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過去①

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 少し昔のことを思い出しておこうと思う、何故かって? ただまぁ何となく・・・・・。

 俺の名前は九条 竜馬。 17歳、高校二年生である。 好きなことも趣味もないただの平凡な学生だ。 後は・・・・・、いかん、書くことがない。 

 ・・・・・よし、ならば始めよう。 すべては3年前の7月18日、高校の一学期の終業式から始まった。 熱い中、体育館に集められ校長の長い話と生徒指導の先生の夏休みの注意事項を話して、教室に戻った。 正直に言うと、全員が全員そうではないからな!と言いたいが、これ言うと後々面倒そうなので心の中に秘めておこう。

 そんなこんなで担任が来るまで少し寝てようと思い、机に突っ伏して、目を閉じようとした瞬間、誰かが俺の前にやってきた。


「あと少しなんだから寝るなよ、竜馬」


 俺は少し目を開けて前の奴を少しにらむように見る。 こんなこと言うやつは俺が知ってるやつでただ一人、沢村 大和だ。 俺とは対照的な奴でみんなからの人気者である。 そして俺は周囲から根暗と呼ばれている・・・・・と思うが実際はどうなんだろう?

 まあいいや、そんな大和とは小学校からの付き合いなのだ。


「大和さんや、昨日夜遅くまでゲームしてたから寝てもいいって法律があるんやで・・・・多分」

「残念ながらそんな法律は存在しないぞ、竜馬さんや」

「校長と生活指導のヤローの話と猛暑に俺のHPは0なんだよ、だから寝かせてクレメンス」

「誰だよクレメンス。 というか寝ないでくれよ」


 そんなバカみたいな会話をしていると、担任が入ってきた。 大和は教師を確認すると「いいか、ちゃんと起きてろよ~」と言いながら自分の席まで戻っていく。 あいついったい何しに来たのやら? だが、眠気には勝てず俺はその場で眠ってしまった。

 

 寝てる途中、周りがものすごくうるさかった。 たくさんの人の悲鳴と戸惑いの声、それでも俺の瞼は開かなかった。 今にして思うと周りに興味がなさすぎではないか俺? それとも何かが起こそうとするのを邪魔しているのか? とあほな推測は一旦忘れてくれ。

 次に目が覚めると時刻はすでに夕方だった。 


「んあ? もう夕方かよぉ」


 普通ならそれでもいいが、散乱したバッグや夏休みの宿題、それに乱れた机といす。 これで何も感じない俺が変すぎる。 この時俺は薄情だなぁ~、と思いながら机といすを元に戻してその場を後にした。 一応言っておくと通学方法は電車だ。 最寄り駅まで行くのに商店街の中を通って駅まで向かうのだが、ここで俺はある異変に気付く。


(あれ? ここってこんなに静かだったっけ?)


 そうなのだ、この時の時刻は午後4時半ごろ。 普通なら買い物にくるお客さんの声や子供たちの声が響いてくるはずなのだが、ラジオの音が少し聞こえてくるぐらいだ。 何かがおかしい・・・・。 そんなことを思いながらとりあえず駅に着くが、全く音がしない。 俺はこの違和感に不安を思いながら、改札を通りホームに向かう。

 ホームまで登り、俺は目にはいった光景に息を呑んだ。


「電車が!!」


 そう、電車がホームに激突して火を噴いていた。 ニュースで見るような光景に俺は恐れおののいたが、すぐに周りを見回す。 警察は? 駅員は? 誰かが連絡し・・・・・、だけど俺はここでようやく変な違和感の正体に気づいた。 人っ子一人の声が聞こえない? それは当然である。 というかこの時まで気づかなかった俺はある意味すごいとしか言いようがなかった。 今までの帰り道で俺は誰かにあったか?


「なんで誰もいないんだ?」

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