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志賀と警備班が武装して出撃準備

地下施設の武装保管庫。


金属ラックに並ぶアサルトライフル、ショットガン、ガスマスク、閃光弾、即席爆薬——


そこに立つ志賀 豪の背中は、まるで鉄の壁のように分厚かった。


「おい、ビビってる奴は今のうちに戻れ。行きたくない奴に給料は払わん。」


志賀の声に、隊員たちは乾いた笑い声を漏らしたが、誰一人として装備を置こうとはしなかった。


「……誰が戻るかよ、隊長。

あの化け物どもを生かして帰る気なんざ、さらさらねぇ。」


若い隊員が弾倉を装填しながら吐き捨てた。


志賀は小さく笑うと、胸元の無線機に繋がった通信に向かって言った。


「こちら警備班。再侵入部隊、十五分後に坑道入口を制圧する。

蓮とその坊主も、置いてきぼりにしねぇようにしとけ。」


横でアレックスがドローンの操作パネルを準備しながら口を挟む。


「隊長、俺のドローンが先行索敵するから、突っ込む前にせいぜい確認してくれよな。」


「ああ、頼むぜ天才ハッカー様。」


志賀は大型ナイフを腰に差し、ライフルのスライドを勢いよく引いた。


「化け物だろうが微生物だろうが、鉛と火薬で黙らせる。それが俺たちの仕事だ。」


隊員たちの視線が志賀の背に集まる。


その場の空気は、恐怖を超えて熱を帯びていた。


「生きて帰りてぇ奴は、仲間から目を離すな。

目の前で感染しかけた奴は——ためらわずに撃て。

いいな!」


「了解ッ!!」


志賀と警備班の重い足音が、封鎖された坑道入口へと消えていった。


地底への再侵入。

それは、地獄に向かう勇者たちの行進だった。




志賀班が最初の巣を発見し、初戦闘

坑道奥、掘削が中断されたままの区画は薄暗く、湿った腐臭が漂っていた。


志賀はハンドサインで隊列を止め、先行していたドローンの映像をアレックスのモニター越しに確認した。


——そこは、洞窟の崩落跡に出来た大空洞だった。


天井からぶら下がる stalactite のような白い菌糸の束。

壁面はうねるように柔組織で覆われ、血管のように脈打っている。


「……これが、やつらの“巣”か。」


志賀が低く呟くと、隊員たちはヘルメットのバイザー越しにごくりと唾を飲んだ。


その時だった。


天井の菌糸の一部が、気配に反応してピクリと動いた。


次の瞬間、奥からうめき声のような唸りが重なり合って響く。


「——来るぞ!!」


白く爛れた肉塊のような変異体が、巣の奥から這い出した。


脚の形はまだ人間だが、皮膚の大半が白い繊維に覆われ、血管のような根が地面と繋がっている。


「全員、散開ッ! 発砲許可! 撃てぇ!!」


轟音が洞窟に響き渡る。


隊員たちが一斉に弾丸を叩き込み、変異体の体から白い粘液が弾け飛んだ。


だが一匹が倒れると同時に、背後の壁面が割れるように裂け、中からさらに数体が滲み出る。


「くそっ、増えるのかよ!!」


アレックスの操縦する小型ドローンが熱感知で巣の奥を映し出した。


——大空洞の中央に、心臓のように脈打つ巨大な“核”があった。


「隊長! 母核だ! あれを潰せば——!」


志賀は血走った目で隊員を手で制した。


「お前らは周囲を押さえろ! 母核は俺がやる!」


叫ぶと同時に、志賀は腰の爆薬パックを引き抜き、変異体の群れに突っ込んだ。


「志賀ァァッ!!」


隊員の怒号が洞窟にこだました。


蓮たちが別ルートで合流

変異体の唸り声と銃声が、坑道全体に反響していた。


白川 蓮は、背後のジュンを振り返り、小さく息を吐いた。


「……本当に来るのか、ジュン。

お前はここで待っていても——」


「無理です、主任。

あなた一人に背負わせたら、俺……後悔します!」


ヘルメット越しでも、ジュンの声は震えていたが、その目にはもう迷いはなかった。


蓮は小さく笑った。


「……そうか。

なら、死ぬなよ。」


二人は崩落した副坑道を這いずりながら進み、志賀班が制圧しているはずの大空洞へ向かう。


道の途中、くすぶる煙と血飛沫の跡。

そして倒れた変異体の白い残骸が散乱していた。


「ここまで戦ったのか……志賀……」


ジュンが口元を覆う。腐臭がマスクを通して鼻を突く。


その時、壁面に空いた亀裂の向こうから、人の叫び声が聞こえた。


「母核を抑えろッ! 志賀隊長を援護しろォッ!!」


「……繋がったな。」


蓮はヘルメットライトを点滅させ、志賀班の一部に合図を送ると、ジュンを引き連れて暗い裂け目をくぐった。


目の前に広がったのは、群れを成す変異体の群れ、血まみれで爆薬を抱える志賀、

そして脈動する巨大な母核——。


「主任! 来やがったか!」


志賀の低い声が、銃声の合間に届く。


「志賀! 母核を潰すのが先だ!」


蓮は落ちていたライフルを拾い上げ、ジュンに弾倉を投げ渡す。


「ジュン! 弾を補給しろ! 志賀! 合図をくれ! 爆薬を仕掛ける!」


返事の代わりに、志賀が血に染まった顔で親指を立てた。


生き残るための最後の賭けが、今始まろうとしていた。


蓮とジュンが脱出ルートを確保

母核を取り囲む変異体の群れの隙間を縫って、志賀が背負った爆薬パックに点火コードを繋いでいく。


蓮とジュンは志賀の背を守るように、ライフルを連射しながら母核の脇の壁面を見上げた。


「主任! 本当にあそこから出られるんですか!?」


ジュンのヘルメット越しの声が、爆発と銃声にかき消されそうになる。


「……わからん! だが他に道はない!」


蓮が指差したのは、母核の脈動で割れ始めている鉱壁の亀裂だった。


地質図には載っていない、古い断層だ。

圧力で繋がっている可能性が高い——賭けだった。


「ジュン! カッターを貸せ!」


蓮が作業用の振動カッターを受け取ると、変異体を警戒しつつ鉱壁を削り始める。


火花が散り、脈動する地鳴りのような母核の拍動音が背中を震わせる。


「主任、後ろ!!」


ジュンが叫び、変異体が再び壁を這って襲いかかる。


「まだだ! もう少しで——!」


カッターの刃が石を裂き、ついに黒い隙間が口を開いた。


「行ける……ジュン、先に入れ!!」


「主任が先だ! 俺が後ろを抑える!」


叫び声と銃声。志賀の怒号。


それを背に、ジュンが振り返ると、志賀が母核の中心に爆薬を押し付け、引き金を握りしめていた。


「志賀ァァッ!!」


「さっさと行けェェ!! お前らは生きて帰れ!!」


志賀の咆哮が洞窟に響く。


蓮はジュンの腕を掴み、無理やり裂け目に身体を滑り込ませた。


数秒後、背後で閃光と衝撃が坑道を貫いた。


崩れ落ちる壁の中を、二人は必死に這い進む。


蓮の胸に、志賀の叫びが、まだ熱を持って残っていた。


崩落する坑道を脱出する二人

母核を粉砕した爆発の余波は、掘削坑道の奥深くまで連鎖的に岩盤を砕き、

大地そのものが咆哮するかのような轟音が続いていた。


「ジュン! 頭を下げろッ!!」


蓮が振り向きざま、ジュンのヘルメットを押し下げる。

直後に背後の鉱壁が亀裂と共に崩れ落ち、巨大な岩塊がかすめて落ちていった。


断層に開いたわずかな通路は、岩粉と熱風で目を開けていられない。


「主任……っ、どこまで行けば……!」


ジュンの息は荒く、酸素マスクの内部が吐息で曇っている。


「地表まで繋がってなくてもいい! 空気が通ってる方に進め!」


崩落音に混じり、まだ遠くで変異体の断末魔のような音が響く。


蓮の脳裏を志賀の最後の咆哮がよぎるが、振り返る時間すら許されなかった。


「ジュン、手を出せ! 滑るぞ!」


断層の急斜面を、蓮がジュンの腕を引きながら一気に滑り降りる。


熱を帯びた空気と、煤のような菌糸の灰が二人の防護服を染めていく。


ふいに前方から、外気に混じった微かな風を感じた。


「……抜け道だ! あそこだ、ジュン!!」


二人は最後の力を振り絞り、崩れかけた岩の隙間をすり抜ける。


背後で坑道の最深部が完全に潰れ、真っ黒な土煙が一気に押し寄せてきた。


「主任、伏せて!!」


ジュンが蓮をかばうように覆いかぶさった瞬間、粉塵と岩屑の嵐が二人を飲み込んだ——。


……


どれほど時間が経ったのか。


微かな鳥のさえずりと、頬を撫でる涼しい風が、二人を意識の底から呼び戻した。


砕けた鉱石の山の裂け目から、月明かりが差し込んでいる。


「……生きてる、俺たち……」


ジュンの震える声に、蓮は薄く笑った。


「……志賀が……道を繋いだんだ……。」


崩壊した坑道の闇を背に、二人は再び地上の空気を胸いっぱいに吸い込んだ。


施設側でイザベルが生還を確認

「主任が……主任とジュンが……!」


管制室のモニターが一斉に切り替わり、夜明け前の坑道出口を捉えたドローン映像が映し出された。


焦点の奥に、粉塵まみれの二人の姿があった。


監視員の叫び声を背に、イザベル・ロッシは震える手で無線マイクを握りしめる。


「白川主任、応答して……!」


映像の中で、蓮がゆっくりとマイクを拾い上げた。


『……こちら白川蓮……母核は……一時的に破壊した……。

志賀は……志賀は……』


声が途切れた。


無線越しに、隣でジュンが微かに嗚咽する声が漏れた。


イザベルは目を閉じ、言葉を選ぶようにゆっくりと息を吐く。


「……よく戻ったわ。

これで少しは時間を稼げる……」


彼女の背後では、モニターの別の画面に表示された母核の培養サンプルが、

冷却チャンバーの中で微かに蠢いている。


生還の安堵が、ほんの一瞬で次の恐怖に塗り替わる。


セラ・ルイスが呟いた。


「……結局、核そのものを絶たない限り……

地底の“根”は、生きている。」


イザベルは静かに頷き、無線の向こうの蓮に向けて、

まるで自分に言い聞かせるように言葉を放った。


「白川主任……次は、本当の根を絶つわよ。

必ず……生きていて。」


研究施設の警告灯が、夜明け前の暗闇に不気味な赤を灯し続けていた。


蓮とジュンが医療区画で一時休息

消毒液の匂いが、坑道の土と血と硝煙の匂いをゆっくりと上書きしていった。


研究施設内の医療区画。

白く明るい光が眩しくて、蓮はしばらく目を開けられなかった。


「……生きて戻れたんだな。」


隣のベッドで、ジュンが包帯だらけの腕を動かして笑った。


蓮は無言で目を細め、点滴スタンドを見つめた。


「主任……俺、怖かったです。

あの時、正直……ここまでだって思った。」


声が震えていたが、今だけはジュンの弱さを咎める者はいなかった。


「怖くていいさ。怖くなくなったら、人間じゃない。」


蓮のかすれた声に、ジュンは笑いながら目を赤くした。


カーテンの外では、医療班のスタッフが慌ただしく走り回っている。


変異体に襲われた作業員の隔離、感染検査、抗生剤の準備——

安息とは程遠い空気が漂っていた。


「主任……俺、もう一度行くときは……」


ジュンの言葉を遮るように、蓮は首を振った。


「休め。今は何も考えるな。

次の地獄が来るまで……少しでも眠っておけ。」


ジュンは何か言いかけて、結局小さく頷いた。


蓮は天井を見上げ、ぼんやりと想った。


(志賀……お前が繋いだ命だ。

必ず次は終わらせる。)


眠りに落ちる直前、蓮の耳には、遠くで鳴り続ける施設の警報音が微かに届いていた。


イザベルの新たな解析と会議

白光灯の下、研究棟の中核ラボには、幹部クラスの研究員と防疫班、施設運営責任者が集まっていた。


透明なガラス越しに、母核から採取した培養サンプルが、液体培養器の中で小さく波打っている。


イザベル・ロッシの白衣は袖口が黒く煤け、疲労で青白い顔をしていたが、瞳だけは獣のように鋭かった。


彼女は立体投影のモニターを操作し、変異体の組織図と遺伝子配列を切り替えながら口を開いた。


「皆さん、聞いて。

今回の作戦で、志賀隊長と掘削班が破壊した母核は——

結論から言えば、“分枝の一つ”にすぎないわ。」


会議室がざわめいた。


セラ・ルイスが低い声で問い詰めた。


「つまり、あれを潰しても本体には届いていない……そういうことか。」


イザベルは冷徹に頷いた。


「ええ。核そのものは、地底さらに数百メートル下——

もしくは複数に分かれたネットワーク状の根を形成している可能性が高い。」


若い主任が焦ったように声を上げた。


「じゃあ、我々は結局……無意味な犠牲を……!」


イザベルの指が、投影されたDNA配列を指し示した。


「いいえ。無意味じゃないわ。

私たちはこの培養サンプルから、菌糸が宿主の神経をどの順序で侵食するかを突き止めた。

これを逆手に取れば——“初期感染を一時的に抑制する血清”を作れる。」


一瞬、場の空気が静まる。


セラが目を細めて尋ねた。


「つまり、時間稼ぎの切り札を作るってことか?」


イザベルの口元に、わずかに疲れた笑みが浮かんだ。


「そう。これで再侵入の際、感染者を即死させずに抑え込める可能性がある。

でも一つ問題がある——」


彼女の指が、投影モニターの深層マップを拡大した。


「このサンプルだけじゃ足りない。

本核——地底深層にある“根”から、完全な母核サンプルを採取しなければならないの。」


途端に室内の誰もが息を呑んだ。


「志賀が繋いだ命で作れる“血清”。

それを完成させるためには、もう一度——“本当の地獄”に潜るしかない。」


イザベルの声は、冷たい決意で張り詰めていた。


蓮が復帰、次の深層侵入チームが編成される

医療区画のベッドの上で、蓮は左肩に固定具を巻かれたまま、何度も腕を動かしてみた。


看護師が呆れ顔で止める声も、もはや耳には入らない。


「主任……無理は、まだ……!」


ジュンがカーテンの向こうで慌てて言うが、蓮は苦笑した。


「無理をしないで済む状況なら、とっくに俺も辞めてる。」


その頃、研究棟の作戦ブリーフィングルームでは、イザベルが新たな地下マップを投影し、

蓮の到着を待っていた。


厳戒態勢の警備員、血清試作班の研究者、そして志賀の後を継ぐ形で呼ばれた歴戦の元軍人——

誰もが重い目をして、誰もが席を立たなかった。


やがて扉が開き、蓮が腕を固定したまま静かに入室した。


視線が一斉に集まる。


蓮はイザベルと目を合わせ、小さく頷くだけで全てを察した。


「作戦名は【第零層・根源奪取】。」


イザベルが背後のマップを指し示した。


「先の核は“分枝”に過ぎなかった。

本核はさらに深い断層の先——地下六百メートル付近に巨大な組織塊として存在する可能性が高い。」


新任の武装班リーダーが蓮に声を掛ける。


「主任、俺は志賀さんの分もやります。

次は一人も置いていかない。約束します。」


蓮は短く頷いた。


「命令は一つだ。

生きて戻れ。

それが志賀への報告だ。」


イザベルが血清の試験管を掲げて続けた。


「これはまだ不完全だけど、感染の進行を遅らせることはできる。

侵入中、もし感染の兆候が出たら、ためらわずに投与すること。

生き延びるために、何度でも。」


誰も答えない。

だが沈黙の中に、確かに一つの覚悟が満ちていた。


かつての志賀班の腕章が、蓮の腰ポーチに忍ばされていることに、

誰も気づかないふりをしていた。


いま、再び“地獄”への扉が開こうとしていた。


新チームの出発直前の別れ

出発準備区画のゲート前。

厚い気密シャッターの先には、再封鎖された坑道が口を開けていた。


白川 蓮の胸には、志賀が最後まで外さなかった班長用の通信モジュールが装着されている。


背後では、武装班、ドローン班、サンプル回収班が最後の装備確認を進めていた。


その列の脇に、ジュンとイザベルが立っていた。


「主任……。」


ジュンが駆け寄り、喉の奥で言葉を詰まらせる。


蓮は笑ってヘルメットを下げ、ジュンの頭を軽く叩いた。


「今回はお前は留守番だ。

俺が戻るまでに、少しは度胸を鍛えとけ。」


ジュンは泣き笑いのような顔で、絞り出すように言った。


「……主任こそ……絶対に……帰ってきてください……!」


その隣で、イザベルが血清の入った小型ケースを差し出した。


「この血清は、まだ完全じゃないわ。

でもあなたたちが数時間でも生き延びてくれたら——

私が必ず、完全版を仕上げる。」


蓮は無言で受け取り、腰のポーチに慎重に収めた。


「約束だ。

お前が俺を生かして、俺がお前を信じる。」


二人の視線が短く交わる。

そこには科学者と作業主任という立場以上の、戦友としての信頼が宿っていた。


シャッターの赤い警告灯が点滅を始める。

いよいよ出発の合図だった。


武装班の新リーダーが蓮の肩を叩いた。


「主任、行きましょう。志賀さんの無念、ここで終わらせる。」


蓮は背中を伸ばし、気密マスクをかぶりながら最後に振り返った。


「ここで待ってろ。

必ず、根を絶って——生きて戻る。」


シャッターが重低音を響かせて上がり始める。


地底の闇へ続く通路が、再び彼らを迎え入れた。

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