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問題ない

「はぁ・・・そんなもんかね」

「それで、立花たちばなさん。良くないってどういう事?」

 長谷川はせがわは立花が発した一言が気になるようだ。

 すると立花の顔はキリッと真剣な表情に変わった。

「ドッペルゲンガーの問題は終わってないわ」

「え?そうなの?」

 素っ頓狂な声を長谷川は上げた。

「あ~・・・それって」

「そうよ、日向ひなた君。ドッペルゲンガーの問題っていうのは、日向君の事よ」

「な、なんだ?日向が問題って?」

 太陽たいようの問題とは以前立花が話してくれた、「太陽が大けがするというものだろう」が、その場に居なくて、初耳の長谷川は詳しく話を聞いてきた。

 立花は再び太陽の大けがになるという予知とそれに至るきっかけがドッペルゲンガーではないかと言う推理を長谷川に話した。

「なるほどな・・・って何で日向は俺にこのことを黙ってたんだ?」

 少し怒った様子で長谷川は太陽に言った。

「いや・・・心配かけたくなくてな」

「その気持ちも分からなくもないが、俺らは仲間だって言ったじゃないか」

「いや・・・でも・・・そうだな、すまない」

 仲間と言うワードを出されたら何も言い返せない。太陽は潔く謝った。

「よし許す!」

 あっという間に笑顔になった長谷川は親指を立てて言った。

「和解したところで、今後について話し合いたいのだけれど・・・日向君ちで」

「俺んちかよ!」

 立花が最後にボソッと言った言葉を聞き逃さずに太陽はツッコんだ。

「話し合うにしても何で俺が大けがするのか分かってないだろ?」

「いや・・・それについて話し合いたいことがあるの」

「そうか・・・じゃあ良いだろう」

 何も情報が無い所から進展があったと聞かされれば、話し合いの場を提供しないわけにはいかなかった。とは言っても、元々拒否しようとは思っていなかったし、家にいるのは妹だけなので問題はなかった。


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