表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/6

これはノルマなのかカルマなのかだれか教えて下さい!

セッション四回目


今回は終始驚きの連続だった。予想以上の事が起きたと言うべきか。

緊張からかセッションを始める三十分位前から全身の痒みを感じた。薬を飲むべきか悩んだが、セッション中に眠ってしまう事を恐れ飲まなかった。

どうしても我慢できない場合はその時に対処しようと決めた。

前回部屋の明るさが気になった事を思い出し今回はカーテンを二重にして少し部屋を暗くすることにした。部屋の温度も暑すぎず寒すぎない程度に設定。

前回枕が高すぎた気がしたのでこちらも調整した。

さあ準備は整った。


お互いセッションにも慣れてきたのかスムーズに始まった。

最初に合言葉が告げられ次々と誘導の言葉が語られていく。

今回はかなりゆっくりした語り口調だった。声の高さも聞き取れるぎりぎりのかなり抑え目になっていた。導入の前半部分でかなり体の力も抜けはじめる。

途中急にふわっと体全体が軽くなったような宙に浮きあがったような感覚になる。プールで水に浮かんだ時のようないやそれ以上か、体の重さが感じられなくなった。

今までのセッションの時と比べて、眠気も強く感じていた。

導入の途中、ふと脳裏に全身白い服をまとった男性の姿が浮かんだ。

年齢は三十から四十歳位か?背は高百八十センチ以上はあるだろう、細身で筋肉質に見えた。頭に白いターバンのようなものを被っていた。一瞬インドのマハラジャかアラジンで出てくる王子様のような衣装だなと感じた。ただ肌の色はどちらかというと白い、顔立ちは整っているがやや中性的な感じ。

ニコニコと楽しそうな表情。僕が導いてあげるそんなふうに言っているように感じた。

その間もあいの誘導は続いていた。ずっと彼が横にいるのを感じる。

一緒に乗り物に乗って二人横並びに座った。

あいにこの男性の存在を話すべきか悩んでいる間に眠ってしまったようだ。


「はははははははは(高らかな笑い声)」

男性の笑い声が聞こえて、はっと目が覚めた。セッション中なのを思い出した。眼は閉じたままだった。

私寝ていたのだな、そう思いながらあいの声に耳をすます。

そういえば先ほどの男性はいなくなっていた。


あい「何か見えます」

宇宙人なのか男性の姿が見える。UFOのような乗り物で地球に不時着したのか?

背がとても高い二メートルは超えている。髪は金色で肩よりも長い。白人男性のように見えた。年の頃は三十代から四十代。茶色い髪の軍服の女性に助けられたようだ。

女性の家に匿われ看病を受けたように見えた。

肩から胸にかけて包帯を巻かれた姿の男性がベッドに腰かけている姿が見えた。

あいからその人生の最後に進むように指示を受けたが。

その瞬間男性の笑い声がして、自分はまだ生きていると、地球ではない宇宙の空間、宇宙船にいるよと返事が聞こえてきてとてもびっくりした。そして彼はアシュタールの仲間だと名乗った。

彼は過去世の私ではなく別の存在なのだろうか。

その後潜在意識への質問を行ったがデータが紛失したので覚えている範囲で記載した。



潜在意識への質問

あい「前回セッションの最後に天使のような人が見えたとゆいさんが話していましたがまた会うことができますか?」

ゆい「・・・・・・」

あい「ゆいさんは今の仕事があっていない気がするらしいです。順調に働いているはずなのになぜですか?」

ゆい「・・・・・・」

あい「昔からできえれば隠れて暮らしたいと思う理由は?」

ゆい「なにか過去世での不理解不都合があった」

あい「それはなんですか?」

ゆい「・・・・・・」





潜在意識へ質問している最中横二列に並んだ十人程の制服姿の男達がこちらを向いて立っている映像がイメージされた。数秒後彼らの姿は消え昔の映画に出てきたような昆虫型の宇宙人のような姿に変わった、人間の姿と宇宙人の姿が交互に現れるイメージ何回か繰り返された。その時純粋に恐怖を感じた。

我々は貴方達の存在を把握していますよと告げられた気がした。

はっきりいってあまりいい印象を感じなかった。セッション終了後あいにその時の事を伝えた。

お互い少し怖くなったのでセッションは続けない方がいいのだろうかと考え始めていた」

                

 



















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ