08/15
評価にイイね、感想をよろしくお願いします。
結構前に挙げたはいいけどあきらめた作品ですが、消すことはたぶんないと思います。
2025年8月15日(木)
天気:晴れ
毎年ニュースで気温が上がるたびに例年以上の猛暑と報じられているが、今年も例年以上の暑さを記録している。
毎年夏になると子どもたちの楽しそうな声が響くが今は全く声が聞こえてこない。 いや、声が聞こえないというのは語弊があるな、獣の鳴き声は聞こえてくるが人の声は聞こえてこない。 という表現が正しい。
うだるような暑さの中家にあった麦わら帽子をかぶり半袖半ズボンの出で立ちで俺は道路のど真ん中に立っていた。 見た目は普通の学生が夏に浮かれてどこかのゲームのような格好しているが、その手には一本の刀が握られている。
俺は持っている刀の持ち手を握りしめ、構える。 すると遠くの方から犬の鳴き声とぶたの鳴き声が段々とちかづいてくる。
少しするとそれは現れた、体長3m前後の二足歩行の豚の怪物、いわゆるオークである。
少し違うのはどこかの民族がつけてそうな骨や牙のアクセに大きな棍棒を持っているところだろうか。
俺はすかさず走り出すと、オークに向かいジャンプした。 オークもこちらに気が付き、棍棒を振り上げたがこちらのほうが早くオークの首を刎ねた。
首がボトッと落ち、体は力を失いその場で倒れた。 よくあるRPGゲームでは体が消滅して魔核と呼ばれる結晶体だけが出てくる。 だが、俺が首を刎ねた胴体は消える所か、その場にまだ残っている。
いろいろやってわかったのだが、魔獣の頭部と胴体を切り離せば魔核は一時的に機能を停めて休眠状態?に入るようだ。 しかし休眠状態は物の数分で再活動し、頭部があれば再生する。 おまけにダメージ部分はより強固になってしまうのだ。
おっと話がそれたな。 俺は胴体を腰のナイフでさばき始めた、何故かって? もちろん食うためだ。
魔獣の肉はまずいと誰かが言っていたが、それは食べるものが人か人じゃないかで変わってくる。
幸いなことにここには自然に生えた木の実やキノコ、それらを食べる魔獣たちがいるおかげか、国産黒豚を思わせるような脂と旨味がある。
失礼、また話がそれてしまった。 とにかく急いで内臓と魔核を取り出し、肉を冷えた川に持っていくと、後ろから白い毛皮の大きな犬の【ハク】が近づいてきた。
俺はハク
をなでながら今日の夕飯は生姜焼きでも作るかと言いながらその川で涼み空を見上げる。
3年前になるのだろうか? 突然地球上から人が消えた。 ウイルスによる全滅でも戦争による全滅でもない。 忽然とその場から人が消えた。
その後に空に黒い大きな穴が開いた。 そしてそこから魔獣や見たこともない植物が出てきた。
その結果この星にはRPGでよく見そうなものから、怪獣映画に出てきそうなものまで人が住める場所ではなくなった。 いや違うな、ただ一人この星の最後の人間として俺が生きている。 人はいないが文明の痕跡はあるそんな世界・・・・・、俺は最後の人間として生きていくのである。
ここでは、仕留めた魔獣や見つけた魔獣について書いていく。
・バーバリアンオーク
オーク種の最上位亜種。 武器を使う等、知能はあるが動きは少し遅め。 壁に大きな穴をあけるほどの突進力はあるが、一度突進すると避けられず、3分のタイムラグが生ずる。
その肉は、とても美味。 臭みはなく高級黒豚を思わせるようなうまみと甘みがある。
魔核は心臓に一つ。