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サイド 片桐十汰 2

朝倉が応援を呼び、

現場保存のため宮岸佐紀の部屋は封鎖され、

現場検証が開始された。

第1発見者の管理人と駆けつけた片桐は事情聴取のため現場に残る事となった。

(記者としちゃこの状況は喜ぶべきなんだろうがな……しかしいざ本物を見ると……)

先刻のあの凄惨な状況を思い出すと、

正直虫唾が走るが、気持ちを切り替える。

(まずは状況の整理からか。

行方不明になった宮岸佐紀の部屋で別の娘が死んでいた。

死因等は今のところ不明だが、

腐敗の感じからすると死後数日は経ってるか?

んで、

見た目的には10代後半から20代前半ってところだな。

まぁ、いずれにせよ……)

「いずれにせよ、

身元確認と死因究明が先って感じなんですよねー。

それで?

片桐さんはどうしてこのマンションに来たんですかねー?

そろそろ教えてほしいもんですねー?」

考えを巡らせていると、横から朝倉が声をかけてきた。

その表情は笑みを浮かべてはいるが、

疑いの視線を前面に押し出している。

「……まぁ普通そうなるわな。

ちょうどいい。

俺もアンタと話したかったんでな。

ここいらで手の内明かすとするかね」


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