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《砂漠の運び屋集団》3

 高く上った日はじりじりと暑く、あの馬鹿にでかい天体が爆炎の塊であるということを改めて思い知らされるようだ。全く、自らが高くにいるのを良いことに、その真下で茹だっている人の迷惑なぞ知らんという面をして、ふざけた奴もあったもんである。


 まあ、天体相手に本気で腹を立てるような私も大概なものだと思うのだが。


 そのはた迷惑な天体が否応なしに地表を焼くおかげで、上空との温度差で発生した上昇気流が乾いた砂を巻き上げながら幾つもの小さな竜巻を生む。

 プレイヤーが生身で踏み入ればダメージ判定。そうでなくても目を開けていられずにまともに歩けるもんじゃない。

 この凶悪な竜巻があちこちで渦巻いているのも、この西部砂漠地帯に置いて《運び屋》と呼ばれる職が重宝される要因のひとつである。


 さて、そんな魔境のど真ん中を、砂埃と排気ガスを巻き上げながら猛然と進む集団があった。

 西部砂漠地帯の運び屋集団『星風組』のトレーラー隊である。


 運び屋の花形、客や荷物を乗せる化け物みたいなサイズのトレーラー。その前後を挟むように走る屈強な装甲を纏った改造トラック二台。そして最後尾を走っている四輪の装甲車。


 この後ろを走っているやつは、レミィが言うにはM-ATVとかいうMRAP(えむらっぷ)らしい。

 さて、このMRAPとかいうものがさっぱり分からん私が聞き返すと、何でも爆弾を踏んづけても大丈夫なように作られた装甲車両のことを指すという。


 私たちが乗っているのは、本来客が乗るはずのトレーラーではなく、トレーラーの真後ろに着いたトラック。



 出発して二十分と少しは過ぎただろうか。

 私の二十分は人より少々短いので宛になるのか不安な所だが、たぶんもうそのくらいの間揺られている。

 聞こえてくるのは低くやかましいエンジンの音と、砂を孕んだ風がコンテナの表をぱちぱち弾いていくのくらいだ。


 酔いはしないのたが、どうにも退屈である。


「暇だな、レミィ。」

「移動ですから、そんなものでしょう。あと、その太ももに置いた手をどかしてください。」


 隣に座るレミィにちょっかいを出しながら、私は妙に長く感じる移動時間をもて余していた。


『狗鷲』こと改造トラックの荷台に乗ったコンテナ。

 頑丈なコンテナ二つを壁を取り払って溶接する事で繋げたその内部スペースには、長椅子が設けられていたり簡単な台があったりと、なかなか居心地よく仕上がっていた。


 もちろん、弾薬の箱が積まれていたり壁なんかに鉄砲が掛けられていたりと荷物も多いが、何故か狭苦しく感じないから不思議だ。


「そこ、うん、そうだよ。その角のところを折って……」

「こう、キャロ?」

「三角!三角!」


 ちなみに私たちの横では、キャロが先程から特殊アバター二人に対して折り紙講座を開いている。

 基本の折り鶴に続き、今度はイルカを折っているようだが


「ここをこうして……はい、できました!」

「ううん……難しいね」


 キャロの折った可愛らしいピンクのイルカの横に、少し不格好な水色のイルカを並べる朔太郎。


「……うんっ、できたよキャロ!見て、イルカ!」


 と、そこに何故か立派な羽を四枚生やした生物を登場させる我が家の不思議ちゃん。


 横から覗き見る分には、あれは私の知っているイルカでない。トンボ、空飛ぶ肉食昆虫のトンボである。


 これには二人もぽかんと口を開ける。

 やがて苦笑いを浮かべた。


「……途中まできちんとイルカだったのに……」

「……しかも上手……」


 今日も平常運転。私のよく知るキューちゃんである。


 だがそれにしても暇だ。

 仲良さげなキャロと朔太郎を眺め、キュウの奇行に苦笑いし、たまにやってくるがたんという揺れに対し文句をつける。そんなことをメトロノームみたいに延々繰り返していれば、そりゃ飽きも回ってくる。


 その表情に気がついたのか、レミィは私の手が自らの太ももに及ぶことを警戒しつつ提案した。


「嬢も混じればよいのでは?」

「止めとく、紙が無くなっちゃうよ。」


 先程、赤、緑、紫と三枚ほど破いてしまった後だ。

 どうもこのアバターは、折り紙のような雅な遊びには不向きらしい。


「それに……向こうもああだし」


 私はふと、コンテナの端で固まっている男衆四人へ目を向けた。

 うち二人は案内コンビのマツバとミシロである。


 四人は揃って肩を跳ねさせ、明ら様な反応で応えてくれた。

 そして、慌てて蜘蛛の子を散らすように視線を逃がす。


 コントか何かのようで面白くもあるが、もう三回も見ているので私も飽きがきている。


 私たちが乗り込んできてから、ずっとこうだ。


「あのさ」


 遂に私は声をかけた。


 途端にびくりと視線が戻ってくる。まるでライオンの檻の前まで引きずられてきた小型犬だ。

 全く、人に向かって。とって食うわけにもあるまいに。

 そんな言葉を飲み込んで私は口にした。


「別に楽にしてりゃいいのに。もうちょいフレンドリーにさ、フランクにいこうぜ。うん?」


「……。」

「……。」

「……。」

「……。」


 私たちが来たときから既に乗っていた筋肉質な色の黒い巨漢と顔を斜めに鋭い傷の走る三白眼はまだしも、先程まで軽快に饒舌を振るっていた案内コンビまでも黙る始末である。


 その静寂に決まりが悪くなったのか、やがて四人は仲間内で肘を小突き合い始めた。


「おい、マツバ、ミシロ……!お前らが連れてきたんだろ、なんとかしろよ……!」


 三白眼が二人に言う。


「いやいや、無理無理……さっき言われたばっかりじゃん……!」

「ヨダカさんに殺されちゃうから……!

 ……ここはサモンさん、イッパツ男見せてくださいよって……!」


 さて、二人から振られた巨漢は太い首を横にぶんぶんと振り。


「冗談よせ……!こっちは只でさえこの前の泥酔事件でヨダカさんに目えつけられてんだぞ……今度こそ殺られちまう……!

 ……つーかギンジ、お前ひとりイチ抜けとか思ってんじゃねえぞ……!」

「お、俺かよ……!勘弁してくれ……!」


 終わらない責任の爆弾ゲーム。


 なるほど、あのヨダカとか言う雑巾お化けの一言がよっぽど効いているらしい。


 だが、それでは私が面白くない。


「おい筋肉」

「うぇっ!?」


 私に名指しされた巨漢は、見えない何かに尻を蹴飛ばされたように飛び上がる。


「な……なんで……しょうか……?」


 気の毒なまでの片言。

 少し申し訳ない気にならなくもないが、私の暇潰しには換えられない。


「名前は?」


「さ、サモン……っす」


「よしサモン。暇だからすこし話をしよう」


 その時の彼の反応と言ったら、まるで閻魔様に針の山行きを告げられた亡者のような面をしていた。

 なにもそこまでせんでもいいと思うのだが。


 まあだからと言って何か気を遣ってやるのも面倒だ。私はそのまま話に入った。


「あのヨダカとかいうの……幽霊みたいな布っ切れ女、あれは何なの?見栄えはいいけど、気味悪いし。」


「……っ」


 私の言いようの為か、彼らは揃って青ざめる。

 どうやらあのヨダカとかいう女は、組内ではかなり恐れられている様子だ。


 暫く周りを伺うような仕草をせていた巨漢サモンは、何故か声を落として言う。


「ーーーー……!」

「あ?」


 残念ながらここは走行中の車内だ。

 エンジンの唸りやら何やらで、小声だと何を言っているのだかてんではっきりしない。


「よく聞こえないって。あの雑巾お化けは何者だって聞いてんの。」


 するとやっと彼は口を動かした。


「か、勘弁してくれって……何処で聞かれてるか分かったもんじゃねえんだ……!

 あの人は化け物だ。ヨダカさんを怒らせる位だったら、並のプレイヤー百人とやりあう方が絶対マシだ……!」


『並のプレイヤー百人』とは、ここまでビビられるようだと逆に笑いさえ催すのだが。

 現に私が肩を竦めて見せると、「ほんとうだって」とサモンは続ける。


「運び屋ってのは追い剥ぎやら商売敵やら敵だらけなんだが……一月前の話だ、ここからちょっと離れた市街地跡の廃墟群を通った時、別の運び屋が追い剥ぎと結託して20人がかりで夜襲かけて来やがったんだが、全員仕留めちまったんだよ!ほぼひとりでだぞ!?」

「……ほほう、面白いな」


 正直酔っぱらいの寝言程度にしか聞いていなかったが、まあどれくらい恐れられているかは分かった。


「で、その化け物は星風組のなんな訳?」

「別になんだって訳じゃないが……とにかく厳しい人なんだ。……強いていうなら、この組の引き締め役ってとこか?」

「なるほどな。」


 だいたい理解した。

 だが、だからと言ってそいつの為にこの私が退屈に陥るとは、看過できん。


「そいつがどうしたって。ちょっと暇潰ししようってだけじゃん。な?」

「……。」

「な、三白眼?」

「……ない俺じゃない俺じゃない俺じゃ……」

「お前だ斜め傷」

「……うす」


 次に指名を受けたのは三白眼。

 やはり頭を抱えていた。

 さすがの私もここまで露骨な態度を取られると気になるのだが。


「名前は?」

「ギンジっす……。」


 絶望の底から絞り出すような声音。

 目を瞑って聞けば、処刑台も目前に控えた罪人のそれである。

 揃いも揃って、嫌な連中である。


「……暇だな」

「……ひ、暇っすね……」

「……。」

「……。」


 駄目だこいつは全然面白くない。

 残念な気分になっていると、それが顔に出たのかその三白眼は少々むっとした調子の声を出した。


「退屈してるのは俺たちも同じっすよ……」

「なんなら尚更、そこで固まってるなよつまらんなぁ。」

「いや、でもヨダカさんが……」

「ああ、もうっ」


 頭に来た。

 私は飛び上がるように立ち上がり、バンバンと床を踏んづける。


「あのボロ雑巾がなんだ!いったいなんでたって私があのボロ雑巾の為に退屈する!」


「いやでも……」


 とうとう困ったように互いに視線をやりあう四人。


「ヨダカさん怖ぇし……」

「同感……」

「死にたくない……」

「ありゃ勘弁……」


「わかった!」


 私は四人に向かって人差し指を突き付ける。

 途端に私の指先に視線が集中、みんな揃って寄り目気味になっていた。少し笑いそうになったが、それでは絵面がよろしくないので堪えた。


「問題は起こさない!起こさない程度に暇を潰す!

 もしあの雑巾お化けが難癖つけてこようもんなら、私がぶちのめす!」


 一瞬、車内がしんとした。

 いや、後ろの折り紙講座はまだ賑やかにやっているが、少なくとも私たちの方はしんとした。


「……そんなこと……」


「できないって?」


 私はニヤリと笑うと、そこらに積まれていた弾薬の空箱をどんと目の前に置いた。

 瞬きを繰り返す彼らを見やると、私はそこに左腕の肘をついて見せる。


「ゲームをしよう。種目は腕相撲だ。」


 まだ目をぱちくりやっている面々。

 どうも押しが足りないようだ。

 なら、餌でも吊り下げてやろうか。


 ひそひそごにょごにょやり始めた彼らの注意を咳ひとつで集めると、こう付け加えた。



「私に勝てたらご褒美にちゅーしてやる。ほっぺに。」




 さて、彼らの変化は劇的だった。


「ちゅーだとおおっ!?美少女にちゅー!?ちゅーってキスだよな、間違ってないよな!?」

「え、本当!?マジでちゅーしてくれんの!?キス!?やったやった!!」

「お、落ち着けお前らっ!ここで童貞宣言してどうする!それに、ほっぺだろほっぺ!」

「で、でもこんな機会、あと六十年少し生きるとして、やってくるかどうか……!?」

「お前はもっと希望持てよ!!」

「でもサモンさんだって彼女できたことないってこの前言ってたじゃないっすか!!」

「そんなこと言ったら俺たち全員そうだよーちくしょー!!」


 うむ、予想以上の食い付きだ。見ていて気分がいい。

 忘れられがちだが、こんな性根の腐ったような私でも、身体(アバター)の方は美少女なのである。

 これを利用しないのはもったいない。


「……じょ、嬢……」

「ん?」


 後ろからも戸惑いの声がする。


「ああ、レミィ?」

「幾らなんでも遊びが過ぎるのでは……?」

「平気だって。」


 なに、負けなければ済む話だ。

 この競技に関しては私の負ける要素は皆無だろう。


 私は握った拳をばきばき言わせた。


 そんなことなど露知らず、哀れとも言える男四人は額を寄せあって話し合っている。

 そして数秒後。話がまとまったと見え、赤髪のマツバが小学生みたいに手を上げた。


「やりますやりまーす!!やった、ほっぺちゅーやったー!!」


 獲らぬ狸の皮算用とはこの事だろう。

 この小学生のような笑顔を歪めてやるのは些か心苦しくも……いや、微塵もないか。むしろ面白そうである。


「よし。一人ずつ並べ。」

「ごほうびイベントー!!生まれてきてよかったー!!」



 十分後。


「うわっ!くそー!!また負けたー!!」

「ぬるいな、ぬるすぎる。」


 私は台の代わりにしている弾薬の空箱に肘を着いたまま、もみ上げの辺りをくるくるやった。

 悔しげな表情で引き下がるギンジと、「どんまいどんまい」とそれを迎える後ろの仲間たち。


 結果は述べるまでもない。

 私が圧勝し続けている。


 赤髪マツバ、茶髪ミシロ、三白眼ギンジ、筋肉サモン、という順序で次々私の前に現れては完敗。今1周終えて、2周目のギンジまで潰したところだ。


「よぉし、今度こそ俺が!!」


 意気揚々と立ち上がったサモンを、案内コンビの二人が手を叩いて送り出す。


「頑張れサモンさぁん!!」

「美少女のちゅー!美少女のキス!」


「ははっ、いやぁ面白い。心底面白い。」


 私も少々興が乗ってきた。

 面白いので、ひとつルールを追加してやろう。


「このままじゃ勝てそうにないから少しハンデな。十秒持ちこたえたらそっちの勝ちでいい。あとごほうびも追加。」


「十秒!?ごほうびも追加!?」

「な、なにィっ!?」

「え、キスだけじゃないのやった!!」


 私はちらりと横に目をやると、親指で指し示す。


 一同の視線が向かった先にあったのは、折り紙で手裏剣を作って「サムライ!サムライ!」と騒いでいる我が家の不思議ちゃんキュウだった。


「キューちゃんがぎゅってしてくれるそうだ。」

「ん?」


 自らの名前が上がったことに反応したのか、くるりと振り向くキュウ。

 その動作に1拍置いてたゆんと揺れる重量感溢れるやわらか胸部装甲。

 途端に男衆の視線は、その胸に装填された対戦車ミサイル二門に釘付けである。


「あ……あれにハグ、だと……っ」

「ミシロ鼻血!鼻血えらいことになってる!顔青いよ!!」

「お、落ち着けお前ら!こんなうまい話ありえん!たぶんお前らギャルゲーでもしながら寝落ちしたに違いない!今すぐ電源を切れっ!!」

「サモンさんこそ落ち着け!どっかの大佐みたくなってる!」


 痛快である。

 暫く慌てふためく彼らの様を見ながら散々笑い転げた後、私は再び台についた。

 どうせいくら頑張ったって私には勝てまい。


 そんな様子を、後ろのレミィがため息をつきながら見守っていた。


「どうなっても知りませんからね……。」

「大丈夫だって」


 さてと、遊びに戻ろう。

 私がどんと構えた小さな左腕に、丸太みたいな巨漢の腕が対する。

 サイズ感の差で少々組み難いが、どうにかガッチリと手を掴み合うと、その横にミシロがレフェリーの如く構える。


「レディ~ふぁいっ!!」


「うおおおおおお!!」

「おっ、勢いがいいな……」


 雄叫びを上げながら力む巨漢を前に、余裕しゃくしゃくの表情で鎮座する少女。

 かなりシュールな絵面だが、当人たちは至極真面目、至って真剣の本気である。


「ほらほら、耐えろよ堪えろ?……8、7、6、」


「サモンさんがんばれー!!」

「うおおおおおお!!」


「もうちょいだぞ、ほら……5、4、3、」


「もうちょい!もうちょい!」

「勝てるうううう!!」


「はい残念」


「ぐはっ……!?」


 残り一秒のカウントで、私のか細い腕がぶっとい柱みたいな腕をなぎ倒した。


「くそっ、また負けたか……」

「惜しいね。あと一秒。」


 肩を落として下がっていくサモンの肩を、私はぽんと押し出した。

 私が手加減してやったばかりで、別に惜しくも何ともないのたが、そこはリップサービスである。

 まあもちろん文字通りでのリップサービスなど全くくれてやる気はないのだが。


 私が唇を許すのは美少女だけだ。キャロとか。


 だがそれでも諦めることなく、挑戦は続く。


 三周目の先頭、マツバ。


「ハグ~!巨乳~!」

「はい残念。ていうか私のキスの件どこいったし……」


 続いてミシロ。


「おっぱーい!うおおお!」

「はい残ね……それと私のちゅー……」


 更に続いてギンジ。


「巨乳……ぐぬぬぬ!!」

「いや、私の……」


 そしてサモン。


「今度こそ巨乳ー!!」

「お前らぶち殺す!!」


 サモンを台ごと投げ飛ばした。


「サモンさぁぁん!?」


 ぐるぐる目を回した巨漢に駆け寄る仲間たち。

 その惨状を目の当たりにすると、悔しげに拳を握りしめる。


「クソ……壁が高すぎる。あんなの乗り越えられねェ……!」

「マジで壁だ、すっごい絶壁!」

「絶壁だ、絶壁。これじゃ手も足も出ねぇ……!!」


「おまえらわざとだろ!」


 くそ、やはり男なんて皆クソッタレの畜生だ。肉目当てのゲス豚どもだ。

 みんな揃いも揃って胸ばかり見やがって、一瞬でも面白く思った私が間違っていた。

 やはりこの下等生物どもには天誅が必要なようだ。


「こうなったら全員叩きのめす!!」


「いででっ……手え潰れる……!?」


 四周目のマツバと組んだその時だった。


 壁にかけられていた無線機がノイズ混じりの声を上げた。

SOGOはどうも出会いが少ないそうです。

実は寂しいVRMMO。


ということで、感想、評価、お待ちしております。

好きな銃の紹介とかも受けつけてます。


今回もお付き合いありがとうございました!

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