恐怖の温泉旅館
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:(仮)恐怖の温泉旅館
▼登場人物
●間取健司:男性。30歳。雑誌記者。
●上司:男性。50歳。間取の雑誌社の上司。
●香川由美子:女性。27歳。殺人鬼。仲居に化けている。
●押元春香:女性。40歳。あけぼの旅館の女将。
●静原真由美:女性。30歳。あけぼの旅館の仲居。
▼場所設定
●課金出版:間取が働いている普通の雑誌社。
●あけぼの旅館:どこにでもある普通の温泉旅館。人気スポット。
NAは間取健司でよろしくお願いいたします。
(イントロ+メインシナリオ+解説=3315字)
イントロ~
皆さんこんにちは。
今回は旅館で起きた悲惨な事件を、意味怖の形でお届けします。
特に中盤からラストの場面をじっくり注目して観て下さい。
メインシナリオ~
ト書き〈課金出版〉
上司「おーい間取ー」
間取「はい」
上司「次はこの旅館へ行って取材して来てくれ」
間取「あ、ここってあの有名な温泉旅館じゃないですか」
俺の名前は間取健司(30歳)。
ここ課金出版社で働いている。
俺は今度、あけぼの旅館の取材を頼まれた。
あけぼの旅館と言えば温泉で有名。
グルメもなかなかのもの。
老若男女問わず、今じゃかなりの人気スポットになっている。
間取「わっかりました♪(ぐふふ楽しみだなぁ)」
温泉にゆーったり浸かり、美味しい物も食べ放題!
そんな事を考えながら、俺は楽しみにしていた。
上司「おい、遊びに行くんじゃないぞ」
間取「わーかってますって♪で、お土産は何がイイっすか?」
ト書き〈あけぼの旅館〉
翌日。
間取「ふぅーやっと着いたぁ~」
あけぼの旅館は都内から2時間ほど。
結構山奥にある、風情豊かな環境だ。
間取「よーしじゃあ、早速、取材だ」
取り敢えず旅館周辺を探索。
得られた情報をメモにまとめ、帰って清書。
ト書き〈帰館〉
間取「へぇ~ここって鰻だけじゃなくて山菜も名産なんだぁ」
俺の仕事はトラベルライター、グルメライター。
間取「よーし、そろそろ帰りますか」
と言う事で旅館へ戻った。
押元「お帰りなさいませ。お部屋はご用意しております。ごゆるりとお寛ぎ下さい。お夕食は仲居がお部屋まで参りまして、ご用意させて頂きますので」
黄色い着物を着た清楚な女将が出迎える。
この旅館は客のプライベートを守る事に徹底している。
布団も仲居が敷きに来てくれて、風呂も小さな露店が部屋付きである。
間取「有難うございます♪」
俺は気分を良くして部屋へ戻った。
ト書き〈部屋〉
間取「ふぅ~結構歩いたし疲れたなぁー。早速、風呂でも入るか」
何と言っても部屋付きの露店がサイコー。
各部屋にテラスがあり、そこに小さな露天風呂が用意されている。
ここは山奥にある事から、登山客も結構泊まりに来る。
だから部屋の中でゆっくり寛げるのは本当に有難い。
ト書き〈風呂に入りながら〉
間取「ぷは~気ン持ちいい~~♪こりゃ仕事と言えど、プライベートで旅行来てんのと変わらねぇな♪今度まとまて休みでも取って、もう1回来よかな」
テラスから見える山の景色もいい。
空では小鳥が鳴いている。
更に山の上にあるから街を一望できる。
まったく日本情緒に溢れた旅館。
間取「こりゃ人気スポットになるのも納得だな♪」
ト書き〈夕食〉
真由美「失礼いたします」
そして夕食。
この地方は鰻の養殖が有名。
やはり名産の鰻をメインにし、山菜や旬の食材がズラッと並ぶ。
間取「うわ~豪勢だなぁ♪」
真由美「こちらは当旅館でも大変人気のフルコースです♪」
間取「うん、うん」
俺は舌鼓を打ちながら、絶品料理をすっかり平らげた。
ト書き〈一服〉
間取「はぁ~~食った食った!満腹!」
夕食を終え、すっかりご満悦。
でもこれから記事の清書をしなくちゃならない。
そんな仕事をするのも嫌になるくらい、俺はウトウト眠くなっていた。
間取「ダメだダメだ!仕事だ仕事」
眠気を覚ます為、俺はロビーにコーヒーを買いに行った。
そして帰って来ると・・・
由美子「あ、お帰りなさいませ。お布団のご用意をさせて頂いておりました」
戻ってみると、部屋の中に仲居が1人いた。
間取「あ、どうもすみません」
だいたい夜の21時頃に、ここでは仲居が布団を敷きに来る。
前もって遠慮しておけば来ないが、俺は何も言ってなかった。
時間通りに来てくれたのだ。
間取「そっか、もうそんな時間なんですねー。いやぁー住み心地のいい旅館ですから、時間経つのも忘れちゃいますね。あ、キレイな緑色の着物ですね」
由美子「あはは、有難うございます♪」
淡々と布団を敷いてくれる。
間取「ん?あれ?」
ポケットを触ると財布が無い。
どうやらさっきのロビーに置き忘れて来たらしい。
俺は慌てて部屋を飛び出し、ロビーへ降りた。
間取「あったあった!ふぅ、取られてなくて良かった」
まったく間抜けな話。
取り敢えずホッと一安心し、また部屋へ戻った。
戻ったところ、さっきの仲居はいなかった。
部屋にはきちんと布団が敷かれていた。
間取「有難いね♪よし、じゃあ仕事開始」
敷かれた布団を背にして、俺はノートパソコンへ向かう。
ト書き〈就寝前〉
間取「ふぁ~~。眠い・・・。まぁこんなモンでいいだろ」
取り敢えず仕事を終えた。
書いた記事を何度も読み返し、加筆修正なんかしてるともう深夜の1時。
間取「そろそろ寝るか」
そう思いつつ、寝つけのビールを買いに行こうとした。
ト書き〈部屋を出てすぐ〉
間取「ふぅん。ここって各部屋の入口にも防犯カメラ設置してんだ」
ロビーへ降りて自販機で缶ビールを買った。
ふとその時、向こうからロビーに歩いて来る女将に会った。
間取「あ、女将さん♪お世話になってます。いやぁここは本当にイイ旅館ですね、快適です。実は僕、雑誌社に勤めてまして、今回は取材で来たんです」
押元「あ、そうだったんですか。いや恐れ入ります」
それから少し談笑した。
間取「さっきも部屋に来た仲居さん、とっても品があって愛想も良くて、キレイな緑色の着物が映えてましたよ。イイ記事を書かせて貰えます」
押元「有難うございます♪ぜひよろしくお願いいたします」
ト書き〈女将の言った事を回想〉
それから部屋へ戻ってビールを飲み干し、寝つく前。
間取「ふーい、今日はほんとイイ取材が出来た♪イイ記事も書けたし」
目を閉じて次第に睡魔が襲ってきた頃。
さっき女将が言った事を思い出していた。
押元「・・・でも緑色の着物ですか?おかしいですわね。うちの仲居が着る着物は全部、黄色の着物に統一させて頂いてるんですけどね。どうしてかしら」
間取「(と言っても確かにあの人は緑色の着物着てたもんなぁ・・・)」
そんな事を思いつつ、少し腑に落ちない。
でもすっかり眠くなったので、俺は寝た。
ト書き〈殺人〉
翌朝、俺はめった刺しになって死んでいた。
部屋の出入り口の防犯カメラには21時以降、
俺以外に出入りする人の姿は映っていなかったと言う。
解説~
はい、ここまでのお話でしたが、意味怖の内容わかりましたか?
それじゃあ簡単に解説いきます。
今回は旅館が舞台でした。
グルメ紀行を愉しみながら、間取は雑誌の取材で訪れます。
さて、後半からラストの場面に注目してみましょう。
21時頃、仲居が間取の部屋に布団を敷きに来てくれました。
でもその時、間取はロビーに財布を置き忘れた事に気づき取りに行きました。
そして戻ってみると、布団を敷いてくれていた仲居はもう居ません。
「きっと仕事を終えたから帰ったんだろう」
と思い、間取はそのまま仕事をし、ビールを飲んだあと寝ようとします。
しかし間取はロビーで女将に会い、奇妙な事を聞きました。
「仲居が着る着物は全部、黄色の着物に統一させて頂いてるんですけどね」
間取はこの点に、何となく腑に落ちないものを感じます。
でも睡魔に勝てず、そのままぐっすり眠ってしまいます。
そして翌朝、間取は刃物でめった刺しの状態で発見されました。
もうお分かりでしょうか?
そう、間取を刺し殺した犯人は・・・
部屋に布団を敷きに来てくれた仲居でした。
彼女の名前は香川由美子(27歳)。
根っからの殺人鬼で、サイコパス気質の持ち主。
彼女はあけぼの旅館に目を付け、そこで仲居を装い、
客を殺人のターゲットにしたのです。
彼女はこの日を起点に、連続殺人を起こしいきます。
着物の色が違っていたのはその為。
自分で用意した着物を着ていた為、他の仲居の着物と色が違っていたのです。
更に部屋の出入り口に設置されていた防犯カメラ。
ここでピンと来た人も居たでしょう。
仲居・由美子が、間取の部屋に布団を敷きに入って来たのは21時頃。
普通なら布団を敷いた後、彼女が部屋を出て行く姿も映っていた筈。
それが映っていなかったという事は・・・
由美子は布団を敷きに来たあと部屋を出て行かず、
ずっと間取の部屋に居続けたという事です。
押し入れの中にでも隠れていたのでしょう。
そして間取が眠ったあと出て来て、刃物でめった刺しにした訳です・・・
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




