよ。」
「あの時使用人じゃ無く、男と言っておけばよかった。」
爺やは使用人に3日来なくていいと言ったらしく、魔王は3日孤独を味わったという。
ほのぼの系を書きたかった。後悔はしていない




