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あなたがくれたもの

作者: 麻影リアン

あなたが歌ってるその姿を初めて見たあの日。

その周辺だけが輝いてた。


当時の私は夢なんてない普通の高校生で、

その日も普段通り下校途中だった。

何気ない商店街で歌っている1人の女性。

その声は本当に透き通っていて

ずっと聞いていたい声だった。

「綺麗、、」

気づいたらそう言っていたのを今でも覚えてる。


その日からその人を見掛けると

必ず足を止めてその声を聞いてた。

どんな辛いことがあってもその声で

今まで中にいたものが抜けたようなきがしてた。


彼女と出会って数ヶ月。彼女の歌声を聞く人が

少しづつ増えてくのがわかる。

その人たちの表情はどこか疲れなんかが軽くなっているような。私と同じだと直感でそう思った。




私は彼女のように、たくさんの人の疲れを癒せる存在になりたいと思うようになった。どうしたらそうなれるのか、自分に何ができるかと考えても一向にまとまらない。

諦めたらと思うかもしれないが、彼女と出会えたことで変われたような気がするんだ。夢を持たせてくれた彼女に恩返しするかのように私は前を向いて行動し続けた。






そんな夢を持つきっかけをくれた彼女は、

今では大切な友人です。

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