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てけとう詩編

祈と呪

作者: 陽雪

それはきっと綺麗な願い、とても綺麗で尊い祈り。


それはきっと強固な鎖、とても昏く惨めな呪い。


誰かを救う。誰かを守る。君はそのため、何を差し出す?


救えぬ誰か。守れぬ誰か。自己陶酔と、自己憐憫。


愚かな僕は、君を想う。届かぬままに、君を想う。


君は君のまま、僕は削れて砕けてく。


明日、君に出会う。今日、君と別れる。


凍える想い、溶けゆく気持ち、


君の想いはきっと祈り、


君へ届かぬことを呪う。


君の願いはきっと祈り


砕けた僕に刺さる呪い。


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