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未来と過去は紙一重  作者: ニョ助
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なんとなく?

開いていただきありがとうございます。読んでいただけると幸いです

自分の近くで何か声が聞こえたがなんと言っているのかよくわからない。

なんて言ったのだろうか…なんとなくそんなことを考えていると突然体が揺さぶられるような感覚があり、何かが変わったことを感じ、ゆっくりと目を開けると木造の建物が見える。

そこは青々とした木々に囲まれた、人工物から発せられる音がなく、葉と葉がこすれ合い、心地よい風がさらさらと吹いていくそんな場所だった。

「ぁ、あれ、もしかして…」

突然のことに驚きながらもなんとなくではあるが、自分が知っている場所であると悟った。

だが、すぐには思い出すことができずに近くにある木造の建物へと目を向けると自分が見ているのは正面ではないと気付き、この場所がどこなのかを知るため正面を見に行くことにして、ゆっくりと辺りを見渡しながら歩き始める。

「なんかきたことあるような気がするんだよねぇ」

ひとりきりなのでつい思ったことが口から出てしまうが気にせずに建物の壁に沿うように歩く、すると正面をから建物を見る前に目の前に階段があることに気づく、その階段はとても長くどこまで続いているのか気になってしまったが階段の下へ降りるのはあとへ回しとりあえず、建物の正面へと向かう。

「あ、神社だったんだ…。」

なんとなくは察していたが実際に見てみると、やはりそうなのだと確信をしてしまう。

「うん。これは私の理想だ。」

なんどもこんな場所があったらいいなと小学生の頃から妄想をしていた場所だ。この場所はただ1人でゆっくり本でも読んでいたいなーとふと考えた時にあったらいいなと思った場所だ。

「あー、なんかこんなに静かだと眠くなるなー。」

大きなあくびをしながら神社の中へ入る。

この時もなんとなくだが神社の中なら眠れる気がしていた。そして、これもなんとなくだが神社の中へと入らなければいけない気がしていた。

神社の中は特に何もものは置いてあるわけでなく片付いていたが埃が床に薄く積もっていたので、部屋の隅に立てかけてあった箒で寝転がることのできる場所を作り、静かに目を閉じた。

読んでいただきありがとうございます。感想を書いていただけると幸いです。

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