決意の放課後
陽は少しずつ地平線に隠れはじめ、西の空がゆっくりとその色を緋色から紺に染め始めていた頃。夏の夜独特な虫の声が辺りをつつみ、時折吹く風は木々を揺らし、その静けさを際立たせていた。そんな中、田舎にあるおかげで、敷地だけはやたらとあるこの学校のやや大きめな学舎の片隅で、部室棟の一室が光を灯し、辺りをほんのりと照らしていた。
「なぁ昴、いつまでここにいるんだ?」
「あっ、いや。まだ決心が付いてないっていうかさ。」
「女子と待ち合わせしてんだろ?」
「それは、そうなんだけど…。」
そんな中、岩間昴は着替えをとっくに終えているにも関わらず、ベンチに座って俯いていた。同じバドミントン部だが、彼と話すのはこの時間くらい。とはいっても、仲が悪いというわけではなく、ただ単にクラスが違うから話すタイミングがないだけ。いつもこうしてグタグタと話しているが、今日の彼はいつもと形相が違い、切羽詰まっていた。
「待ち合わせしてんの18時半だっけ?もうすぐ過ぎるぞ。」
「う、うん。」
「……俺が言うのもおかしいかもしれねぇけど、相手待たせるのは良くねぇぞ。」
「そうだよね!いってくる!」
走りゆく彼の背中を見送りつつ、俺は部室の戸締まりをした。
「さて、俺もいかなきゃな。」
鍵が閉まったことを念入りに確認し、部室棟の廊下を走った。あんだけアイツの背中を押していたが、正直同じくらい緊張していたと思う。なぜなら俺も今日、秘めてきた思いを告げる準備をしていたから。
部室棟の直ぐ裏に呼び出したのは、俺が一年間恋してきた同級生。高鳴る自分の心臓を必死で押さえながら階段を下り、その場所に向かった。
「ごめん、待たせた!ってあれ?!」
「水戸くん?」
「佐和?」
そこで待っていたのはショートカットの小柄な女の子、佐和紗綾。訳あって俺と同居している幼なじみだ。下駄箱を何度も確認したから間違いないが、彼女を呼んだのは俺ではないし、俺が呼んだのは彼女ではない。
「も、もしかして私にお手紙くれたのって……。」
「いやいや!違う違う!それなら家で渡すって!」
「それもそっか。でも、そんなに全力で否定しなくてもいいのに…」
「それは、悪かった。」
しばらくの沈黙。夜の涼しい風が静かに二人の間を過ぎていく。恐らくその間は数秒だったが、とてつもなく長い気がした。堪えきれずに話しかけようとしたそのとき、校舎の影でカサカサと俺たちに忍び寄る足音が聞こえた。
「誰だ?」
「ば、バレた!」
「はるちゃんと…岩間くん!?」
そこにいたのは、俺がさっき送り出したはずの男と、俺が呼び出した女の子。
「何でバレるのよ!もう……アンタがちゃんとしないからでしょ!」
「ご、ごめん…。」
俺の計画はこの登場人物達のせいで台無しになった。呼び出した時間に待ち合わせ場所にいたのは、自分の同居人であり、幼なじみ。そして、自分の呼び出した子は、先ほど見送った昴と一緒に物陰に潜んでいた。
「そ、そっか…。お前ら、そういうことだったのか。」
「いや、違うわよ?コイツがアタシを呼び出すわけないじゃん。一緒に住んでるんだし。」
「えっ…。」
「いろいろややこしくしないでよ、遥。僕が呼び出したのは……佐和紗綾さん。あなたです。」
「私?」
とりあえず、落ち着いて整理してみよう。決意に満ちあふれた表情の昴の視線に、思わず両手で顔を隠しているのは佐和。つまり、彼が呼び出したのは、俺の同居人。そして、俺が呼び出したのは彼の同居人である内原遥。少しずつ何が起こっているのか理解し、内原と俺はゆっくりと昴たちから距離を置いた。
◇◆◇◆◇
「あぁいうことするのね、昴って。ちょっと見直したかも。」
「確かに。普段はどっちかっていうと物静かな方だしな。」
月明かりに照らされて、ほとんど人のいなくなった校舎の中をこうしてのんびりと散歩するのも悪くないな。予定は完全に狂ったが、内原と一緒にこうしていられることが俺にとってはすごく幸せだった。
「そういえば内原って、昴と一緒に住んでるのか?」
「えぇ。驚いたでしょ。実は親から課せられてる『許嫁規定』とかいうのがあってね。」
「なるほど。」
「意外と驚かないのね。」
「いや、俺と佐和も全く同じ理由で同居してるからさ。」
「このご時世に珍しいわね、お互い。」
許嫁規定。それが、俺と佐和が同居している理由だ。両家同士が取り決めた取り決めのようなもので、簡単に言えば、俺と佐和が将来的には結婚しなくてはならないというもの。そして、それが計画通りに進むように、定められたルールに従い、俺たちは生活させられている。
「それで?アタシを呼んだのはあなたなんでしょ?」
相変わらず淡々と進める内原。さっきまでののんびりと気分は吹き飛び、一気に顔が強ばったのが自分でも分かった。
自分を落ち着かせるためにゆっくりと息を吐き、歩みを止めた。
大きくて綺麗な彼女の瞳の奥をじっと見て、数秒。
「俺と……付き合ってくれないか。」
準備してきた言葉は、何の役にも立たなかった。
「嘘っ……」
何の小細工も無しに、ただひたすらに思いを伝えていた。
「俺、内原が好きなんだよ。」
「な、なんでいきなりそんなこと……。」
彼女は目を見開いたまま、震える声でそう返してきた。
「俺、ずっと伝えたかったんだ。 内原が好きだって。一緒にいたいんだってさ。」
彼女はゆっくりと俯いた。学校でも学年を問わずモテている彼女にとって、こういうことはきっと良くあることなのだろうが、俺から誰かに告白するのは初めてのこと。家のことでいろいろなしがらみはあるが、それを乗り越えてでも、俺はこの人と一緒にいたいと思った。
だからこそ、どうしてもこの思いは伝えたかった。俺のわがままなのは分かってる。
「突然、悪かった。聞いてくれてありがとな。」
無言のままの内原を残し、俺は校門に向かって歩き出した。もう後悔はない。
「ちょっと待ちなさいよ!」
この場から早く立ち去りたかった。なんとなく、今の間でも結果は分かってしまった気がしたから。だが、内原に強く捕まれた俺の左腕がそれを許さなかった。
「ちゃんと返事くらい聞いて行きなさいっての!」
「ごめん。男らしくなかったな。」
「分かれば良いのよ…。」
「……お返事、聞かせてください。」
もう、どうにでもなれ。そう決心したのに、俯いたままの彼女が作りだしたしばらくの沈黙は俺の心に少しずつひびを入れ始めた。夏の虫の声が木霊する中、振り絞るように内原は口を開いた。聞いたことも無いような小さく、申し訳なさそうな声で。
「……アンタなら、良いわ。」
「えっ?」
「アンタなら、良いって言ってんの!アタシも……その…ずっと好きだったの。」
予想外の反応だった。そっぽを向いてほんのり頬を染めた内原を前に、俺はもう我慢出来なかった。
いつも通りの強気な言葉とは裏腹に、ほろりと涙をこぼした彼女の顔が、他の誰にも見えないようにギュッと抱きしめて隠した。そして、彼女をあやすように、その長い髪の毛をゆっくりと撫でた。
「調子にのってんじゃないわよ……バカ。」
「ごめん。」
「ねぇ、水戸……。」
「ん?」
「……選んでくれて、ありがと。」
俺の名前を、震える小さな声で呼んでくれた彼女が愛おしくて、握る腕の力を少しだけ強めた。
「こちらこそ。」
◇◆◇◆◇
それから数分経って、どちらからともなくゆっくりと離れた。昴たちはすでにその場をあとにしたようで、この場所に残っていたのは、俺たち二人だけ。
「ねぇ、本当にアタシで良いの?」
「もちろん。内原が良いんだ。」
「アタシ、たぶん愛重いよ?」
「そこは負けねぇな。」
「あと、アタシ結構がさつよ?言葉も行動も……」
「ひっくるめて良いと思ってる。」
「……がさつ否定しないんだ。」
「そこもキミの良さだからね。」
「ほ、ホントバカね。別に褒めても何も出ないわよ?」
照れながらもこちらを見てくる内原。胸の奥をギュッと締め付けられるようなそのかわいらしい表情に堪えきれず、少しだけ天を仰いだ。
満天の星空と、一際明るく輝く月。いつも見ていた景色でも、こんなに綺麗に見えるのはどうしてだろう。夏の夜の涼しい風は、先ほどまでとは違った心地よさを与えてくれる。
「星、綺麗ね。」
「俺も、それ思ってた……」
「来年も、一緒に見たいな。」
「内原……。」
「アタシね。アンタが思ってる以上に、アンタのこと好きだったんだと思う。」
「ありがとう。そう言ってもらえるの、結構嬉しいもんだな。」
「あ、あんまり素直に受け容れられちゃうと、ちょっと恥ずかしいわね。」
心地良い時間はあっという間に過ぎていく。校門に向かってのんびりと歩いていた時、そこに設置されていたカードリーダーの時計が目に入った。
「やべっ!もうこんな時間だ!内原、そろそろ帰らないとやばい!」
一緒にいる時間が心地よすぎて、時計を見ることをすっかり忘れていた。これ以上の遅くなると、大変マズいことになる。だが、俺の焦りとは裏腹に、彼女は動こうとしなかった。
「どうした?」
「……遥って呼んで。」
「えっ?」
「あ、アタシのこと、その…遥って呼んでくれないと、か、帰らないから!」
暗くても分かるほど、彼女の顔は赤く染まっていた。そっぽを向いたその小さな頭の上にポンと手を乗せて撫でる。あれだけ怒っている雰囲気を出しながらも、俺の手に抵抗しないところがまたかわいらしい。
「い、いつまで撫でてるのよ……悠治。」
「ごめん。可愛かったから、つい。」
「アタシ、本気だからね!本気で帰らないからね!」
「分かった。一緒に帰ろう、ハル。」
「は、ハル?」
「俺だけの呼び方がしたくて。遥だと、昴もそう呼んでただろ?」
「うぅ……じゃ、じゃあ、アタシもゆうくんって呼びたい!」
「いいよ。」
「やった♪」
満足げな顔をして、ニコニコとこちらを見上げる遥。校内でも有数のこの美人に上目遣いをされてドキドキしない男はいないだろう。それを今は独り占め。ものすごい優越感に浸っていた俺の手をギュッと掴むと、彼女はいきなり走り出した。
「うわ、やばっ!早く帰らないと!」
「そこも一緒かよ!」
おそらくこの時間・状況をやばいと思うのなら、俺の課せられている『許嫁』に関するほとんどの事情が同じなのだろう。校門を開け、彼女が住む学校から徒歩5分という好立地のアパートまで走り抜けた。自分の住んでいる建物と同じ4階に彼女が住んでいるとまではさすがに思わなかったが、その奇跡にも感謝しつつ、階段を駆けあがった。これならそこまでマズい事態には至らないはずだ。
「ゆうくんもここに住んでるんだよね?」
「ここの5階だから、すぐだよ。」
「よかった。うち、『三春くん』がいるのよね…って、三春くんでわかる?」
「そのワードは出てきて欲しくなかったなぁ。」
「分かるのね……。」
お互いに小さくため息をついた。ここまで完全一致しているとは思わなかった。親たちの勝手な思いつきで同棲までさせられているわけだが、きちんと二人が仲睦まじく生活するかを監視し、阻害するものをすべて排除できるようにするため、親たちは見張りを雇っている。それが彼ら、通称『三春くん』だ。
「そこまで一緒だと色々楽ね。」
「俺も同じ事思ったよ。」
「でも、それなら尚更気をつけて。いつ、何があるか分からないから。」
「そうだね。たとえばこの後、命を狙われるとかね。」
「冗談でもそんなこと言わないで。」
「ごめん。じゃあ、おやすみ。」
「おやすみ。」
彼女が玄関の扉を閉じたその瞬間。エレベーターホールのある階段の方から銃声が響き渡った。勢いよくに開き直された扉に当たった銃弾はベクトルを変えられ、そのまま駐車場の方へ落ちていった。
「やっぱり出たか!」
「アンタが変な予言するからでしょ!」
「ハル、大丈夫?」
「ゆうくんこそ!」
彼女はこの状況を予測していたらしい。もし扉が開いていなかったらもっと面倒くさいことになっていたかもしれない。エレベーターホールの方に見える大男。黒いロングコートにサングラスと黒い帽子。その特徴的な風貌から、うちのと全く同じタイプの『三春くん』であることは明らかだった。
そして、彼の銃口は確実に俺の方を向いていた。間違いない。標的は俺だ。
「あれがハルの家の三春くんか?」
「少々物騒なやつなのよね。」
「少々じゃすまねぇぞ!」
「使っちゃって大丈夫よ……『17歳の特権』」
「こんなところで?」
「えぇ。上手にやってね。初めての共同作業だから。」
「ずいぶん物騒な共同作業だな。」
遥は目を閉じて、ゆっくりと俺の唇に自分のそれを重ねた。
「は、はる?」
「来るわ。」
その瞬間、第二弾が俺の心臓を目掛けて飛び出した。
「しつこいわよ、三春くん!……留まれ!」
俺に抱きしめられたまま、彼女は揃えた指二本を俺たちの前に差し出した。すると、徐々に銃弾は勢いを失い、その指の前でついに止まった。勢いを無にされたそれは、カランという音とともに地面を転がった。
「今よ!」
「ふっ飛べ、おっさん!」
彼女の呼吸に合わせるように、左手から空気の塊を飛ばした。必死で避けようとする『三春くん』だったが、ホーミングされては何も出来まい。塊の持つ勢いのまま、宙に体を投げ出された彼は抵抗することなく落ちていった。
「あれ、大丈夫なのか?ここ4階だぞ?」
「大丈夫よ、正当防衛だし。それに、アレで死なないのが三春くんの特徴だもの。」
「そっか。」
確かに落ちていったのは見えたが、何かが地面に叩きつけられたような音はなかった。その代わりに聞こえてくるのは階段を駆け上がってくる足音。相変わらずのしつこさは脱帽ものだ。
「でも、ハル。さっきのキス、わざとだろ。」
「アタシはアンタとキスしたかっただけよ……なんてね。まぁアイツをひっかけるにはちょうど良かったでしょ?」
「そうだけどさ。」
あの状況でそれをやろうという彼女の心の強さには驚かされる。
「本音を言えば、もうちょっとちゃんとキスしたかったけどね。」
「それは俺もだ。言っとくけど初めてのキスだったんだぞ、俺。」
「安心して。アタシもだから。」
「そ、そうなの?すげぇ嬉しいんだけど!」
「それはアタシもよ。でも、このままだと次はなくなっちゃう。急いで帰って。」
「また明日な。」
「うん、また明日!」
足音が聞こえてきた階段の反対側にあるもう一つの階段を使って一気に5階へ向かい、そのまま遥の真上に位置する俺の部屋の鍵を開け、駆け込んだ。外では1発の銃声が標的のいなくなった5階に響き渡った。万事休す、だ。
「おかえり~、水戸くん。」
「ただいま。」
リビングに向かうと、頭にタオルを巻いた寝巻姿の佐和が鏡を見ながらドライヤーを当てていた。
「その様子だと、水戸くんも会ったんだね。三春くんに。」
「あぁ。俺たちのやつじゃないけどな。」
「すばるくんに送り届けてもらった時にはうちの三春くんだったんだけど、バンバン撃ってくるから大変だったよ~。」
「そっちもか……。大丈夫だった?」
「彼が守ってくれたから……。でも、毎日これだったらつらいかも。」
苦笑する佐和。彼女も大分恐い思いをしたんだろうな。自分が守れなかった点については申し訳ない気持ちになったが、平気で自分の家族が好きなやつを撃ち殺そうとしてる俺たちの親もどうかしてる。
「今まで良い子にしてきたからね、私達も。」
「確かにここまで酷いのは初めてだったかもな。」
これまでも三春くんがやたらと話しかけてきたりしたことはあったが、あれほどまで攻撃的なやり口は初めてだった。『17歳の特権』……俺たちの世代だけがなぜか特異的に持っているこの能力が無ければ間違いなく死んでいただろう。もっとも、それを知っていたからこそ撃ってきていたのだろうが、相変わらず加減を知らないやつらだ。
「あっ、水戸くん!ピンとってもらえる?」
「これか?」
「うん。ありがと!」
幼なじみということもあるし、これまで一緒にいたこともあり、彼女のことが嫌いというわけではないし、可愛くないと思っているわけでもない。ショートカットの髪を乾かしながら丁寧に梳かす艶っぽい彼女は間違いなく校内でもトップクラスに可愛いタイプであることは間違いない。口調も柔らかくて優しいということもあり、実はかなりモテるらしい。
「しかし、髪短いのにピンとかいるもんなのか?」
「そんなこと言ってると、はるちゃんに嫌われちゃうよ~。」
「縁起でも無いこと言うなよな~。」
「ごめん、ごめん。」
だが、感覚というのは恐ろしいもので、どちらかというと彼女は俺にとって妹であって、恋愛対象にはどうしてもならないのだ。彼女も恐らく俺のことを兄か弟として見ているだろう……恐らく弟として。そもそも、相手が誰かというのは秘密にされていたものの、先に好きな人が出来たことを伝えてきたのはむしろ彼女の方からだった。その後、家の中ではお互い相手のことは明かさずに恋愛相談をしあっていたわけだが…。
「まさか、お互いの好きな人同士も俺たちと同じ関係だったとはな。」
「許嫁事情を説明する必要がない相手だったのは不幸中の幸いだね。」
「一般の人にこの事情をちゃんと説明するならそれだけで一週間かかるだろ。」
「アハハ、やっぱりそうだよね!」
鏡越しに見えた幸せそうに笑う彼女を見て、今日一日の顛末を察した。
「お互い、いい人選んだね。」
「そうだな。」
佐和は俺と話しながら、ドライヤーのコードをくるくると巻き、鏡と一緒に棚にしまい、美容液を顔に塗り始めた。
「私、先に入っちゃったんだけど、お風呂沸かしたから。もし良かったら入ってね。」
「ありがとう。」
普通ならドキドキするこの展開ももはや日常。岩間の告白が成功したのだということも分かり一安心したところで、お言葉に甘えてさっとお風呂に入った。
リビングに戻ると、すでに彼女は寝室である和室に移動したようで、僅かに開いていたふすまの隙間からスヤスヤと寝息を立てているのが分かった。佐和が敷いてくれた布団でゆっくりと目を閉じた。
「おやすみ、佐和。」
「……へへ。」
今日は、良い夢が見られる気がした。
◇◆◇◆◇
<アフタートーク>
紗綾:初めまして!佐和紗綾です。
悠治:その同居人の水戸悠治です。
紗綾:この度は、『はるかさんとすばるくんの事情』#1をお読みいただき
悠治・紗綾:ありがとうございました!
悠治:作者も泣いて喜んでるんじゃねぇかな。
紗綾:でも、はるちゃんとすばるくん、特にすばるくんは今回ほとんど出てないよね。
悠治:……確かに。まぁ、でも#1だし、次回はアイツらが担当するんじゃねぇ?
紗綾:さて!私達の歪な四角形と、三春くんたちとの戦いをお楽しみに!
悠治:無理矢理シメに入ったな~。
紗綾:水戸くん!細かいことを気にしたら負けだよ?
悠治:そうだな!それじゃあ皆様
悠治・紗綾:#2でお会いしましょう!