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興味です。

「えっと、、リリー様がおっしゃっているのは、ローズ・マリエン様のことでしょうか。」


「はい。」


「興味、、興味ですか、、」


もしここで強く「はい」と答えたら隠しキャラの可能性は逆に低い。


なぜなら、隠しキャラは攻略が難しいから、こんな序盤で興味もしくは好意を寄せていたらイトラン様やスターチス様でない限りそれはただの「子息」だわ。


そしてここで強く「いいえ」と答えたら隠しキャラの可能性は「はい」よりは高いけれど依然低いままね。


おそらく隠しキャラとてヒロインに「何か」を感じている可能性は高い、、


「興味」まではいかなくとも、他の令嬢とは違う「何か」をヒロイン、ローズに感じている可能性はあるわ。


つまりここで一番隠しキャラである可能性が高くなるのは、、断定しないこと。


「リリー?先ほどからモクレン様に何を聞いていらっしゃるのですか?」


「なんでしょう。」


「?」


「そうですね、、ローズ様とお話したことがないので分かりかねますが、よくイトラン殿下やスターチス様といらっしゃるお姿は見ますので、そういう面に対しての『興味』はあると言って良いでしょう。しかしそれを追求したいほどではないのですが。」


「、、、そうですか。」


中々良い答えね、、


興味は程々にあるようだし、隠しキャラの可能性は大になったわ。


今のところ、隠しキャラ候補はシオン様とモクレン様ね。


どちらも負けず劣らずのイケメンたちだから、もうここから顔で判断するのは無理ね、、


もしかしたらどちらでもないかもしれないから、これからも断定するまでは隠しキャラ探しを続行させないと。


「ところで何故そのような質問を?」


「えっ?え、、と、、」


どうしよう、なんて答えれば?!


初対面である女性に興味ありますかって急に聞かれたら普通この人なんなんだって思うよね?!


ただでさえリリーは良いイメージ持たれてないのに、、、!


モクレン様の態度から見て、リリーをそこまで悪く見てないようには見えるけれど、、


裏では何を考えているか分からないもの、ちゃんとした答えが必要ね。


、、、そうだ、これだ。


ローズ、勝手にごめんね!


「ローズのことが心配で。ローズはとても良い子だから、人気があるでしょう?ローズを守るためにも、ロージに興味や好意を寄せている方がいらっしゃったら把握しておこうと思って。ごめんなさい、急に聞いてしまって。」


「私は全然大丈夫ですが、、リリー様は友達思いな方なのですね。」


「えっ、、」


すると、彼は私の手を取り、手の甲にキスをした。


「私は、、どちらかと言うと、リリー様の方に興味があります。」


「え?」


どう言うこと?


「それと、、ふふっ、興味深いですね。、、では私はこれで失礼します。それとシオン殿下、、そんなに見つめられたら穴が開いてしまいそうです。」


「そうですか、できるだけお早く。」


「分かりました。」

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