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逃げるように
「本当に仲が良いよな・・・お前ら」
納得いかない表情で日野が太陽に話しかけてきた。
「何だ?突然」
「いや、お前と立花さんはやっぱり仲が良い」
「そうか?」
「そうなんだよ!しかも、立花さんの次は五十嵐さんだ!なんでお前の周りには女子がやってくるんだ!?」
日野は悔しがる言うに机をガンガン叩いて言った。
「そんなこと言われてもなぁ」
自分で呼んだりしているわけじゃなく、女子たちの方からやって来ているため、答えようがなく困ったように太陽は頬を掻いた。
「顔か!顔なのか!?」
「だからしらねぇって!」
太陽が日野の絡みにイライラし始めたちょうどその時、教室のドアが開いた。
「おっ長谷川!じゃあ俺、長谷川に用があるから、じゃあな」
太陽は日野から逃げるように長谷川の元に向かった。




