ログイン26 おにぎりの具
貧乏高校生 当溜。格安ボロアパートに住みバイトをして生活費を稼ぐのが彼の毎日だった。明日から学校が夏休みに入る事で浮かれていた時に偶然おもちゃ屋で最新のVRヘッドギアを見つけ購入した。さっそくVRゲームを始めたまでは良かったのだが、本来なら無いはずのVRヘッドギアのホームにログインを果たした。彼は大嘘をつくAIの言う事を真に受け全てにYESと応えてしまった。身体構造スキャンを許し、問題箇所のリペアとしてハルモニア光なる謎の光を実際の身体に照射された。問題は解決したのだとAIに唆されてゲーム世界に送り出されてしまう。しかしこの事が当溜の生活をガラリと変えてしまう重要な出来事だった。ログインしたゲーム内でも問題が発生した。選択出来る性別が女性のみで男性の選択は不可能だった。なんとか女性アバターを男性的な姿に作る事に成功したが、間違えてランダム作成を押してしまい完成したアバターは幼女だった。
何かネットではAIで作成された小説がどうとか言ってますが、この作品はちゃんと人の手?指?(スマホでの文字入力)で執筆していますので安心して読んでください
【 注意書き 】
ちなみに今回は地震などの展開がありますので、心の準備をして読んでくださいね(もしPTSDなどの症状がある方は、読むのを途中でやめて安静にしてください、心の安全を優先してね)
♤守ってください幼女な僕を♡
縮めて『守幼』をよろしくお願いします
ここは萃香の自宅マンション
なぜかおにぎりパーティーをやる事になり、みんな集まっていた
茶恋「羽琉、それ取って」
羽琉「これですか?」
茶恋「そうそうこれ、練りワサビをたっぷり入れれば嫌がらせおにぎりの完成!ぬふふふっ!」
萃香「それはもちろん、ちゃこ姉ちゃんが食べるのよね?」
茶恋「ギクッ!ま、まさか…………一部始終見てたの?」
萃香「誰に食べさせるつもりかまではわからないけど、責任持って食べてね!(怒り顔)食べ物を粗末にしたら駄目だからね!」
茶恋「…………は、はい(冷や汗)」
茶恋の嫌がらせおにぎり作戦は、失敗に終わった………誰への嫌がらせなのかは当事者のみ知る事であった
真央「あれ?紅優兄は来てないの?」
萃香「少し遅れるってREONに入ってたわよ」
真央「わたしには連絡くれなかったのに………萃香さんにだけずるい!」
萃香「そんな事言われても、紅優があたしに連絡して来るのはいつもの事だし………」
真央「ふーんだ!」
萃香『まったくもう!何であたしがこんな事やらなければならないのよ!』
文句を言いながらも少し拗ねてしまった真央をなだめる為に、萃香は紅優にREONで真央にも連絡してあげてとこっそりメッセージを送った
里麻「それにしてもここは広いのじゃ!マラソン大会とかができそうなのじゃ」
航介「高級マンションの最上階とはな………紅優といい萃香といい、本当何者なんだと思うぞ」
鯛蔵「しかし、台風の影響はこっちにもあるとはなぁ………船大丈夫すっかね?兄貴」
航介「しっかり停めて来たから大丈夫だろうと思うが、絶対とは言いきれないからな覚悟だけはしておこう」
鯛蔵「兄貴!そんな事言わずに船の無事を祈りましょうぜ」
航介と鯛蔵は猛烈に強い台風が接近している為漁に出られず自宅待機をしていた所、茶恋に呼び出されて里麻を連れてこちらまでやって来たのだ
ちなみに真央と里麻と航介と鯛蔵の4人は紅優の代理として茶恋がゲーム内で新装備のコーディネートなどをして、いつの間にか親睦を深めていた
萃香「海はどうなっていたの?」
航介「大しけでまったく船が出せない状態が、ここ何日か続いている」
鯛蔵「市場もほぼ閉鎖状態で、ひとっこ1人いなかったな」
里麻「オヤジ殿はそれでもあそこで営業を続けているのじゃ」
オヤジ殿とはずんぐりむっくりオヤジの事で、里麻は割りと頻繁に出入していてオヤジ殿と謎のアニメを見るのが日課になっているのだとか
「ピロん」
真央「あっ、紅優兄からだ!えっと「少し遅れるが、楽しくやれよ」か………」
萃香「良かったね、紅優からREONが来て『ってあたしが連絡したんだけどね』」
真央「ふふーん!これでわたしも萃香と並んだからね!おあいこだよ!」
妙な対抗意識で真央はドヤ顔で送られて来たメッセージの画面を萃香に見せびらかしていた
萃香『おこちゃまね………まぁ、好きな人から連絡が来ないのは確かに落ち込むわね』
あゆむ「ツナツナツナ〜に、マヨネーズ♪」
羽琉「おにぎりの具にツナとマヨネーズを入れるの、あゆむちゃん?」
あゆむ「うん!」
羽琉「じゃあ、ちゃんと中出ししようね」
羽琉のこの「中出し」と言う言葉に一同騒然となる
萃香「は?」
茶恋「えっ?」
航介「あ〜え〜と………ホワイ?」
鯛蔵「今なんて言ったんだ?」
里麻「中出しって言ったのじゃ!」
羽琉「何か変でしたか?」
萃香「おにぎりの具よね………」
羽琉「もちろん、そうですけど?」
萃香「じゃあ、なんで中出しなのよ!」
羽琉「えっ、私の家では普通でしたよ?」
萃香「中出しが?」
羽琉「えぇまぁ、祖父が言ってましたし祖母は何も言わなかったから……」
萃香「羽琉の祖父って事は………まさかわざと?」
茶恋「まさか!そんなわけ無いよ!いくら何でもねぇ?」
航介「だがありえなくも無いな、爺さんの密かな楽しみだったかもしれないぞ」
鯛蔵「とりあえず、年若い娘が中出し何て言葉を使っちゃ駄目だ!これから使わないようにしなよ!」
羽琉「駄目なんですか?理由がわかりません」
里麻「それなら外だしじゃな!」
航介「姉さん!それも駄目です!完全にアウトです!」
里麻「なぜなのじゃ?」
鯛蔵「おにぎりの具はそもそも中に入っているわけで、外側だとふりかけか海苔なので………それと中出しも外だしもだいぶヤバい単語ですぜ!聞いててハラハラする」
萃香「そもそもおにぎりの具で中出しとか聞いた事無いわよ!羽琉、これからは中出し何て言葉を使っちゃ駄目よ!」
羽琉「納得はいきませんが………それなら何て言えばいいんですか?」
萃香「そうね「おにぎりの中に具材を詰める」が正しいわね」
羽琉「具材を詰める………わかりました」
一時は一同騒然となったが、なんとか羽琉を納得させて今後中出し何て言葉を使わないようにする事ができてみんなほっとしていたのだが………
あゆむ「中出しは?」
萃香「あゆむちゃん、そんな言葉を使っちゃ駄目よ!おにぎりの中に具材を詰めるって言うのよ」
あゆむ「具材を詰める?………僕でもできるかな?」
萃香「もちろんできるわよ」
萃香はなんとか危機を乗り越え、中出しなどと言う言葉の封印に成功した
萃香『羽琉のお爺さんは何てヤバい言葉を教えたのよ!まったくもう!』
そんな事を考えていた時だった
「ピンポン」
チャイムが鳴り誰が訪ねて来たようだ
萃香「はーい、どちら様ですか?」
紅優「俺だよ俺!中に入れてくれ!」
萃香「あ~オレオレ詐欺の方ですかね、警察を呼びますよ?」
紅優「いや、俺だよ!紅優だよ!だから入れてくれって!」
萃香『まったくもう、なにが「俺だよ俺!中に入れてくれ!」よ!タイミングが悪過ぎよ!』
紅優「お~い!聞こえてるか?萃香〜!」
萃香「聞こえてるわよ!ねぇわかってる?ここに入って来たら、まず真央ちゃんに挨拶よ!いい?」
紅優「わかったよ!」
萃香は紅優になんとか念を押して真央に挨拶するように促した
真央「誰か来たの?もしかして紅優兄?」
萃香「今来るわよ」
そして紅優が玄関を入った来た瞬間に、真央は紅優に飛びついた
真央「紅優兄ぃ〜久しぶり〜会いたかったよ〜!」
紅優「うぉっと!真央ちゃんか、久しぶりだな」
ゲーム内で新装備の時は(茶恋が代理だった)結局会えず現実でもほとんど会ってはいなかったせいもあり、真央は思わず紅優の胸に飛び込んでしまっていた
真央「紅優兄、ちょっと痩せた?ちゃんと寝てる?」
紅優「まぁ、そうかもな………でも鍛えているから筋肉はあるぞ!それとちゃんと寝てるよ」
眠れない時もあった紅優だが今はちゃんと眠れているし、やらなければならない事が山程あり今はとにかく忙しく動いていたのだ
萃香「ちょっとそこのお2人さん、玄関先でイチャつくのも困り物なんだけど………(イラッ!)」
紅優は真央に自身の胸に飛び込まれた事でバランスを崩して横たわり、真央は紅優の上にのしかかるような体勢だった
まぁ要するに、他人が見たら目のやり場に困るような状態の2人であるという事だった
真央「別にいいじゃないですか!減るものじゃないし」
紅優「そうかもしれないが、とりあえずどいてくれないか?息苦しいぞ」
真央はしぶしぶ紅優の身体から離れ、紅優は起き上がった
紅優「それにしても萃香、何か態度が冷たくないか?」
萃香「そうかしら?気のせいじゃない『どこのどいつのせいよ!まったく!』」
紅優「まぁそれもそうか、萃香って男女間の事とか興味を示さないもんな」
萃香「は?『何言ってるのこの男は?』」
紅優「学校でも、他の女子が恋愛話しで盛り上がるってるのに興味を持ってないだろ?」
萃香「まったく興味を示さないわけ無いでしょ!『興味はあるわよ』」
紅優「じゃあ、なんで会話に参加しなかったんだ?」
萃香「他の女子が誰を好きとかどうでもよかっただけよ!『うっざっ!何この男は?』」
紅優「だが、話題は俺や当溜の事もあっただろ!」
萃香「それは確かに幼馴染みの話題はあったけど、それが何?『何が言いたいのよ………』」
紅優「その話題の人物こと俺にしろ当溜にしろまったく興味を示さなかっただろ!」
萃香「だって、あたしが紅優と当溜のどっちを好きなのとか聞かれても困るだけよ!『まぁ、最近になって本当に好きなのは当溜の方が好きだって気づいたけど………』」
紅優「それと萃香は昔っから女の子としてだいぶ変わってたよな!」
萃香「はぁ?何言ってんの?『普通、昔の事なんて引っ張り出さないわよ!』」
紅優「小さかった頃に俺達が裸になっても、じい〜と俺達の裸を見てただろ?」
萃香「あ、あれはあたしに無い物がついていたからよ!『って何言わせてるのよ!アホ紅優!』」
紅優「萃香に無い物?…………いや〜ん!何見てたのよ!」
萃香「紅優、口調がオカマになってるわよ?『本当、何コイツ?』」
紅優「こほんっ、てのは冗談で!ガチ見してたのか………」
萃香「それは………興味が無いわけ無いでしょ!『見せびらかしておいて、見るななんて無理でしょ!』」
航介「ストップ!そこまで!小さい娘もいるからな、それにパーティーの準備はまだ終わってないぞ?」
萃香「………そうね『何か助かった?』」
航介「ならそっちを優先すべきではないか?」
あのまま会話を続けていても喧嘩になりかねないし、航介の大人の意見は本当にこういう時には役にたつものだ
それぞれが作業に戻りおにぎりはだいぶ完成したが、まだご飯や具材は沢山余っていた
航介「これだけの具材があるなら………鯛蔵、例の物を!」
鯛蔵「兄貴!これですかい?」
航介「萃香、すまないが残りの具材とご飯を使わせてもらってもいいか?」
萃香「何かするの?」
航介「新鮮なまま持って来た魚を捌いて、海鮮丼にしようかと思ってな」
今朝の時点では生け簀で元気に泳いでいた魚を、氷を詰めたクーラーボックスに下処理を済ませて持って来ていた
萃香「それならいいわよ、具材もご飯も無駄にならないし」
航介「少し待っていてくれ」
航介が魚を丁寧に切っている間に、鯛蔵は海鮮丼用の丼ぶりがないかと萃香に尋ねたが丼ぶりは無いという事で代わりになる皿を借りて準備を始めた
しばらくして海鮮丼は完成、そしておにぎりパーティーは始まった
茶恋「うぎゃー!水、水!から〜い!」
萃香「自業自得よ!」
嫌がらせおにぎりを自作した茶恋だがそれを自分で食べなければならず、中にあるたっぷりの練りワサビがとても効いたのか転げ回っていた
その他は安心安全のおにぎりなので、みんなはほっとしてそれぞれおにぎりを食べ始めた
羽琉「辛そうですね」
萃香「文字通り自分で撒いタネよ!」
真央「紅優兄ぃ〜!はい、あ〜ん」
紅優「おいおい、自分で食べれるって!」
真央「え〜!食べてくれないの?」
紅優「しかたないな、一回だけだぞ?」
真央は紅優におにぎりを食べさせていた
里麻「こ、これは!鮭マヨおにぎりじゃな」
航介「こっちはおかかですぜ」
鯛蔵「う、梅干し………酸っぱいだが美味い!」
あゆむ「はむっ、あっ僕のはハムマヨだ!」
萃香「あむっ………誰よこんなの入れたのは!」
茶恋「あれ〜もしかして食べちゃった?」
萃香「ちゃこ姉ちゃんね、これを入れたのは!」
茶恋「でも〜美味しいでしょ?」
萃香「美味しい?これが?」
茶恋がおにぎりの中に入れた具材は焼いた食パンの耳だった
萃香「なんでよりによって食パンの耳なのよ!」
茶恋「え〜!それ家ではご馳走よ!」
萃香「ご馳走なわけないでしょ!」
羽琉「食パンの耳がご馳走って………何?」
各家庭のご馳走はさまざまで、茶恋の家では食パンの耳を焼いた物がご馳走という事だったらしい
パーティーも終わりにさしかかった頃に、それは突然起こった
ゴゴゴゴゴッ
紅優「何だ?地震か?」
ドゴーン、ズゴゴゴゴッ!
萃香「凄い揺れよ!みんな、テーブルの下に隠れて!」
突然の揺れに慌てふためいたももの、なんとか全員空いてるテーブルの下へと隠れた
紅優「揺れが、まだ続いているな………」
茶恋「まだ動か無い方がいいよね?」
紅優「揺れが収まるまでは、まだ動かない方がいい!」
里麻「紅優兄、怖いよ」
紅優「大丈夫だ、俺がそばにいるだろ?」
里麻「こんな時までイチャラブじゃな」
航介「思ったより、横揺れが長いな」
鯛蔵「兄貴、ここにマンションの最上階でしたよね?なら揺れが収まるのはしばらくかかるかと」
建物が高くなればなる程に普通は揺れが収まるのに時間がかかるが、ここは高級マンションなので耐震設備も万全なはずだったのにしかし揺れはなかなか収まらなかった
羽琉「あゆむちゃん、怖く無い?」
あゆむ「………う、うん」
羽琉に怖く無いかと聞かれたあゆむはうんと答えるが、しかしどこか様子が変だった
パニック映画さながらに、マンションの外でも叫び声が響いていた
ほどなくして揺れが収まると、窓の外には見慣れない物が現れていた
航介「な、何だアレは!」
紅優「どうした………は?」
萃香「な、何で道路にあんな物が?」
茶恋「アレって塔?」
先ほどの揺れは、道路を突き破って出て来た塔らしき物が起こした衝撃だったようだ
里麻「た、高いのじゃ!」
真央「上が見えないわ………」
航介「まるでゲームの塔だな」
鯛蔵「兄貴、ネットでもニュースになってますぜ」
鯛蔵が持っていたタブレットでネットニュースの画面をみんなに見せた
萃香「なにこれ?世界中に同じ塔が現れたの?」
茶恋「これ全部、まったく同じ形の塔だよ!」
世界中の主要都市や片田舎はもちろんのこと、離島にまで塔は現れていた
羽琉「え?ちょっとあゆむちゃん?どうしたの?」
あゆむ「いかなきゃ………」
あゆむは先ほどから様子がおかしかったのだが、聞き取れないほど小さな声で何かをぶつぶつと言っていた
紅優「宇城、どうした?」
羽琉「あゆむちゃんが何かおかしくなって、いかなきゃとか言ってるんです」
紅優「あゆむちゃん?どこへ行くつもりなんだ」
何かに共鳴するかのように、あゆむは自らの足で歩いてある場所を目指しているようだった
あゆむ「どいて!」
紅優「うわっ〜!痛でっ!」
紅優はあゆむに睨まれただけなのに、何か凄い力で吹き飛ばされ壁に激突してしまう
真央「紅優兄!大丈夫?」
紅優「あぁ、なんとかな」
萃香「あゆむちゃん!」
萃香の呼びかけにも応じずに、さらにあゆむはその姿をノーモーションでシャーロットの姿へと変わった
服装までもゲーム内の装備に変わり、シャーロットはバルコニーに通じる窓をまたもや謎の力で吹き飛ばしてバルコニーに出ていた
ぬいぐるみ執事「マスター!どちらへ行かれるのですか!」
ぬいぐるみメイド「いつものマスターじゃ無い!何かに操られているとでも言うのか?」
ぬいぐるみ手品師「まずいぞ!このままじゃマスターがどこかに行っちまう!」
ぬいぐるみ達も異変に気づいて止めに入るが、シャーロットは止まらなかった
それもそのはずでシャーロットの瞳はいつものオッドアイでは無く、両目とも黄金に輝く瞳だったのだ
その黄金の瞳でぬいぐるみ達を見るがすぐに目をそらし、先ほど現れた塔の向こう側を見つめていた
航介「ぬ、ぬいぐるみが動いている!」
鯛蔵「しかも喋ってますぜ!」
例の謎物体の時は漁に出ていたので動いて喋るぬいぐるみを見ていなかった為、航介と鯛蔵は驚いていた
シャーロット「僕はいかなきゃいけないんだ!」
紅優「シャーロットちゃん!待て!行くな!」
シャーロット「邪魔しないで!」
咄嗟に紅優はシャーロットにしがみつこうとしたが、やはり謎の力で吹き飛ばされてまた壁に激突してしまった
そして吹き飛ばされた瞬間に紅優は確かに見たのだ、シャーロットの太ももの内側にアザのような物があるのを………
紅優「シャーロットちゃん!行くな、戻って来い!」
シャーロットは謎の力でふわりと浮遊してどこかへと、飛び去ってしまった
ぬいぐるみ執事「紅優、大丈夫か?」
紅優「痛えけど、とりあえずなんとかな………『シャーロットちゃんの太もものアレはアザみたいだったな………アザ?まさか!』」
ぬいぐるみ執事「おれ達はすぐにマスターを追いかける」
紅優「わかった、頼むぞ剣士!頼りにしてるぜ!」
ぬいぐるみ執事「もちろんだ!まかせておけ!」
ぬいぐるみメイド「何かわかり次第戻って来るから、いつでも動けるようにしておいて!」
ぬいぐるみ手品師「ほら、行くぞ!」
ぬいぐるみ手品師が杖を振り、執事は剣士にメイドは弓使いに手品師は魔法使いになった
手品師のお陰でゲーム内の姿に変わったぬいぐるみ達は屋根を伝って移動し、マスターであるシャーロットを追いかける
萃香「どうなってるの?何であゆむちゃんの姿が変わったの?」
紅優「わからないが、ひとつだけわかった事がある………」
萃香「わかった事って?」
紅優「あゆむちゃんにはアザは無かった、前にそう言ってたよな?」
萃香「もちろん無いわよ!羽琉も一緒にお風呂に入った時に見たわよね?」
羽琉「アザ?そんな物はありませんでしたよ」
あゆむの身体にはどこにもアザなどは無かったと、萃香と羽琉は言うが………
紅優「だがな、シャーロットちゃんにはあったんだよ!太ももの内側にアザが!」
萃香「なっ!それって…………」
羽琉「それってどういう事ですか?」
萃香「つまりゲーム内のキャラには………シャーロットちゃんにはアザがあったって事?」
紅優「そうだ、そして例の文章がここにきて意味を成すとしたら?」
萃香「それってもしかして紅優が前に調べたあの文章……確か「アザありし者、選ばれし者なり、ヤク○○の試練を受けよ」ってヤツ?」
紅優「そう、それだ!」
萃香「じゃあこれは試練って事なの?」
紅優「だとしてもおかしいよな!何で現実で試練なんだ?普通ゲームの中だろ?それに試練を受けよって事ならアザがある者がその試練を受けるわけだよな?」
萃香「でもあゆむちゃん、シャーロットの姿になってたわよ」
紅優「そうだな………そこも変だな」
紅優は例の謎の物体に行く事になった時の事を思い出し、そしてある人物に確認を取ってみる事にした
紅優「里麻ちゃんは大丈夫か?」
里麻「妾か?妾は大丈夫なのじゃが?」
紅優「とすると、やはりアザがある者だけの試練なのか?」
あゆむと同じ腕輪をしている里麻には、何の変化も無くむしろいつも通りだった
真央「あゆむちゃん………」
茶恋「それよりも………窓どうするの?」
萃香「あぁ、それなら大丈夫よ」
茶恋「大丈夫って?」
すると………
「ピンポン」
チャイムが鳴り萃香が対応すると、業者と思われる人達が数名やって来てテキパキと作業を進めあっと言う間に新品の窓になって直っていた
茶恋「へ?」
里麻「な、なんと!何事も無かったかのように窓ガラスが復活したのじゃ!」
羽琉「凄いですね…………」
萃香「そう?そんな事ないと思うけど?」
航介「プロの仕事だな」
鯛蔵「普通そんなに早く直せませんぜ!」
真央「うちもこんなに早くは直せませんよ」
紅優「マジか………このスピーディーなのが普通だと思ってたぞ」
業者は萃香のお爺様の差し金で、さっきの地震でおそらく窓ガラスが割れただろうとすぐに派遣していたのだ
そして紅優の家でも窓の修理や他の所の修理も、とてもスピーディーに直るとわかったがそこは誰も反応はしなかった
萃香「なるほどね、これは普通じゃないのね………」
孫娘には激甘のお爺様のせいで、やはり普通の一般庶民とは感覚がズレている萃香だった
羽琉「あゆむちゃん、どこに行ったの…………」
紅優「大丈夫さ、すぐに見つかるよ」
萃香「そうよ大丈夫よ………きっと大丈夫」
羽琉は落ちこんでいて、もしかしたら自分なら止められたかもしれないと自身を責めていた
しかし状況的にはそれは不可能であり、またあゆむはシャーロットに姿を変えていた為紅優の二の舞いだった可能性の方が高かった
萃香がテレビを付けると、世界中に現れた塔のニュースが流れていた
突然地面から生えて来た塔のせいで交通網が乱れたり場所によっては刑務所を突き破って現れた為、脱獄などが起こりかえって混乱した映像が流れていた
ニュースキャスター「たった今入った情報によると、塔内部への侵入作戦がアメリカの軍で開始されると速報が入りました!中継先の武田さん!」
場面が切り替わり中継映像が流れる
リポーター武田「はい、武田です!こちらアメリカに現れた塔ですが、爆薬で入口を作るという作戦が間もなく開始するようです」
塔の材質は不明でさらに出入口が存在しないこの塔に、爆薬を仕掛けて破壊して内部に入る作戦が速やかに決行された
軍関係者a「危ないから、ここから下がって!」
「ドッカーン」
リポーターや野次馬を下がらせた直後にドッカーンと派手な爆発が起こったが、塔には穴など開かなかった
軍関係者b「馬鹿な!無傷だと!」
リポーター武田「どうやら失敗に終わったようです」
チャンネルを変えると別の国でも同じような事をしていた
リポーター橋本「こちらはインドです!今戦車による砲撃が開始されるもようです」
「ズドーン」
穴は開かずやはり戦車の砲撃でもビクともせず、結局どの国でも出入口を開ける事ができなかった
萃香「どのニュースでも同じね」
紅優「軍が出動しているのに無意味とかな………なんだろうなあの塔は?」
ニュースキャスター「ここでまた新たなニュースです!先ほどの映像にあった塔のような建物について世界各国の首脳はリモート会議を緊急で開催すると発表がありました、映像映りますか?」
世界中の首脳達のリモート会議の映像だけ映るが、音声が乱れていてほとんど聞き取れなかった
首脳達のリモート会議では建物自体を壊す事ができない事や上空からも内部への侵入もできないなどがわかり、そして現時点での安全がまったく保障できて無い問題で議論が飛び交っていた
さらにどこの国の差し金だとかまったく別の方向に議論は進んでしまい、会議はまったくもって意味を成さなかった
紅優「こんな時でも言い争いかよ!」
萃香「口喧嘩なら戦争よりはましね」
紅優『それにしても国が動くほどの事態だから、よほどの事が起こっているんだよな………これもマキシリオンの仕業なのか?』
などと考えていた時だった、紅優のスマホにある人物から連絡が入って来た
源太郎「「もしもし、紅優くんそちらは無事かい?」」
紅優「源太郎さん!えぇ、みんな無事ですが………あゆむちゃんがどこかへ行ってしまいました」
源太郎「「あゆむちゃんが?いったいどこに?」」
紅優「それはわかりません、でもとても信頼できる奴が後を追って行ったのでそっちは任せようと思います」
源太郎「「そうか………こちらも大変な事がわかってね、どこかで会えないか?もちろん紅優くん1人でね」」
紅優「わかりました、どこに行けばいいですか?」
おちあう場所を確認した紅優は、さっそく源太郎に会う為に出かける事になった
萃香「紅優………危ない事はしないでよね」
紅優「もちろん、そんなつもりは無いから安心して待ってろよな!」
真央「紅優兄、行っちゃうの?」
紅優「大人しく待ってろよな、じゃあ行って来る」
みんなで紅優を見送り、残ったメンバーは後かたづけをする事になった
羽琉「ごめんなさい………私、自分の部屋に戻ります」
萃香「羽琉…………きっと大丈夫だからね、そんなに自分を責めないで」
羽琉「はい………」
羽琉の落ち込み具合は相当なもだった、最近はあゆむと仲良く遊んだりお風呂に入ったりして出会った頃よりも笑顔をよく見せていたがやはりショックは大きいようで暗い表情をしていた
茶恋「無理も無いよ!お父さんが亡くなたばかりなのにお兄さんが幼女化していて記憶も無くて、それで今回はいなくなったんだからね」
いつも空気を読まない茶恋でも、今の羽琉の状態ではふざけてる場合じゃないと思ったようだった
萃香「………『こんな時はどうすればいいの?あゆむちゃんの身体は守らなければならないのに………当溜どうかあゆむちゃんを守ってあげて、お願い!』」
萃香は祈るような思いで、記憶だけの存在になってしまった幼馴染みにその願いを託していた
真央「ちょっと里麻ちゃん?何やってるのよ!」
ヒミコ「シャーロットを妾が迎えに行って来るのじゃ!」
航介「なっ、何で姉さんがヒミコになっているんだ?」
鯛蔵「コスプレですかね?」
航介と鯛蔵は里麻がヒミコになれる事は知らないようだった
萃香「ヒミコちゃん、気持ちはわかるけど今は迂闊に動かないで!」
ヒミコ「なぜなのじゃ!今行けるのは妾だけなのじゃ」
萃香「ごめんね!あたしも、もういっぱいいっぱいで何がなんだかわからないのよ」
真央「萃香さん…………」
羽琉と同様に萃香もだいぶ落ちこんでいたのだ
おにぎりパーティーで楽しくやっていた直後にこんな事になってしまったのだから無理も無い
茶恋「とにかくみんなで待機して、何か連絡があったら動こうよ」
航介「姉さん、今は待ちましょうぜ」
鯛蔵「そうですぜ、それに迎えに行くって言ったってどこに行くつもりですか?」
ヒミコ「うっ、うるさいのじゃ!…………わかったのじゃ……しかたないから待つ事にするのじゃ」
なんとかヒミコをなだめて、みんなで待つ事になったがなかなか連絡は来なかった
紅優は待ち合わせ場所に着いて、さっそく源太郎を探してみるとすぐにみつかった
源太郎「紅優くん、呼び出してすまない」
紅優「いえ、それで大変な事とは?」
源太郎「まぁ、とにかく落ち着ける場所に行こうか」
源太郎の行きつけの喫茶店に入り、源太郎は紅優にコーヒーでいいかなと言って注文をしていた
どうやらここは源太郎が奢ってくれるようだ
源太郎「では、本題に入ろうか」
紅優「どんな事がわかったのですか?」
源太郎「まず驚かずに聞いてほしい!ゲームの運営会社を調べた所、とある人物の事がわかった」
紅優「とある人物?それは誰ですか?」
源太郎「羽琉さんの父親がそこに勤めていて、社内で倒れているのを別の社員が見つけ緊急搬送されたが病院に着く前に亡くなってしまっていたという事がわかった」
紅優「え?宇城の父親って事は…………宇城と当溜は兄妹だから当溜の父親って事にもなりますよね?………」
源太郎「そうなるね!そしてその羽琉さん父親、本名を宇城護留というのだが宇城護留は運営では腕のいいプログラマーだったようでねゲームマスター………いわゆるGMを務めるていたそうだよ」
紅優「GMを?」
源太郎「そしてさらに驚く事を言うが………心の準備はいいかい?」
紅優「もちろん、いつでもどうぞ」
源太郎「当溜くんが記憶を抜かれた時の映像があったね、確か紅優くんが撮った物だからわかると思うがそこに宇城護留はいたんだよ」
紅優「え?それって…………まさか、あの倒れていた人物の事ですか?」
源太郎「数名の社員に確認を取ってみた所、宇城護留で間違い無いと言われたよ」
紅優「黒鎧の話しでは倒れている人物は既に人形のようになっていたと聞いたけど、まさか当溜の父親だったなんて………」
源太郎「それと今運営は統率者がいなくなってしまったらしく、ダラダラ状態の運営方針となっていると社員がぼやいていたよ」
紅優「統率者がいなくなった?それって社長がって事ですか?」
源太郎「厳密に言えば社長では無く、その秘書だね」
紅優「秘書がいなくなっただけでそんな状態になるものなんですか?」
源太郎「あまりにも優秀な秘書ならあり得る事だよ、ただ社長がとことん無能という事でも無いみたいだったけどね」
紅優「秘書がいなくなっただけでガタガタになるなんて想像できないな」
源太郎「それとこちらもわかった」
源太郎は紅優の父親の事も既に調べてくれていた、隠し撮りと毎日の行動記録を資料として完全網羅していた
紅優「これは………うちの親父の事ですか?」
源太郎「彼は白だったよ!例の児童養護施設とはまったく無関係の人物だよ」
源太郎の言う通りで資料を見ても、まったく関係が無いという事がわかった
紅優「親父は無関係か…………良かったと思うのは、やっぱり俺が親父を尊敬しているからなのか?『一時は縁を切る事も考えていたが………この心の底からの安心感はやっぱり良かったと思っている証拠なんだろうな』」
源太郎「お父様を誇りに思うのはいい事だよ」
資料に書いてある紅優の父親は児童養護施設には投資などしておらず、病院には投資しているものの多額の投資というよりは寄付に近い金額で微々たるものでもう投資はしていなかった
それとあの年老いた医師とは何十年も会っていないと資料にはあった
おそらく紅優があの病院に予約を入れた時に年老いた医師が、紅優の父親との接点として利用しようとしていたのではないかと思われる
源太郎「ところで、うちの茶恋もパーティーに参加していたようだが迷惑をかけてはなかったかな?」
紅優「それは大丈夫ですよ、なんたって萃香がいますからね」
源太郎「はははっ、そうかなら安心だ…………それとあゆむちゃんはどうなったんだね?」
紅優「上手く説明できませんが、あゆむちゃんはゲームの姿に変わってどこかに飛び去ってしまったんです………」
源太郎「ゲームの姿に変わって飛び去ったか………どの方向に飛び去ったか覚えているかい?」
紅優「確かバルコニーを出て上空に上がって………それから東の方向に飛び去って行きました」
源太郎「東の方向か………今ネットでもテレビでもあの塔の事が話題になっているが、塔事態には入らなかったのなら世界中に現れたその塔の中心点にでも向かったのか?」
紅優「塔の中心点?………まさか」
紅優は普段から持ち歩くようにしたタブレットPCで世界中に現れた塔と、世界地図を照らし合わせた
すると塔はまるでドクロを描くように現れている事がわかり、その中心点はドクロの鼻あたりでそこにはまったく何も無い海の上だった
紅優「ここは海の上だ、それならゴーゴルマップで見ればあった!………ってなんだこれは!」
ゴーゴルマップとは、ゴーゴルが提供するプラットフォームで地図アプリケーションとして主に沢山の人に使われている
衛星写真や航空写真、ストリートマップの3種類がある
源太郎「どうかしたのかね………ってなんだこの要塞みたいな浮遊物体は?」
とても大きな浮遊物体があり、まるで要塞のように砲台などの武装が施されていた
さらにSNSのシャベッターにはその要塞みたいな浮遊物体の画像を投稿している人達がいた
シャベッターとはネットワークサービスの事で、アメリカにある企業が運営している会社である
そのシャベッターを見てみると
ごザエモン『ウエーイ!なんだコレは?ゴーゴルマップに変な物体を発現!要塞か?』
シャイニング時田『こっちでも確認した!デカすぎだろこの物体………しかも浮遊してる?海に影が見えるよWWW』
ジェームズ森田『合成じゃないの?もしかして生成AIの作品とか?』
オポッサム38世『コレは生成AIっぽく無いね!さらに合成でも無い!実際にある浮遊物体だね』
カキツバタ斉藤『コッチも見てくれ!世界マップ!はい、ど~ん!塔のドクロ〜WWW』
アニオタの姉貴『ってか何でドクロ!笑い死にしそうで草!』
ミポリン3854号『ヤバい!めっちゃウケる!浮遊物体とドクロの塔とかゲームみたい!』
などの書き込みが連なっていた
紅優「笑ってる場合じゃねぇのに………変な書き込みばかりしているな」
源太郎「みんな他人事みたいにしているのか………世界が危ないかもしれないのに、なんと嘆かわしい事だ!」
紅優「ん?コレは………拡大してみるか」
紅優は投稿された映像の中に人影らしき物を発見したので拡大してみたら……
紅優「コレはシャーロットちゃんか?」
源太郎「シャーロットちゃん?それは誰の事だね?」
紅優「あゆむちゃんのゲーム内での名前ですよ!」
源太郎「じゃあ、この人影がそのシャーロットちゃんなのかい?」
紅優「もっと解像度があれば………そうか!コッチからリモートで俺のPCで解像度を上げて送り返せば………できた!」
紅優は自宅PCにネットで上がっていた画像をコピーして送り、自宅側で映像の解像度を上げて再び送り返した画像をタブレットPCで見る事ができたのだ
紅優「やっぱりシャーロットちゃんだ!」
そこに映っていたのは紛れもなくシャーロットだが、しかしそこは海上の浮遊物体の上だった
源太郎「この娘がシャーロットちゃんか………確かに少しあゆむちゃんの面影があるな」
紅優「問題はここまでどうやって行くかって事だけど、何か方法は無いのか?」
源太郎「ゲーム側にはこの要塞みたいな物は無いのかい?」
紅優「ゲーム側?少し調べてみます」
紅優はタブレットPCを使い、ゲーム内を探してみた
紅優「あった!コレはペラグロス城の先か?このさらに先がオンパウ砂漠か………って事は間の街の近くにあるな」
源太郎「そちらからは入れそうかい?」
紅優「コッチも空を飛んでいるみたいですが、ぬいぐるみ魔道士がいればたぶん飛べるかと思います」
謎の物体に突入する時にぬいぐるみ魔道士が浮遊魔法を使ってくれたので、同じように入る事はできると紅優は考えていた
紅優「この現実の方の浮遊物体にシャーロットちゃんは入ったみたいだから、おそらく前の謎の物体の時と同じくゲーム側と現実側は同じになっていると思う」
源太郎「行くのかい?」
紅優「もちろん迎えに行きます」
源太郎「私ではこれ以上力にはなれないが、何か知恵が欲しい時はいつでも呼んでくれ!頭脳労働はまかせて貰おう」
紅優「その時はよろしくお願いします」
そして紅優は萃香の自宅まで急いで戻り、シャーロットを発見した事やゲーム内にも浮遊物体があると説明をしていた
するとそこへぬいぐるみ達が戻って来た
ぬいぐるみ剣士「紅優、すまない!おれ達では海の上には行けなかった」
紅優「気にするなよ!それより、ゲーム側から行けるかもしれないんだ」
紅優は改めてぬいぐるみ達にも説明をした
ぬいぐるみ魔道士「と言う事は、我の出番か!」
ぬいぐるみ弓使い「それにしても、なぜまたゲームと現実がごちゃごちゃになったのかだ!」
ぬいぐるみ剣士「まぁ、そのお陰でマスターを迎えに行けると思えばいいだろ?」
しかし問題があった、ぬいぐるみ達はマスターがログインしなければ自らログインする事ができないのだ
紅優「ゲームには入れないだって?」
ぬいぐるみ剣士「マスターがログインしなければおれ達はログインできないんだ!」
萃香「マスター(仮)とか駄目なの?」
ぬいぐるみ弓使い「マスター(仮)?」
紅優「代理のマスターって事だな」
ぬいぐるみ魔道士「代理のマスターか………」
ぬいぐるみ剣士「ならば、おれは紅優に代理のマスターになって貰おう」
ぬいぐるみ弓使い「では私も、紅優殿に代理のマスターになって貰うか」
ぬいぐるみ魔道士「なら我は………」
萃香「あたしがなるよ!ぬいぐるみ魔道士の代理のマスターをね」
ぬいぐるみ魔道士「なるほどな、我とは同じ魔道士だから相性もいいだろう!」
代理のマスター契約は簡単だった、ただお互いが認めあっていれば契約完了となりその他の煩わしさはいっさい無かった
そして紅優達は全員でゲームにログインを果たした
おにぎりパーティーから事態は急展開!地震が起こって謎の塔が地面から生えて来て、あゆむちゃんが暴走してもうてんやわんやです
次回は再会です
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素人の作品です
福望華雫でした




