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色んな意味で

 家に到着して、早速、つき立花たちばなは夕飯作りを開始した。

「じゃあ、お兄ちゃんに喜んでもらえるように頑張ろう!月ちゃん」

 当然のようにいつもは太陽たいようが着ているエプロンを装着して立花は言った。

「はい!かえでさん」

 月はかわいいピンク色のエプロンを着て、シャツを腕まくりして、やる気満々のご様子。

「じゃあ、まずは野菜の下ごしらえからね」

「はい!」

 スーパーからの帰り道、二人で何かを話していたが、月は随分立花になついている様子だ。

 楽しそうに調理している二人の様子を太陽はソワソワしながら見ていた。テレビや携帯、本など暇つぶしになる物は色々あるが、どれをやっていても全く集中できず、二人を機にかけてしまっていた。

 普段、この時間は自分が夕飯を作っているので、休んでいろと言われても何をして暇つぶしをしていいのか分からないし、妹やクラスメイトの女子がしかもクラスのマドンナ的女子が自分ちの台所にいるという状況が気にならないわけがなかった。


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