ログイン28 試練
貧乏高校生 当溜。格安ボロアパートに住みバイトをして生活費を稼ぐのが彼の毎日だった。明日から学校が夏休みに入る事で浮かれていた時に偶然おもちゃ屋で最新のVRヘッドギアを見つけ購入した。さっそくVRゲームを始めたまでは良かったのだが、本来なら無いはずのVRヘッドギアのホームにログインを果たした。彼は大嘘をつくAIの言う事を真に受け全てにYESと応えてしまった。身体構造スキャンを許し、問題箇所のリペアとしてハルモニア光なる謎の光を実際の身体に照射された。問題は解決したのだとAIに唆されてゲーム世界に送り出されてしまう。しかしこの事が当溜の生活をガラリと変えてしまう重要な出来事だった。ログインしたゲーム内でも問題が発生した。選択出来る性別が女性のみで男性の選択は不可能だった。なんとか女性アバターを男性的な姿に作る事に成功したが、間違えてランダム作成を押してしまい完成したアバターは幼女だった。
♤守ってください幼女な僕を♡
縮めて『守幼』をよろしくお願いします
離ればなれだった姉妹がやっと巡り会え感動の再会をしていた、まさにその時だった
エクザス「おっ?何でおめえらこんな所にいるんだ?」
ごつい騎士「エクザス?お前さんこそ何でここに?」
女騎士「オッサン率が増えた」
エクザス「おいっ!聞こえてるぞ!」
エルディア「エクザス………今までどこに!」
エクザス「あぁ?ただプラプラ彷徨っていただけだが?」
ベニ「エクザスの知りあいか?」
エクザス「まぁそんな所だ」
黒鎧「と言う事はマキシリオンの部下か?」
ベニ「何っ!マキシリオンだって!」
エクザス「待て待て!オレはそのマキシリオンの野郎が、今は大嫌いなんだよ!」
黒鎧「大嫌い?好き嫌いでは判断しかねるな」
エルディア「エクザスは昔から、マキシリオン様にはたてついていたわ」
黒鎧「だが、仲間なのだろう?」
エルディア「そうだけど………マキシリオン様が惑星の再生を計画してからは、反発が強まったと思うわ」
エクザス「あの野郎!まだ惑星の再生とか抜かしているんだよな?」
エルディア「そうよ………」
黒鎧「そんなに気にくわないのか?」
エクザス「あの野郎とは同期でな、昔はあんな奴じゃなかったんだがな………どこでとち狂ったのかいきなり惑星の再生だの言い出しやがったんだ!胸糞悪いぜ!」
昔のエクザスとマキシリオンはお互いに切磋琢磨して、とても純粋な青春と呼べるような日々を送っていたという
黒鎧「同期だったと言ったな、奴は昔からあんなに強かったのか?」
エクザス「強い?んな事はねぇよ!オレよりも弱っちかったぜ………それがどうかしたのか?」
黒鎧「これはエルディアの推測だがマキシリオンの中身が別人かもしれないって事が、今のエクザスの言葉でますます強まった」
エクザス「中身が別人?まさか………んな事がありえるのか?」
エルディア「できなくも無いわ………あの装置を使えばね」
あの装置とは記憶を抜き取る装置の事で、それさえ使えば中身が別人でも不思議ではなった
ベニ「なぁ、黒鎧………もしかしてそちらの3人もマキシリオンの関係者か何か?」
黒鎧「そうだが、今は逃げ出した状態だな」
ステラ「この人達は大丈夫だよ!僕達に危害は加えないよ!ねっエルディア?」
エルディア「それはもちろんよ!」
ごつい騎士「もちろん、そんな事はしねぇよ!」
女騎士「まぁ、乗っ取られているならマキシリオン様の身体を取り替えさないといけないしね」
エクザス「その点で言えばオレはもう信頼を得てるぜ!なぁベニ?」
ベニ「そ、そうだな!心強い味方だよ」
スカイ「ちょっと!ベニ本気なの?この人達はマキシリオンの手下なのよ!」
ベニ「そのマキシリオンの所から抜け出して来たわけだろ?なら大丈夫だと思うが?」
ネル「ベニさんは甘いですねっ!裏切ったふりしているかもしれませんよ!」
スカイ「ネルの言う通りよ!仲間になったふりして、内部から崩壊させるのが目的かもしれないでしょ?」
その時1人の人物が動いた
「バンッ」
バンッとテーブルを叩く音が鳴り響き、あたりは静まりかえる
ステラ「僕は普段は怒らないけど………今のは納得いかない!」
エルディア「ステラ?」
ステラ「スカイもネルも………それに他のみんなも、エルディア達がどんな大変な思いをして逃げて来たのかわからないでしょ!」
黒鎧「確かな………裏切る為だけに、あの砂漠をこえてまでやって来るとは思えない」
オンパウ砂漠をこえるのはとても過酷で、そんな事の為に後を追って来たとは到底思えなかった
ステラ「エルディア達に謝って!」
ステラのその表情は真剣そのもので、まるで喧嘩の仲裁をしているようだった
ベニ「ステラ………お前は変わらないな、あの頃のままだ」
スカイ「そうだね、昔のまんま」
ステラ「それはどういう意味で?」
ベニ「俺とスカイは昔から、よく喧嘩をしてただろ?それをお前がいつもそうやって止めてたよな」
スカイ「そうそう、セリフまで昔の言い方と同じなんだもん!「僕は普段怒らないけど」ってね」
ステラ「そうだったかな?」
ベニ「悪かった!お前が信じている仲間を、俺達も信じてやらないといけないよな」
スカイ「そうね、ネル………今は何か思うところもあると思うけど妹を信じてあげましょう?」
ネル「………そうですね、流石は私の妹です」
ステラ「ちょっと待って、僕はもう妹として決定なの?」
ベニ「そんな身なりで兄と呼べるわけ無いだろ?」
ステラ「そんな〜!」
見た目が機械の身体とはいえ、幼女のステラでは兄とは到底呼べ無いのは仕方がなかった
黒鎧「もういいか?話しを戻そう」
ベニ「確か黒鎧が未来人って事だったよな」
黒鎧「そのつもりだが………オレ自身も確証が無くてな、ここで目覚めた時は何が起こったのかわからなかった」
ベニ「ここでって、どこで?」
黒鎧「このゲームの中だ!そしてオレはログアウトができない」
ベニ「じゃあ、アンタはこのゲームの中からはずっと出られないのか?」
黒鎧「あぁ、そうだ!ここからは出られない!」
スカイ「生活とかはどうしているの?」
黒鎧「ゲームのシステム的に言えばオレはNPC扱いに近かったはずだが、なぜかはわからないがプレイヤーとして登録してあってその点は助かったと言えるな」
ベニ「プレイヤーだがログアウトはいっさいできないって事か………」
黒鎧「その話しはもういいだろ?こちらの方が重要だ!」
ベニ「重要な話しってなんだ?」
黒鎧「シャーロットは既に要塞に入って行ったんだよな?」
ベニ「それは確認済みだ!間違いないぜ!」
黒鎧「となると1人で試練を受けなければならないという事か………だいぶ急いだ方が良さそうだな」
スカイ「急がなければならない理由は?」
黒鎧「このままではオレがいた未来と変わらない結末になるという事だ!そうオレがいた未来は既に滅んでいるんだからな」
黒鎧は全員に衝撃的な事実を告げた
ベニ「滅んだ?何で滅んだんだ!」
黒鎧「厄災の試練………オレが知っているのはそれだけだ、試練の内容は知らない」
以前紅優が調べた事でその事に1番近いのが「アザありし者、選ばれし者なり、ヤク○○の試練を受けよ」という幼女達のPCにあったメッセージだった
そして◯◯の所に入る言葉は【厄災】で文章はこうなる「アザありし者、選ばれし者なり、厄災の試練を受けよ」とこうなる
なぜアザがある者しかその厄災の試練を受けれないのかとか、選ばれる理由などは黒鎧も知らなかった
ベニ「厄災の試練だって?どんな試練なんだよ!」
黒鎧「オレがいた未来では、その試練を乗り越えた者はいなかった………そしてシャーロットが闇に呑まれて堕ちた」
黒鎧のいた未来にもシャーロットはいて、そのシャーロットが闇堕ちしたと黒鎧は言う
未来のシャーロットは、こちらのシャーロットとおそらく同一人物であると言えるが現在は人格分離している為どうなるかまではわからないのだ
スカイ「闇に呑まれて落ちたのよね?その後はどうなったの?」
黒鎧「闇に堕ちたシャーロットの手によって………世界は壊されたんだ!」
ベニ「な、なんだって!」
スカイ「嘘っ!」
黒鎧「その破壊の衝撃でオレはおそらく過去のゲーム世界に飛ばされてしまったようだが、その後はどうなったかは知らない」
ベニ「なぜシャーロットちゃんがそんな事をしたんだ!」
黒鎧「闇に堕ちたシャーロットはこう言っていた「もういいや………疲れたから世界を終わりにする」とな」
スカイ「ねぇ、世界を壊せるほどの力を何でシャーロットちゃんが持っているの?」
黒鎧「オレが中心部に辿り着いたまさにその瞬間に、厄災がシャーロットに乗り移ったように見えたが………おそらくは厄災の力なのだろうな」
黒鎧が駆けつけた時には既に遅く、厄災の闇がシャーロットを呑み込んだ瞬間だったとそう語る
そしてその厄災の膨大な闇のエネルギーを使って世界を壊したと思われる
この世界を壊したというのはゲーム世界だけにとどまらずに、現実世界をも壊した事になる
ネル「それなら、間に合えばいいんですか?」
黒鎧「あの時はオレが間に合ったところで結末は変わらなかっただろうが、今回は絶対に間に合わなければならない!」
ステラ「でもそれって…………黒鎧のいた未来では僕は人格分裂はしてないよね?」
黒鎧「そうだ!確かにステラとシャーロットになっているという事はなかった…………まだ救いがあるという事か?」
ステラ「僕達でその厄災を倒せないのかな?」
この発言にはみんなが驚いた
ベニ「そうだよ!厄災なんて倒しちまおうぜ!」
スカイ「簡単にいかないと思うけど?」
黒鎧「厄災を倒すか………そんな発想はなかったな」
ベニ「なら、さっさと飯食って準備して出発しようぜ!」
ベニのこのかけ声で、大衆食堂の絶品料理を堪能した一行は防寒対策用の装備を全員分を購入(ベニが購入)してテトフ氷山を目指した
「ビュォー」
テトフ氷山に入ると猛吹雪で視界が遮られ、辺り1面がホワイトアウト状態で何も見えなかった
ベニ達パーティーBでは
ベニ「大丈夫か?みんないるか?」
スカイ「パーティーを組んでいるメンバー同士で確認し合うしかないわね」
イリスティナ「ざむい〜!凍える」
ネル「元気だけが取り柄なんだから頑張ってください」
イリスティナ「こんな猛吹雪なんて聞いて無いよ〜!」
アーサー達パーティーAでは
ムー「ヒミコちゃん大丈夫?」
ヒミコ「もちろん大丈夫なのじゃ!」
アーサー「海の大しけより酷いな」
ノブナガ「ここ、氷山ですぜ兄貴!」
新たに組んだ黒鎧達はパーティーCでは
パーティーCのメンバーは黒鎧とステラとぬいぐるみ達とイディ
ロリスとルドマはウザウラの街で待機となっている
黒鎧「相当視界が悪いな………ステラ、はぐれるなよ!」
ステラ「うん、けど僕の額の目は山が見えるしみんなも見えるよ」
黒鎧「サーモグラフィーモードか?便利だな、もしはぐれそうになっている者がいたら言ってくれ!」
ステラ「わかったよ」
ぬいぐるみ剣士「まさかこうして再会できるとはな………」
ぬいぐるみ弓使い「マスターでは無くなってしまったけど、なぜか安心する」
ぬいぐるみ魔法使い「いや、マスターだろこの喋り方は!」
イディ「慕われてんなステ坊………」
エクザス達パーティーDでは
エクザス「エルディア、こんな猛吹雪の所について来なくてもよくないか?」
エルディア「いいえ、行かなければならないわ!」
ごつい騎士「筋肉と言う厚い脂肪があってよかったぜ!」
女騎士「ソレ筋肉だったんだ………肉ダルマかと思ってた」
ごつい騎士「はぁ?肉ダルマは無いだろ〜!」
とこんな感じで氷山の天辺近くにあるというスマット塔を探しながら進んでいた
一方その頃マキシリオンは………
マキシリオン「どいつもこいつも使えない奴ばかりだ!」
コールドスリープ中の騎士達も文字通り使えないし部下であったエルディアと2人の騎士にも裏切られ、今現在残っているのは技術者と騎士にも満たない雑魚兵士達だけだった
マキシリオン「まぁいい!誰も、このわたしが別人だとは気づいていなかったからな!」
やはりマキシリオンの中身は違う者が入っていた
マキシリオン「待ってろよ!シャーロット必ずお前を手に入れてみせるからな!ふははははっ!」
邪悪な笑みを浮かべながらマキシリオン(?)はどこかに向かって去って行った
技術者「な、なんだったんだアレは………マキシリオンでは無いのか!」
技術者が見た者はマキシリオンではなかったのだ
そしてようやく氷山をこえたベニ達はスマット塔に辿り着いて、安全を確認した一階フロアで休息をとっていた
ベニ「いや〜助かったぜ!ステラ、お前のサーモグラフィーモードだっけ?アレがなかったたらここには辿り着けなかったぜ」
ステラ「ただ僕は塔らしき物が見えたから言っただけだよ」
黒鎧「ステラのお手柄だな」
スカイ「それよりもこの塔を登るのよね?モンスターは出るの?」
ベニ「出るぞ!氷山でのエンカウントがなかったのはよかったんだがな………ここは確実に出る」
ネル「強いモンスターですか?」
黒鎧「強かろうがなんだろうが、前進あるのみだ!」
エクザス「まぁ、はさみ打ちにさえ気おつければ大丈夫だろ?」
ごつい騎士「とにかく天辺目指すならガンガン進めばいいだけだしな」
女騎士「脳筋おバカ2人………」
エクザス「あぁ!なんて酷い事言いやがるんだ!」
ごつい騎士「オレをエクザスと一緒にしないでくれ」
エルディア「黒鎧、タイムリミットとかはあるの?」
黒鎧「そうだな………少なくともゲーム内で日付が替わるまでといったところだろうな」
ベニ「ゲーム内の時刻は、今は午後4:51か………まだあるから大丈夫だろ?」
イリスティナ「甘い!甘過ぎる!この飴!」
スカイ「おとなしいと思ったら飴?そんな物どこから持って来たのよ」
イリスティナ「ん?ウザウラのお店で見かけて、つい買っちゃった」
エクザス「なぁベニ………すっげ〜緩すぎないか、あの姉ちゃん」
ベニ「そうなんだがああ見えて結構周りをよく見ているみたいでな、真面目な時とふざける時をよく理解しているみたいなんだ」
ネル「終始ふざけている方が多いと思いますけど?」
スカイ「まぁ、アレの扱いはあたしに任せて先に進みましょう」
塔内での隊列はエクザス達のパーティーDが先頭で、ベニ達パーティーBが続きアーサー達パーティーAがその後を追って最後尾に黒鎧達のパーティーCがしんがりをつとめる事となった
ベニ「この塔は螺旋階段だから助かるな」
スカイ「階段の途中にある部屋とかスルーできるしね、その点ではいいけどねぇ………」
ネル「モンスターの数が半端ないですね」
ベニ「とはいえ、エクザス達がバンバン倒してくれるから楽してるけどな」
スカイ「この調子で進めればすぐに着きそうね」
イリスティナ「ツクツク餅つくよ!」
スカイ「アホな事は言ってもいいけど、隊列は乱さないでね!」
イリスティナ「ひっ、またあの手刀を構えているわ!なんて事なの!これはイジメよ!」
スカイ「イリスティナがまともな事を言ってたらこんな事はしないわよ!」
そんな時だ、先頭を進んでいたエクザスが声をあげた
エクザス「おっ?最上階が見えたぞ!」
ごつい騎士「塔の最上階か、何かあるかもしれないな油断するなよ」
女騎士「こういう場合は、たいていボスとか現れる」
そんな事を言ったそばからボスらしきモンスターが上空から舞い降りて来た
鳥類型モンスターでかなりの巨体の持ち主だ、翼を広げたら小型飛行機ほどの大きさはありそうだった
ベニ「すっげ〜デカいな、セスナ機かよ!」
スカイ「あんなの倒せるのかしら?」
ステラ「デカいモンスターはもういいよ………」
ステラは軽くトラウマを思い出していた
エクザス「塔の主ってところか!相手にとって不足無し、行くぜ!」
エクザスはその巨体に似合わないほどの軽やかなダッシュで一気に間合いを詰めて、両手で持つ巨大ハンマーを塔の主の土手っ腹に打ち込んだ
「グェーグェー!」
塔の主は相当痛かったのかその場で転げ回り、その翼で突風を巻き起こしていた
ベニ「塔の天辺は吹雪いてはないけど、この突風はキツいな」
黒鎧「塔内部に戻るとモンスターに出くわすかもしれないな、なるべく固まって防御体勢をとっておけ!」
パーティーA・B・Cそれぞれで固まって防御体勢をとった
ごつい騎士「コイツの翼をぶった斬れば、もうあんな突風は出せないだろうよっと!」
ごつい騎士はまずは左側側の翼を大剣で斬りつけて、翼を斬り落とした
「ゴゲェーゴゲェー!」
塔の主は片翼でもまだ飛べるらしく、翼を羽ばたかせて空中に逃げようとしていた
女騎士「それは、させない!」
どこからともなく女騎士が上空から降って来て、塔の主の右側の翼を槍貫いて地面に叩き落とした
エクザス「ナイスだ!」
すかさずごつい騎士が渾身の力を込めて残っていた右側の翼を切断した
「ホゲェー!」
エルディア「トドメはコレよ!」
エルディアは1枚の札を取り出し、その札を塔の主めがけて投げつけた瞬間に巨大な火炎弾となって焼き尽くした
「ゴゲッー!」
塔の主はドサッと倒れ、まるでクリスマスに食べるターキーのような姿になっていた
ステラ「凄い!あんなに大きなモンスターを簡単に倒しちゃったよ」
黒鎧「頼もしい限りだな………」
エクザス「まだいけそうなんだがな………もういないのか?」
ごつい騎士「あんなのを何体も相手にはできないだろ?」
エクザス「オレはまだいける!」
女騎士「あんなのが沢山いたら、めんどくさい」
騎士達が騒いでいる向こう側に例の浮遊物体が見えた
ベニ「アレは………浮遊要塞だ!」
スカイ「でもだいぶ遠いわね」
飛び移るには距離があり過ぎて届かないのではと思われたが………
ぬいぐるみ魔法使い「我の存在を忘れてないか?」
ぬいぐるみ弓使い「以前のようにみんなを魔法で浮かせるのか?」
ぬいぐるみ剣士「だがこんなに大勢いるが………大丈夫か?」
ぬいぐるみ魔法使い「心配無用だ!転送魔法で全員送ってやる!」
ぬいぐるみ魔法使いは以前使った浮遊魔法ではなく、転送魔法で全員を転移させると言い出したのだ
ベニ「転送魔法って前に使ったやつだよな?」
ぬいぐるみ弓使い「失敗は許されないという事はわかっているのか?」
ぬいぐるみ魔法使い「アレとは違う魔法だ!それに我が失敗などするわけがないだろ!」
スカイ「どこから来るのよ、その自信は!」
ぬいぐるみ魔法使い「まぁ見てなって!転送魔法………『座標軸Yと座標軸Xをこちらとあちらで入れ替えて………』任意の座標にワープできる魔法陣完成!」
ぬいぐるみ魔法使いは適当に見えて案外計算された魔法陣を塔の最上階の床に描いて、さらに浮遊物体の入口と思われる場所へと繋いだというのだ
ぬいぐるみ魔法使い「名付けて、テレポでPONだ!」
ネル「ダサっ!」
ムー「同じくダサっ!」
ベニ「まぁいいじゃねぇか!移動できるならな」
ヒミコ「この魔法陣が消えたらどうなるのじゃ?」
ぬいぐるみ魔法使い「心配するな、消える事は無いからな」
スカイ「消えない魔法陣か………」
イリスティナ「罪すらも消せない魔法陣とは、なんて恐ろしいの!」
スカイ「誰が罪なんて言ったのよ!」
ステラ「罪?罪って消せるのかな?」
黒鎧「試した事は無いが、犯罪歴のある奴とかなら罪を償ってはじめて消せたと言えるかもな」
ステラ「黒鎧のいた未来を壊したのがシャーロットなら、僕にも罪はあるのかな?」
黒鎧「そんな事は無い、たとえステラにもし罪があるとしてもオレはそんなモノは認めない!」
ステラ「でもシャーロットが壊したんだよね?未来の世界を………」
黒鎧「確かに壊したのを見たが………オレがいた未来のシャーロットと、ステラお前はだいぶ違う!似ているけど違うんだ」
ステラ「意味がわからないけど、別人って事?」
黒鎧「そうだ!説明がうまくできないがオレが知っている未来のシャーロットと、今現在のステラやシャーロットは同じでは無い」
ステラ「それは僕がシャーロットだった時も含めてって事?」
黒鎧「もちろんそうだ!そしてお前に罪は無い」
ステラ『罪は無いか………僕には罪が無いと言われたけど、なんだが罪悪感が取れないな』
イディ「ステ坊、あんまり深く考えるなよ!」
ステラ「え?」
イディ「なんだか思い詰めた顔してたからな」
ステラ「そんな顔してたかな?」
イディ「ステ坊は笑っている方がいい表情してるからな、あんまり似合わない顔はするなよな」
ステラ「イディ………ありがとう」
イディ「お礼を言われるような事はしてないけどな」
この時点のシャーロットにもステラにも罪は無い、そして黒鎧のいた未来のシャーロットにも罪は無く全ての元凶は厄災そのものだ
ベニ「よし行こうぜ!シャーロットちゃんを迎えに!」
エクザス「悪いがオレ達はここまでだ!」
ベニ「なんでだよ!」
エクザス「あそこに行く理由が無いからな」
ごつい騎士「だな」
女騎士「ここからは貴方達の戦いだから、私達は参加はできない」
ステラ「エルディアも来ないの?」
エルディア「ステラごめんなさい、行く理由が無いのよ」
エクザス「かわりと言っちゃあなんだけど、ここを守っておくぜ」
ごつい騎士「その魔法陣とやらは誰でも転送可能なのか?」
ぬいぐるみ魔法使い「もちろんだ!魔法陣の上に乗れば誰でも転送可能だ!」
女騎士「それはモンスターでも可能なの?」
ぬいぐるみ魔法使い「そ、そうなるな………」
エクザス「なら、ここを守る奴がいないと駄目だろ?」
ベニ「そうか………わかった、エクザスここを頼むぜ!」
エクザス「おうともよ!任せろ!」
転送の魔法陣は入った瞬間にはもう転送先に着いていた
床には塔と同じ物と思われる魔法陣が描かれていた
ベニ達はエクザス達を残して浮遊物体にのりこんで行き、中心部を目指した
スカイ「まるで敵の気配とかはしないわね」
ネル「モンスターもいませんね」
ベニ「とにかくこのまま進もう!」
黒鎧「頼む、間に合ってくれ!」
ステラ「大丈夫だよ!何とかなる」
黒鎧「………そうだな、焦ってもしかたないか」
エンカウントすらしない通路をひたすら走り続けてやっと中心部に辿り着いた
中心部はだだっ広い空間でそこには何も無かった、本来なら浮遊要塞の心臓部であるエンジンなどがあるはずなのにまったく何も無い空間だけだった
ベニ「シャーロットちゃん!無事か!」
シャーロット「ベニ?何でみんなまでいるの?」
再会を喜んだのもつかの間、ゆらゆらと暗くうごめく何かが既に現れていた
黒鎧「アレは………厄災か!離れろシャーロット!」
ステラ「駄目だ間に合わない、シャーロット!スキルの奇跡の生還者を使うんだ!」
シャーロット「?『誰だろあの人?』スキル!奇跡の生還者!」
【 奇跡の生還者 】
ステラはシャーロットに指示を出して、闇で包もうとしていた厄災をスキルの奇跡の生還者で防がせた
ベニ「ナイスだ!ステラ!」
ステラ「でも長くは持たないからね」
黒鎧「こんなスキルの使い方があったのか!」
スカイ「あの厄災って実体はあるの?」
黒鎧「わからん!だがやるしかない」
最初に厄災に攻撃をしかけたのはベニだった
ベニ「うおー!これでどうだ!」
【 四連双撃斬 】
「ガキィーン」
ベニ「何っ、武器が弾かれた!」
黒鎧「武器を弾くという事は実体があるという事か、なら攻撃は通るという事だな!」
スカイ「ならガンガンやっちゃえ!」
ムー「バフをみんなに届ける!」
ムーは歌いだしてバフを全員にかけた
ベニ「力が湧いてくる!これなら勝てる!」
スカイ「アローズファイア」
【 アローズファイア 】
ステラ「もうそろそろシャーロットのスキルが切れるから、あの厄災から遠ざけないと!」
黒鎧「任せろ!」
黒鎧はシャーロットのスキルが切れた瞬間にこちらへとシャーロットを抱きかかえて救出し、ステラのそばにそっと降ろした
ステラ「大丈夫?」
シャーロット「うん」
黒鎧「これで思う存分にやれるな」
イリスティナ「コイツ固い!殴っても蹴ってもビクともしないよ!」
ネル「粘太郎まだいける?」
粘太郎「(いけます!)」
ネルの攻撃もやはり接近攻撃なので、厄災にうんと近づかないと攻撃はできないが粘太郎のLVも上がっていたので粘液飛ばしという攻撃ができるようになっていた
それでも射程距離がある為近づかないとならないのはかわらない
ヒミコ「なら妾は僧侶ダンサーの僧侶の方で、皆を回復するのじゃ!」
アーサー「姉さんイケてますぜ!」
ノブナガ「最高だよ、姉さん!」
遠距離攻撃が可能な者は遠距離からの攻撃で、近距離攻撃が可能な者は遠距離攻撃者の射線上に入らないようにうまく攻撃を続けた
厄災「ナゼアラガウ?オマエタチノホロビハケッテイズミダトイウノニ!」
ベニ「コイツ喋れるのか!」
黒鎧「なら聞くが、なぜ滅ぼそうとする!」
厄災「オマエタチガ、フヨウナソンザイダカラダ!」
スカイ「不要な存在?それは、どう言う意味よ!」
厄災「セカイニコントンヲモタラスモノソレハニンゲンダ!ダカラホロボス、ソレガワガシメイ」
黒鎧「混沌をもたらす人間だから滅ぼすだと?ふざけるな!」
厄災「ベツニフザケテハイナイ、セカイヲゼロカラツクリナオスタメノイニシエノケイヤクニスギナイカラナ」
黒鎧「0から創り直すだと!いらなくなったら壊す、それではゲームとかわらないだろ!」
ゲームをやっていればよくある事で、気にくわないという理由でリセットしたりデータそのものを消したりするのとまるで同じだった
厄災「ハナシハオワリダ!ココデマトメテキエテシマエ!ニンゲン!」
黒鎧「起きろ!トーガ、ラ・ムーア奴を斬る!」
厄災「サセヌ!」
厄災は自身が纏う闇を鞭のようにしならせて黒鎧に全方位攻撃を仕掛けた
黒鎧「闇の鞭だと!舐めるな!」
覚醒済みのトーガとラ・ムーアで全方位からの闇の鞭を叩き斬っていくが、徐々に押されはじめて闇の鞭の攻撃が当たっていく
バキンバキンと鎧が砕かれながら弾け飛び、兜まで弾け飛び攻撃が止まった
「カラーン」
そして黒鎧の姿が今はっきりとわかる
スカイ「誰かに似てるわね」
ベニ「そうか?アバターだから似るのはあたり前だろ?」
ステラ「え?なんで………まさか年老いたベニ?」
黒鎧「せっかく隠していたのにな………すまないステラ、だがこれが本当のオレだ!」
スカイ「確かに年老いたベニね………」
ベニ「え〜!あれが俺なのか?信じられないなって!なんだって!黒鎧の正体が俺?」
黒鎧の正体は年を取ったベニだった、しかしどうしてアバターが年を取っているのかというと未来から過去へ飛ばされた代償として年を取ってしまったようだ
いわゆる等価交換に値する物と捉えられなくもない現象だった
ステラ「黒鎧!あんな厄災なんかに負けないで!」
黒鎧「………ステラ、まだオレを黒鎧と呼んでくれるのか?」
ステラ「黒鎧は黒鎧だよ!僕が僕であるようにね」
黒鎧「そうか、ありがとう!さぁ離れていろ!奴をなんとしても斬る!」
厄災「ソウカンタンニイクカ!ニンゲンメ!」
黒鎧「トーガ、ラ・ムーア今こそお前達の力をかせ!」
トーガ「よかったのか?姿晒して」
ラ・ムーア「それは後で聞きましょうか」
【共鳴・紅】双剣覚醒状態
【共鳴・紅】と言うデュアルブレーダー専用の技で互いの双剣を共鳴させて刀身を波動で覆って斬れ味を極限まで高めた技で破壊不能のオブジェクトでさえも斬れるようになる
黒鎧「これでどうだ〜!」
黒鎧は全身全霊を込めて斬撃だけに集中して突っ込んて行った
厄災「オロカナ!コレデオワリにシヨウゾ!」
厄災はまたしても闇の鞭で全方位攻撃を仕掛けて来たが、黒鎧は躊躇無く突っ込んで行き闇の鞭を1本2本と斬り落として行った
床に落ちた闇の鞭はしばらくしてから蒸発したかのように消えた
厄災「ナニ!バカナ!ナゼタタガニンゲンにコレホドノチカラがアルンダ!」
黒鎧「これは覚悟した者だけが使える力だ!」
厄災「カクゴダト?ソレハナンダ?」
黒鎧「生きる為の覚悟だ!」
厄災「ソンナゼイジャクナモノデ、ナゼコレホドマデニツヨイチカラガダセル?」
黒鎧「それは人間だからだ!生きる覚悟をした人間だからこそ力が湧いてくるんだ!」
厄災「ヤミヲオソレヌニンゲンカ………ナラバナオサライカシテハオケナイ!」
厄災は闇を濃くして無数だった闇の鞭を6本までに抑えて攻撃をして来た
「ガキィーン」
黒鎧「何っ!弾かれただと!」
トーガ「おかしいな斬れないわけが無いのにな?」
ラ・ムーア「いいえ、斬れているけど再生力が早いみたいよ!」
黒鎧「だったら………」
【 W発動 】
【 共鳴・紅 】双剣覚醒状態
【 共鳴・蒼 】双剣覚醒状態
双剣トーガが蒼い波動で包まれて、ラ・ムーアが紅い波動で包まれ互いに引きあうように波動を出していた
黒鎧「うおおおおおおおっ!」
黒鎧は厄災をバツ印になるように斬りつけた
厄災「グァー!」
黒鎧「厄災、お前はもうここまでだ!」
厄災「バカナ………ナゼキレル?コウナッタラヤムオエン」
困惑気味の厄災はまるで最後の力を使うように、闇を広げ辺り1面が闇に覆われた
ベニ「これは………闇が広がっていってるのか?」
スカイ「みんな、気おつけて!何か仕掛けてくるかもしれない!」
闇は空間そのものを包んでいるようで、お互いの姿を確認できる程度の暗闇といった感じだった
黒鎧「何をやろうとももう無駄だ!今のこの剣に斬れない物は無い」
厄災「ヌカセ!ニンゲンメ!」
もうほとんど黒鎧と厄災の一騎討ちで、戦いの次元が違い過ぎて黒鎧以外の者はただ見守る事しかできなかった
黒鎧「行くぞ!」
厄災「コイ!ニンゲン!」
黒鎧は闇の鞭を斬り飛ばすが、厄災の再生力は早く手数的には若干黒鎧が押され気味だ
トーガ「右下、今度は右上だ!」
ラ・ムーア「左中央、左下よ!」
黒鎧「くっ、これではきりが無いな!」
厄災「ドウシタニンゲン?モウバテタカ?」
その時、ステラはシャーロットが装備していたサブウエポンに気づいた
ステラ「シャーロット、これは何?」
シャーロット「誰でも撃てるサブウエポンだよ」
ステラ「誰でも撃てる?これ貸して!」
シャーロット「いいよ」
ステラはそっと厄災の背後に回りこみ、サブウエポンを構えた
ステラ「これでどうだ!」
ステラはサブウエポンに装填されていた弾丸を放った
サブウエポンの弾丸にはスカイが詰めた魔法やイリスティナが詰めた術が入っていて、さらに特殊阻害系のポップアップ式のトラップ弾も入っていた
【アローズファイア弾】と【意識混濁の術弾】と【拘束バインド弾】の3発を撃って、残りは後3発
アローズファイア弾は厄災の背中に全弾命中して、意識混濁の術弾は厄災の動きを鈍らせる事に成功しさらに拘束バインド弾で厄災の動きを一時的に制限した
厄災「グオオオオオー!」
黒鎧「ステラか、よくやった!」
【双牙連撃斬】限界突破バージョン
黒鎧は双剣覚醒状態で共鳴中の状態で【双牙連撃斬】を放った
厄災「ギャャャヤー!」
厄災は竜巻状の突風の中心に囚われ波動の斬撃の嵐に見舞われた、もはやその姿さえもわからなくなるほど小さく斬りきざまれていた
黒鎧「終わったな………」
ステラ「やった!僕頑張ったよ」
黒鎧「本当によくやったなステラ!お陰で厄災を倒せた、ありがとう」
ステラ「黒鎧にはいつも守られていたからね、だから助けないとって思ったんだ」
黒鎧「そうか………今回はオレが守られたのか、それも悪くないな」
ベニ「黒鎧!なんか変だぜ」
黒鎧「何?何が変なんだ?」
ベニ「闇がいつまで経っても消えてないぞ!」
戦いは終わったはずなのにまだ闇が消えていなかった
黒鎧「まだ悪あがきがあるというのか?」
厄災「ソノトウリダ!」
厄災はその形を留めていない状態でそこにゆらめいていた
黒鎧「ここまでしても倒せ無いのか?」
厄災「オマエタチニンゲンニヤミガアルカギリ、ナンドデモヨミガエッテミセルゾ!」
ステラ「僕はあきらめないぞ!」
厄災「オマエハ………サキホドジャマヲシタヤツダナ」
ステラ「くらえ!」
ステラはサブウエポンの残り3発を全弾発射したが、厄災は霧のように消え全ての弾丸が厄災に当たらずに通過した
厄災「クルトワカッテイルモノナド、ヨケルノハタヤスイ」
厄災は闇の鞭でステラを丸呑みにした
黒鎧「ステラ!」
その場にいた全員がステラの名を叫んだ
ステラ『暗い………何も見えない、僕このまま死ぬの?』
シャーロット「させない!そんな事絶対にさせない!」
ステラの心の声が聴こえたとでもいうかのように、シャーロットは自分に今できる事を必死に考えた
シャーロットは想像具現化の能力を発動して闇を打ち消す光を想像し、辺り1面の闇に抗うように光の空間が広がった
光の空間にはお花畑や太陽のような温かい陽射しのような光があふれていた
シャーロット「闇何かに負けないで!」
ステラ「『何も見えないけど、シャーロットの声が聴こえる』」
シャーロットとステラは元は同一人物だった為か、テレパシーのような何かで繋がっているかのように考えた事が以心伝心しているようだった
ステラ『僕は………まだあきらめない!』
シャーロット「そうだよ!あきらめちゃ駄目だよ!」
厄災「コレハ、ナニガオキテイル?」
闇の鞭をステラは内側から攻撃していた
全弾撃ちきったはずのサブウエポンで攻撃をしているステラ
ステラが撃っている弾丸は金属では無く、エネルギー弾だった
額の目がサブウエポンを解析してエネルギーを弾丸として撃ち出せるように、素体のボディがサブウエポンを勝手に改造を施していたのだ
ステラ『僕のエネルギーが持つまで撃ってやる!』
エネルギー弾を撃ち続けた結果、闇の鞭にヒビが入りエネルギー弾がとうとう貫通した
厄災「バカナ!コンナゼイジャクナニンゲンマデモガ、アラガウトイウノカ?」
ステラは闇の鞭から脱出して厄災の前に立った
ステラ「僕は闇なんかに負けない!そして厄災お前にも負けない!」
厄災「ホザケニンゲンガ!」
厄災は闇の鞭でステラを攻撃したが、ステラにはその闇の鞭は届かなかった
闇の鞭は崩れて霧散してしまい、厄災は攻撃手段を失った
厄災「アリエナイ!ナゼダ!コンナチッポケナニンゲンニソシサレルナド、アッテハナラナイ!」
ステラ「バイバイ厄災!もうこの世界には厄災なんていらないんだよ!」
厄災「ウソダ!キエタクナイ!ヒカリナンテイラナイ!ヤミヲクレ!イヤダー!」
厄災はこうして消滅して、このゲーム世界と現実世界は救われた
シャーロットも無事助け出して厄災も滅び、脅威と呼べる物は消え去ったわけです
しかしまだあの方との決着が残っていますが、この物語はここで終わりとさせていただきます
まったく宣伝して無いのに読んでくださった方にここでお礼を言わせてください
『こんなド素人の作品を今まで読んでくださり、ありがとうございました。また機会があれば続きを書いていきたいと思います。福望華雫』
【評価】と【ブックマーク】も付けてくれたら
励みになりますのでよろしくお願いします
素人の作品です
福望華雫でした




