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ラピスの再生論  作者: 織野 帆里
Ⅵ 四世紀の眠り
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chapitre78. カウントダウン

 翌朝、ソレイユは地上に向かうカノンを見送った。


 昨日の夜、休憩室で話したことはまるでなかったかのように、彼は飄々と微笑んで「またね」と手を振る。危険を冒して地上に向かうことへの緊張などは、全く感じていないように見えた。

 気をつけてね、とソレイユが声をかけると、カノンは口の端を片方だけ持ち上げて笑った。


「あんたこそ気をつけろよ」

「え、ぼく?」


 ソレイユが驚いて自分の顔を指さすと、そうだ、とカノンが頷く。


「あんまり背負いすぎるなよ」

「何の話だろう」

「いや……平気なら、良いけどね。ただ、研修生だった頃は、もっとよく笑う奴だと思っていたから」

「え、ぼく、笑ってるでしょ。今だって」

「あんたが今笑ってるのは、ただ、コミュニケーションを円滑にするためだろ。それとも昔からそうだったのか? 上辺だけで、心の底から笑ってるわけじゃなかったのかい」

「……難しいこと言うなぁ」


 ソレイユが眉をひそめると、カノンは横に引いた口から息を吐き出した。「忘れてよ」と言って背を向ける。彼は地上に向かう仲間たちと合流して、その姿はまもなく暗闇に消えた。


 *


 12月(デサンブル)18日、夕刻。


 大騒ぎのMDP本部を、ロンガはこっそりと抜け出した。リヤンとフルルも連れて、暗くなる前に拠点の古酒場に戻る。建設的な話し合いをしているのなら参加する意義もあるが、MDP構成員たちの感情が先走ってしまってろくに会議にならない惨状だった。


 ただ、そうなる理由は嫌と言うほど分かった。


 リヤンを手伝って夕食の支度をしていると、倉庫に引っ込んでいたフルルが、キッチンに木箱をひとつ持ってきた。


「食べきってしまいましょう」


 重たそうだったので、運ぶのを手伝う。箱の中身は干し肉や燻製など、保存のきく食材だった。料理をしていたリヤンがやってきて箱をのぞき込み、わあ、と小さく歓声を上げる。

 それから、えっ、と怪訝な顔になった。


「使っちゃって良いの?」

「どうせ、全部は持って行けないから」

「あ……そうか」


 晴れやかだったリヤンの顔が曇る。バレンシアの宿舎にいたころの仲間と似て、リヤンは料理の工程そのものを楽しんでいるようだ。だから、料理をしている間だけは忘れられたのだろう。


 “春を待つ者(ハイバネイターズ)”から、今朝、MDPに届いた情報を。


 少し俯いていたリヤンが、青ざめた顔に無理に笑顔を浮かべて「ごめん」と言う。


「まだ、ちょっと受け止め切れてなくて」

「うん……いや、私もだ」


 干し肉を包みから取り出しながらロンガが応じると、フルルも頷いた。かまどの火で少し暖まったキッチンに、重苦しい空気が流れた。リヤンが小さい声で「信じたくない」と呟く。

 

「ラ・ロシェルが――砂の底に沈む、だなんて」

 

 *


 不吉な音を立てて、輸送航空機(コメット)がラ・ロシェル上空を旋回している。

 ロンガは古酒場の屋根に登り、白い息を吐きながらその様子を眺めていた。本来は統一機関が保有していた輸送航空機(コメット)を操作しているのは、“ハイバネイターズ”の一味だ。地上でも電力が多少復旧したとはいえ、七都の間で情報を交換するだけで精一杯だった。今となっては滅びた統一機関の、格納庫のセキュリティに割く電力などあるはずがなく、気がついたときには数十機の輸送航空機(コメット)は全て奪われていた。


 吐き出した溜息が凍っていく。


 “ハイバネイターズ”が輸送航空機(コメット)を奪った理由は、今日ようやく分かった。輸送航空機(コメット)は本来、七都の間で物資をやりとりするために使われていたもので、燃料の消費に対して効率よく荷物を運ぶために作られた航空機だ。


 彼らはそれを使って、上空からラ・ロシェルに大量の砂を撒くつもりらしい。


 その情報が地下から届いた当初は、たかが砂じゃないかと言う者もいた。しかし、さらに詳しく聞いていくと、水流で丸められた粒状の砂ではなく、石を砕いて作られた人工的な砕屑(さいせつ)を撒くのだと分かった。目に入れば角膜が傷つき、飲み込めば喉がやられる。室外の換気口から吸い込めば、室内の機械が軒並みダメになる。そんなものが、数十センチは積層しようかという勢いで撒かれるのだ。


 もう、ラ・ロシェルには住めない。


 それが唯一の結論であり、とあれば残された選択は、他の都市に向かうかハイバネイト・シティに向かうかの二択なのだが、そこまで冷静に考えられる人間はほとんどいなかった。ロンガ自身も気が動転してしまい、悲嘆にくれる人々をほとんど諫められないまま、逃げるようにMDP本部を飛び出してきた。夕食をとってようやく気分が落ち着き、冷静な頭でこれからのことを考えられるようになった。


 真っ暗な空から、銀色の月が静かに見下ろしている。ロンガは屋根の上で立ち上がり、眼帯を外して、広くなった視界でラ・ロシェルの夜を見下ろした。元は統一機関の研修生だったロンガにとって、この街はバレンシアに次ぐ第二の故郷だった。そんな見慣れた景色が、あと2日で、砂の底に沈んでしまう。


「こんなことしてる場合じゃ……ないのに」


 思わず呟くと、右眼の視界が、ロンガに警告するように揺らいだ。


 分かっている。“ハイバネイターズ”も立証してくれた通り、海面が上がってラピスが水の底に沈むまで、もうそんなに時間がない。それが共通認識として得られたからこそ、地上と地下の協調体制が急速に整ったのだ。もしかしたら全て上手く行くのでは、と思った矢先の急転直下に、ロンガはすっかり疲弊していた。


 地下が何を考えているのか、さっぱり分からない。手を取り合えると思ったのは、地上の人間だけだったのか。ラ・ロシェルを、人の住むことすら叶わない土地にしてしまうなんて、それが本当に彼らのやりたかったことなのか。


 このまま自分たちは――人間という種は、死んでしまうのか。エリザたち、旧時代の人間が残してくれたラピスという街も、ここで終わるのか。

 地上の人間にも地下の人間にも言い分があり、誰かが明確に間違っているという訳でもないのに、なぜか、次々に人が死んでいく。あったはずの物が失われていく。


 バレンシア・ハイデラバード街境の火災は特に大規模だったが、七都のどこかが攻撃されるたびに、数人は死傷者が出た。ロンガがMDPに協力している都合上、嫌でもそういう情報が聞こえてくるのだ。数えたくもないが、おそらくもう二百名以上が犠牲になっている。ロンガと何ら変わりない、悩みながらも生きてきた人たちの、あるはずだった未来が奪われたのだ。


「――止めよう」


 ロンガは首を振って立ち上がった。悲しみに暮れるのは今ではない、と思った。早く眠って明日に備えなければ。バレンシアにいたころ教えてもらった、安眠効果のあるハーブティを淹れて飲み、布団を被って無理やり目を閉じた。


 *


 翌日、ロンガはコラル・ルミエールの教堂に向かった。今回は遊びに行ったのではなく、MDPの一員として情報を伝えるため向かったのだが、ロンガとしては胃の痛い仕事だった。


 聖夜のコンサートを数日後に控え、指揮棒を握ったロマンは険しい顔で楽譜を睨み付けていた。ラ・ロシェルから避難しないといけないとロンガが言うと、彼は大きく目を見開いてから「そう言われても」と唇を尖らせた。


「……()だよ」

「ロマン、君がコンサートのために努力してきたのは分かる。だが、たかが砂と思っちゃダメだ。本当に危険で――」

「誰に何て言われたって、嫌だ。これだけはオレ、譲れない」


 彼は教堂の長椅子から勢いよく立ち上がり、逃げるように奥の扉に向かった。彼と同じく唱歌団(コラル)の一員であるルージュとアックス、“ハイバネイターズ”の一味だが現在はコラル・ルミエールと共に生活しているリジェラは、困った顔を見合わせた。


 リジェラが恐る恐る、といった様子で口を開く。


「私が言えることじゃないけど――MDPの提案に乗るしかないと思うな」

「ええ、僕もです」


 アックスが同意したが、その横に座っているルージュは唇を噛んでうつむいていた。3人の視線が自然に彼女に集まり、ルージュは渋い表情で「アタシは」と言った。


「ホントのこと言えばロマンと同じ気持ちですよ。お姉さん、前にアタシが言ったこと、覚えてますか」

「音楽は貴女の使命、という話ですか」

「そうです。歌える場所がなかったら、生きてる意味なんてないんです」

「ルージュ。僕も前はそう思ってたけど――」


 アックスが彼女を宥めるような口調で言ったが、どうやら逆効果だったようで、ルージュは眉根に深いしわを刻んだ。


「何それ。年を取って分かんなくなったってこと?」

「そう悪く捉えないで。ただ、その、今は分からないかもしれないけど、楽しいことって音楽だけじゃないし、ここじゃなくても歌は歌えるよ」

「今はそれ関係ないじゃん。せっかく、またここで、皆で歌えるって思ったのに」


 ルージュは涙目になって立ち上がった。もう行く、と呟いて同年代の仲間たちに混ざってしまう。その腕を掴もうとしたアックスの手が空を切り、彼は悲しそうな顔で自分の手のひらを見つめた。


「僕、どうもこういうのが苦手で。知り合って長いんですけど――ルージュもロマンも、難しい年頃になったと言うべきかな、最近は全然話を聞いてくれないんです」

「アックスが2人の指導係のようなものなんですか?」


 そういえば彼らの関係性を知らないなと思い、ロンガが問いかけると、リジェラが「ううん、違うよ」と口を挟んだ。


「3人は同期なんだよね」

「ええ。僕らは5年前、同じタイミングでコラル・ルミエールに入ったので、自然に親しくなりました」

「ああ――そういう」


 相槌をつきながら、頭の中でつい彼らの年齢を計算した。アックスは20歳だが、ロマンは15歳でルージュは16歳と年齢差がある。5年前という数字を合わせて考えると、コラル・ルミエールに入ったときアックスは15歳で、ロマンは10歳、ルージュは11歳。コラル・ルミエールで選抜を受けられる年齢は、たしか10歳から15歳の間、つまりは。


 ロンガが考えていたことが顔に出ていたのか、「すぐ分かっちゃうと思いますけど」と苦笑しながらアックスが言う。


「僕は5年間コラル・ルミエールの選考を受け続けて、ようやく入れたんですよ。ルージュは2回目で合格してますし、ロマンなんて1回で、最年少で入ってるんですよね」

「ね、卑屈なのよ、この子。アックスの歌はすごく素敵なのに」

「そんなことは――」

「ほら。言ったそばから」


 リジェラが頬に手を当てて、苦笑しながら顔を傾げてみせる。彼女の言い分にはロンガも全面的に同意するが、しかし、アックスが年下のルージュやロマンに対して、微妙に押しが弱い理由が理解できた。彼らにとって何よりの価値である、音楽の技術で値踏みされることは、時には劣等感を生み出すのだろう。


 リジェラに笑われたアックスは、少し頬を赤くしながら「でも」と少々強い声で言った。


「だからこそ僕は彼らの音楽を尊敬してますし――こんなとこで、変な意地を張って終わるべきじゃないと思ってます。ロンガさん、僕は地下に行ったってね、2人の音楽はちっとも損なわれないって信じてるんですよ」

「それは――きっとその通りです」

「はい」


 力強くアックスは頷く。


「僕が、20日までに絶対2人を説得します。他のコラル・ルミエールの団員も。だから、僕たちも地下に向かうと、そうMDPに伝えてください」

「こちらとしては有り難いですけど……大丈夫ですか?」


 アックスは「はい」と言ってから、少し弱気な顔になって「多分」と付け足した。説得する自信がないというよりは、アックス自身の生まれ持った性格によるものだろう。何回か話してそれが分かってきたから、頼みましたよ、とだけ言ってロンガは立ち上がった。リジェラが手を振って見送ってくれる。


 *


 ロンガは地図を片手に、ラ・ロシェルの割り当てられた区画を回り、住民たちに“ハイバネイターズ”から届いた警告について知らせていった。ある者は地下の居住区域に向かうことを選び、ある者は近隣の都市に向かうことを選んだ。


「いつか、この街に住めなくなるとは思っていた。けれど、こんなに早いなんて」


 誰もがそう口にして、悲しげな顔で荷造りを始めた。ロンガは小さく頭を下げて、倉庫に向かう彼らを見送り、隣の扉を叩く。地図に記された家々を回り終わる頃には、正午を大きく回っていた。


 冬の日の入りは早い。

 白くぼやけた雲が、もう紫色に染まっている。ロンガはマフラーを巻き直しながら、空の美しいグラデーションを眺めた。


 ラ・ロシェルが砂の底に沈むのは、明日の夕刻と予告されていた。コラル・ルミエールの面々や、この街の住人と同様、ロンガも自分の向かう先を決めなければならなかった。


 地上に残るか。

 地下に向かうか。


 思案しながらMDPの本拠地に辿りつき、会議室に立ち寄って、仕事が終わったことを報告する。何人か見知った顔がいたので挨拶をすると、片手を上げて呼び止められた。


「ロンガ、貴女たちはもう決めた? 地下に行くかどうか……」

「いいえ、まだ」

「そう、悔いのない選択をしてね。MDPとしては、地下の居住区域に向かうことになった。もちろん反対している人もいて、あくまで個人の意思を尊重するけど」

「ああ……でも、そっちの方が良いですよね。今後も“ハイバネイターズ”と協調して行くのなら」

「そう」


 彼女は口元を引いて頷いた。


「諦めたわけじゃない。負けたわけじゃない! 私たちがこの街を失ったって、まだ、地上(うえ)地下(した)が分かりあう未来はあると思ってる」


 悲壮だが強さの宿った叫びに、周りで聞いていた何人かの構成員が力強く頷く。一時期は、地下との協調なんてあり得ないと言っていたMDP構成員も、このひと月ほどで“ハイバネイターズ”の主張を受け入れ、どうにか手を取り合う未来を模索する姿勢になっていた。


 皮肉なことだが、MDP総責任者であるアルシュが襲撃された時期を曲がり角として、MDP側の意識が大きく変化したのだ。一歩間違えれば死んでいたかもしれない大怪我をした彼女は、それでも変わらず、地下との協調を唱えつづけた。


「“ハイバネイターズ”の誰かが先走って私を襲ったのは、きっと向こうの本意じゃない。どうか怒らないで。怒っても、やり返さないで」


 ロンガを含む周囲の人間が、どれだけ地下の人間に対する怒りを募らせても、アルシュは穏やかな表情でそう言い続けた。そうこうしているうちに、一切返答をよこさなかった地下から初めて公式なメッセージが届き、地上と地下は不格好ながらも協調体制を整えていった。

 アルシュは、自分は第一線を退いたと言っている。だが、彼女の存在がMDPの精神的な支柱になっているのは疑いないように思う。


 帰る前に彼女の病室に立ち寄った。


 音がしないように扉を開け、中の様子を伺う。アルシュが眠っていたら帰るつもりだったが、幸いにも彼女は起きていて、ロンガに気付いて片手を振った。お疲れさま、と(ねぎら)いの言葉をかけてくれる。


「もう、あと24時間か……」


 そう呟いて彼女は背後の窓を振り返った。時刻はちょうど夕刻に差し掛かり、太陽が沈みかけている。ラ・ロシェルは彼女の故郷でもあるから、この街が失われるのをロンガ以上に悲しんでいるだろう。


「やっぱり悲しいね。ここを離れるのは」

「ああ……そういえば、アルシュはどうやって移動するんだ? 誰かが移動を手伝ってくれるのか」


 襲われたときの怪我は完治したとはいえ、頭を強く打った後遺症が現れていると考えられる彼女は、主治医に安静を言い渡されている。ゆっくり歩くことくらいはできるだろうが、地下に向かうとなれば、多少無理な運動をする場面もあるかもしれない。

 ロンガが問いかけると、ああ、とアルシュは明るい声で言った。


「“ハイバネイターズ”から連絡があって――私みたいに動けない人を、運んでくれるんだって。だから、私はみんなとは別々に地下に向かうんだ」


「あ、そうなのか。良かった」

「うん」


 アルシュはにっこりと笑い、「それよりもさ」と言って人差し指を立てた。


「MDPの準備はどう? 順調そうかな」

「ああ、倉庫で色々やっていたな。食糧や水も、持って行けるものは全て持って行くつもりみたいだ」

「うん、それが良いよね。地下がどうなってるか、まるっきり分からないし」

「地下では快適な住環境が保障されている、とは聞くけど……まあ、向こうの言うことを鵜呑みにしすぎるのも怖いからな」


 そうだね、と頷いて、彼女がベッドに身体を倒す。


「ロンガたちは? 地下に行くの」

「実は迷ってる。フルルとリヤンもまだ決めてないみたいだ」

「へぇ……あの子たちが迷うのは分かるけど、ロンガが迷うのは意外」

「どうして」

「ソレイユ君に会いに行くのかと思ったから。今、彼は地下にいるでしょう?」

「ああ……あまり、そういう意識はなかったな」


 ロンガが正直に打ち明けると、へえ、とアルシュは目を見開いた。何か誤解されていそうだなと思い、いくつか言葉を付け足す。


「会いたくないわけじゃない。ただ地下と言っても広いから、地下に向かったところで会えるとは思えない。それに、私情で動けるほど余裕のある状況じゃないだろう。どこかで無事に生きていてくれたら、直接会えなくても良いかな、と今は思ってる」

「――そっか」


 アルシュが含み笑いをして、頷いた。頭を枕にのせたまま、視線だけを窓の方にやって「帰らなくて良いの」と聞いてくる。気がつくと、空はかなり暗くなっていた。街灯の乏しい路地を歩くには、まだ空に明るさが残っているうちに帰るほうが安全だ。


「そうだな、そろそろ帰るよ」


 ロンガは立ち上がり、外套を羽織る。病室の扉を開けると、明日の支度をしているMDP構成員の声が遠くから聞こえてくる。部屋を出るときに振り返ると、アルシュがわざわざ身体を起こして、見送ってくれていた。


 片手を小さく振り合う。


「またね」

「うん、また」

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