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ラピスの再生論  作者: 織野 帆里
Ⅵ 四世紀の眠り
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chapitre67. 最下層へ

「さっきみたいな奴らは少数だ。恐れすぎることはない」

「――うん」


 カノンとソレイユは円筒形の昇降装置内に向かい合って立ち、振動する壁に各々の背中を預けていた。カノンの表情はすっかり平静に戻っているが、つい数十秒前にそこに浮かんでいた激情は、ちょっとやそっとでは忘れられない気がした。

 凄まじい声量で投げかけられた言葉の数々が、胸のなかでまだ(くすぶ)って燃えている。驚きの感情が先に立ってしまったので、とっさに怒るような余裕はなかったが、大切な人たちと自分をつなぐものとして大切にしているイヤリングを軽んじたことだけは生涯許すまい、とソレイユは心の底で拳を握った。


 カノンが投げてよこしたホルスターに拳銃をしまい、ベルトに固定する。はっきりと存在感のある重みは、それが人の命を奪える道具であることを告げている。意識してゆっくり息を吐きながら、ソレイユは視線を持ち上げた。


「“春を待つ者(ハイバネイターズ)”のなかでも特異な一派に属してる、と言ったね。今向かってる先はそれに関係する?」

「そう――ただ、こういう密閉空間以外では安易に口に出さないように」

「うん、分かった。なぜ?」

「俺たちは“春を待つ者(ハイバネイターズ)”の大意とはズレているからね」


 そこでカノンが言葉を切ったので、その曖昧な表現の意味を考えるためにソレイユはしばらく黙り込んだ。“春を待つ者(ハイバネイターズ)”の大意とはすなわち、自分たちを地底に押し込めていた地上ラピス市民を地下世界に引きずり下ろし、太陽の照らす地上世界を(おう)()することだ。それも、力で殺し尽くすことで地上を奪い返すのではなく、地上ラピス市民に自分の意思で地上の地を捨てさせる。


 実際、彼らの目論見(もくろみ)通りに事は運んでいるように思う。居住区域には次々と地上ラピス市民が流入してきて、恵まれた穏やかな暮らしのなかで満足し、地上での生活を忘れていく。彼らは、太陽の光を浴びる権利を奪われたなんて誰も思っていないだろう。今までより楽で安全な暮らしに安堵し、そこで思考を止めてしまっているようにすら見える。


 楽な生活という甘い飴で地上の人間を釣り、地上を我が物にするという“春を待つ者(ハイバネイターズ)”の作戦は今のところ好調のようだ。一応は地上側の人間であるソレイユとしては、残念なことだが。


 しかし、カノンはその目的と自分が『ズレている』と形容した。

 その示すところに気がつき、鼓動が少しだけ早くなる。


「――なるほど。想像以上に危ない話だ」


 要するに、地上の人間が地下に流入してくる今の現状を、カノンはよく思っていないということだ。誰も聞いていない閉鎖空間にいるとはいえ、あまり詳細に言葉にして話す気にはならない話だった。具体的な言及を避けてそれだけ口に出すと「どういう因果か、ね」とカノンが頷いてみせる。


「おかげで毎日綱渡りだ。さっきみたいな奴らに見つからないように地上(うえ)地下(した)をあっちへこっちへ行ったり来たりさ」


「具体的に何をしてるの?」


「今は地上の有力組織と連携している。収穫祭の日、バレンシアで火災があったのは知ってるか? あれを皮切りに、数日に一度くらいかね、七都のどこかに致命的ではない範囲の攻撃をしているんだが、その場所を先に彼らに知らせて、秘密裏に防衛してもらう」


「それは凄いや」


 昇降装置に触れている背中が冷えていくのを感じながら、ソレイユは強ばった唇を持ち上げて、浅く笑って見せた。


「地上の有力組織って?」

MDP(メトル・デ・ポルティ)――ラピスが電力不足になって情報網がダメになってから、古き良き情報交換手法だった伝令鳥(ポルティ)が再び日の目を見た。それを管理してる団体をMDPという」


伝令鳥(ポルティ)?」


 そういえば牢獄グラス・ノワールにいたとき、足に手紙を括りつけた伝令鳥が明かり取りの窓に止まっていたことがある。それに、2年前にソレイユが統一機関の塔に幽閉されたとき、塔の上の小部屋までやってきたのも伝令鳥だった。その伝令鳥の送り主だった人の顔を思い出したとき、何かが頭の中で繋がる感覚があった。


「――え、もしかして」

「そう。アルシュ・ラ・ロシェルがあっちの代表だ」

「はぁ……凄いなぁ。アルシュちゃん」


 友人の友人程度の知り合いだったものの、ラ・ロシェルを脱出するときにはずいぶんと世話になった少女を、ソレイユは懐かしく思い出す。よく知らない頃は気弱げな印象の子だと思っていたが、いざ助けを求めてみればとても芯の強い性格を内に秘めていた。

 遠くなった記憶に思いを馳せて、ふと気がついた。


「あれ? 覚えてる」


 2年会っていないはずのアルシュの顔を、頭の中でそっくり描き出すことができたのだ。忘れてしまったと思っていたのに不思議なこともあるものだ。アルシュと同時期にできた友人であるカノンと出会えたことで、当時の記憶が活性化でもしたのだろうか。ソレイユの呟きにカノンが怪訝そうな視線を寄越したので、何でもないよ、と右手首を振る。


 その代わりに話を先に進める。昇降装置に乗っているうちに、外で話せないような内密の話はできるだけ聞き出しておくべきだろうと思った。


「アルシュちゃんがいたから、そのMDPってとこに助けを求めたわけ?」

「いや。むしろアルシュしかいなかったら絶対にMDPには頼らなかった。こちらの交渉役と親しい奴が、ちょうどアルシュと一緒にいたから、それでだね」

「ふぅん、なるほどね」


 なぜ地上にいるはずのアルシュの身辺を、地下にいるカノンたちが把握できているのか不気味に思ったが、調べた手法を問いただすことはしなかった。なにしろ、“春を待つ者(ハイバネイターズ)”はラピス中の配電系統をたった一晩で支配下に収めてしまったのだ。その具体的な規模すらソレイユにはよく想像できないが、おそらく乗っ取った配電系統を使って地上を監視しているのだろう。


 目眩がするような話だ、と思いながらソレイユは壁にもたれた。


「親しい人って誰?」

「ロンガ・バレンシアって女だ。知ってるかい」

「ぼくと同郷だね。でも知らないな」


 ソレイユが首を左右に振って答えると、どういうわけかカノンは「そうだろうね」と返す。昇降装置の内部は薄暗いが、気のせいか、彼はかすかに笑ったような気がした。


「どうだ、俺たちのやってることを糾弾したくなったかい?」


「カノン君の行動の是非を判断する権利はぼくにはないから、何も言わない。でもさ、地上に情報を流すなんて、一歩間違えば裏切り者だよね」


「仰るとおりで。いや、既にそうなのかもしれないが――私利私欲で動いていないというただ一点のみにおいて、俺たちの正義はある。攻撃によって地上の市民が傷つくのは俺たちの良しとするところではない。それに、地上と地下の人間がただ入れ替わるだけじゃ、同じことが繰り返されるだけだ」


「そう思うのはカノン君が地上の出身だから?」


「いや。地上ラピス市民も“春を待つ者(ハイバネイターズ)”も等しく人間だからだ」


「良かった、それを聞いて安心した。ぼくはカノン君の優しさを尊敬しているから」


 ソレイユが笑ってみせると、カノンは少し気まずそうに視線を逸らした。


 昇降装置に乗り込む前に、カノンはソレイユを指して「全ての人間が善意に満ちていると思っている」と言った。

 仮にカノンがそう思っていないにも関わらず、地上と地下の双方を守り抜こうと考えているのなら、自分より彼の方がよほど優しい人間だろう、とソレイユは思う。あの塔を脱出するのに協力してくれた時からずっと、置かれた立場で最適解を尽くそうと奮闘してきたのがカノンだ。

 そう思うからこそ、彼のどうしようもない優しさが、この地下世界で歪まずにあり続けていることが嬉しかった。


 とはいえ、あまり言い過ぎると嫌がられそうだったので、話題を変える。


「ひとつ気になってたんだけど。ここも例の管理AIに見られているんだよね?」

ELIZA(エリザ)のことね。そうだよ」

「うん。あれは銃撃戦があっても関与してこないもの? 結構、こちらのやることを監視している感じがあるけれど」

「関与してこないというのは違うな」


 カノンが、今しがた発砲したばかりの小銃を指先で辿りながら笑う。


「認可されてるか、されてないかの話だよ。俺のやシェル君の銃は認可されてる。奴らが撃ってたやつもそう。非認可銃で撃てば、即座にロボットアームがやってきて『撤去』される」


「どうしてそんな面倒なことを?」


「俺たちがしたというよりは、元々そうだったと言う方が正しいかな。ELIZAは本来、ハイバネイト・シティに入居した人々の安全を守るためのシステムだった。従って認可銃も非認可銃もなく、発砲すればとっ捕まってたのさ。ところが、前の管理者が部分的にハックして、撃っても捕まらない例外の銃を設定したのよ。それで、銃を持つことは地下世界において特権になった」


「前の管理者って?」


「マダム・カシェ。覚えてるかい」

「あぁ……ぼくには全く興味なさそうだった、あの人ね」


 今はもう遠い記憶になった、幹部候補生に選ばれてすぐの葬送を思い出してソレイユが呟くと、カノンは「あの人をそんな風に覚えてるのはシェル君くらいだと思うけど」と口の端に笑みを浮かべた。


「その認可銃は“春を待つ者(ハイバネイターズ)”のなかでも限られた人間にしか渡してなかったんだけど、どこかから流れてしまってね。まあ、この有様だよ」

「なるほどね。事情は理解した」


 しばらく振動に揺られていると、身体が上に引っ張られるような感覚と共に昇降装置が減速し、数秒かけて停止した。空気が抜ける音と同時にスライドして扉が開き、ソレイユはカノンに続いて装置の外に踏み出した。


 壁に貼り付けられている金属プレートの数字を盗み見る。


 C-2-12。


 数字が小さくなっていることを見るに、ハイバネイト・シティの最下層近くまでやってきたようだ。

 空気が湿っていて、地熱のためかやけに暑かった。通路の両脇には淀んだ水の流れる水路があり、あまり上品とは言い難い匂いを発している。ソレイユが耐えきれず鼻をつまむと、カノンが振り返って苦笑した。


「排水設備がイカれてんだ。悪いな」

「居住区域はそんな雰囲気なかったのに」

「地下水の水圧がやけに高くてね、時々ハイバネイト・シティの想定限界を越えるんだよ。上の方は大したことないけど」

「ふぅん。何でだろ?」

「そこは俺にもさっぱりだ」


 居心地が良いとは言えない通路を早足で通り過ぎ、いくつかの扉を抜ける。カノンが片手を押し付けるだけで扉が開くのを不思議に思って尋ねると、手のひらにある血管のパターンで個人を識別しているらしかった。


「地上にはなかった技術だね」

「どんな技術だろうが、地下の方がずっと先を行ってると思ってもらっていい。――あんたの肩だって」


 振り返ったカノンが、ギプスで胴体ごと肯定されたソレイユの左腕を指さす。


地下(こっち)の技術で治療してるからじきに完治する。砕けた肩関節をぶち抜いて人工関節と取り替えたそうだ」

「え? 初耳なんだけど」


 慌てて襟口から手を入れ、左肩に触ってみた。皮膚の上から触っても大して変化していないように思ったが、細い線上の傷跡があり、指先で辿ると疼くように痛んだ。たしかに眠っているうちに脱臼の応急処置を受けたとは聞いていたが、予想の範疇(はんちゅう)をはるかに超えていた。


「まさか手術してもらってるとは思わなかった。お礼を言わないと」


 服を元に戻しながら、誰がやってくれたの、と尋ねると「その反応は想定してなかったな」と言ってカノンが苦笑した。

 地下施設では『医療従事者』と呼ばれる分類の人間は存在せず、医療行為に直接(たずさ)わるのはロボットアームだと聞いてソレイユは感嘆の声を上げた。かつて所属していた統一機関の開発部が、ラピスで最高峰の技術力を持つと思っていた自分を馬鹿馬鹿しく思うほどだ。


 歩きながらあれこれ聞いていると、ふっと表情を緩めてカノンが背を向けた。


「俺とアルシュちゃんと一緒に塔から脱出したときも、心配して真っ青な顔のくせに、小型航空機(メテオール)の操縦を面白そうに見てたっけ。2年前と全然変わっていないね、シェル君は」

「そりゃあ、変わらずぼくのままだからね」

「2年でずいぶん変わったやつもいるんだよ」

「ふぅん?」


 言われている意味がよく分からないまま相槌を打った。


 突き当たりを右折すると緩やかな弧を描いている回廊に入り、何か大きな円形の部屋に沿ってぐるりと回っているようだった。

 カノンに続いて半周ほど歩いていくと、そこまでとは明らかに雰囲気の異なる扉が目に入った。綺麗に磨き上げられた銀色の金属面に、自分とカノンの姿が映り込む。脇のパネルにカノンが手を当てると、鏡面のような扉は左右に割れて、氷の上を滑るように滑らかな動きで開いた。


 ソレイユは息を詰めて、部屋の中をのぞき込んだ。


 中は暗く、正面に壁面を覆うほど巨大な液晶モニタがあった。そのモニタには、蟻の巣のような複雑な図形が描き出され、その人工的な青白い光が部屋をぼんやりと照らして異様な雰囲気を醸し出している。


 モニタの前に二人、立っている人がいた。


「――え?」


 ほとんど影一色になっているシルエットには、それでも確かに見覚えがあった。男性の平均的な体格のシルエットがひとつ、明らかに子どもと分かる細くて小さいシルエットがひとつ。立ち尽くしたソレイユの後ろで扉が閉まり、廊下の光が遮られて部屋は一層暗さを増した。

 驚きで詰まった喉に息を押し流し、ソレイユは大きく跳ねた心臓を抑えながらその名前を呼んだ。


「ティア君。それに、きみは、ゼロ……?」

「いや、今は俺は自分の名前を取り戻した。サジェスだ、ただ俺は、地底では名乗っていないが」


 サジェスはローブの裾を(ひるがえ)してソレイユに歩み寄り、明瞭な発音でそう言った。出所の分からない違和感が脳の奥に突き刺さった。約一秒後に違和感の正体に気づき、あ、と小さく息を呑む。


「あ、声が! 治ったんだ、良かった」

「――ああ。少し前に声帯回復の手術を受けた。だが」


 モニタが白く光り出し、部屋を明るく照らす。苦笑の形に口を歪めているサジェスが、人工的な白い光の下でソレイユを見つめていた。


「最初に驚くところがそこなのか」

「他にも色々驚いてるよ。でも、ぼくにとって一番喜ばしいのは、サジェス君が自分の名前と声を取り戻していることだ」

「そうか。俺が記憶を取り戻したのは貴方たちのおかげのようなものだ。ありがとう」

「ん、そうなの?」


 感謝されても心当たりがなく、ソレイユは首を小さく傾げた。


「まあ、その話は後で良いでしょ」


 後ろからカノンが口を出す。


「積もる話は後にしてもらっていいかな、総代さん。あまり時間がない」

「そうですね。僕ももう、地上(うえ)に行かないと……」


 分厚いフードで顔の上半分を覆ったティアが口を出す。彼が自分たちと同じ言葉を喋れるようになっていることにも密かに驚きつつ、ソレイユは言葉を飲み込んで、どうやらこの場で主導権を握っているらしいサジェスに視線を移した。


 視線を受けてサジェスが口を開く。


「シェル。俺たちが――つまり“春を待つ者(ハイバネイターズ)”が、地上に何をしているかは既に理解していることと思う」

「致命的でない攻撃を加え、地下への移住を促す。で、貴方たちは地上と結託し、その被害を軽減しようとしている」


 ソレイユが意識的に淡々と答えると、サジェスは「その通りだ」と頷いてモニタに近づき、何か操作をする。モニタに白いウィンドウが現れ、さらに数秒待つと何かの像が現れた。四角形を基調にした、無骨だが大規模なコンクリートの建造物を撮影したようだ。何か分かるか、と聞かれてソレイユは首を振る。


「これは、ヴォルシスキーの出生管理施設だ」

「ああ、そうなの。見るのは初めてだな」

「だろうな。胚細胞のころに滞在してはいるはずだが」

「あは、流石に覚えてないなぁ」


 ソレイユが重たい空気を払拭するように冗談めかして言うと、サジェスも小さく笑って、そのままの穏やかな表情でソレイユに振り返った。


「俺たちはここを手に入れる」

「――え?」


 サジェスの言っている意味が理解できず、ソレイユは口をぽかんと開けた。サジェスの金色の瞳に、氷のように冷えた輝きが宿る。


「生命が新しく生まれる場所を、俺たちの手中に収める。その技術は何よりも高度であるがゆえに複製がきかず、地下の技術は全て地上に持って行かれてしまった。俺たちはそれを取り戻す」

「――待ってよ。貴方がやりたいのは、地上への侵略じゃないよね?」

「もちろんだ」


 青ざめた顔で近づいたソレイユの右肩に手を置き、サジェスは表情から笑みを消して、斜め上からこちらを見下ろした。モニタの明かりがふっと消え、光源を失った部屋はほとんど真っ暗になった。目の前すら見えない暗闇の中で、サジェスが低い声で言う。


「出生管理施設の技術を使って、病んだ臓腑(ぞうふ)の代わりを作り上げ、真祖に長い眠りから目覚めてもらう。真祖エリザの言葉によってしか、もはや、暴走しかけた同胞を止められないんだ」

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