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《砂漠の運び屋集団》

 朝は苦手だ。

 せっかくいい具合に温くなった布団から自力で這い出し、目をさまさなくてはならない。

 一日たっぷり24時間と言えど、これほど残酷な時間は他にないだろう。


 だが、今朝は違った。


 窓辺から溢れる爽やかな朝日が、カーテンの微かな揺らぎによって踊り、外からは微かな小鳥の囀りが聞こえている。


 そして、何よりも


「……。」


 私は枕を並べたその隣を見下ろして、どうしようもなくじわりと滲み出てきた笑いに肩を揺らした。


 キャロの天使の寝顔がある。そう、キャロがいるのだ。私の隣に、キャロが。


 私は何処にいるとも知れない何かしらの神に両手を合わせた。

 この素晴らしき瞬間をありがとう、と。


「……うむ……んん」

「……をっ」


 私の動きに反応したのか、布団の中でキャロが小さく身動ぐ。

 だが、すぐに目をさますことはない。


 まずは安堵のため息。


 なるほど、キャロはよく眠る子と見た。

 つまり、まだこの寝顔をじっくり鑑賞できる。


 全く、なんてありがたみに満ちた娘なのだろう。


「……あ」


 と、思った矢先に私は気がついた。

 何気なく視線を巡らせた先で、なんと扉の鍵が開いているではないか。


 これは非常に不味い。

 特に、レミィにでも押し入られたら何をどやされるか分かったもんじゃない。

 少なくとも、この至福の瞬間に棒を振る結果になるということは確かだ。


 それだけは避けなくてはならない。


 すこしばかり名残惜しいが、一旦鍵をかけに立たねばなるまい。


 キャロを起こさないように全神経を集中させて体を動かす。


 だが、そこで私の左手に謎の柔らかさが。


「な、なん……だと?」


 キャロのそのふわふわした小さな手が、私の手を握っていたのである。


 死ぬかと思った。


「ぐぅ……がっ、かわいいぃ……」


 本気でぶっ倒れてしまう前に、キャロの手を優しさに優しさを重ねた丁寧な手つきでほどき、私はベッドを降りた。


「すぐ戻る」


 私の世界一の天使へ投げキッス。

 仕事は極めて簡単だ。扉に鍵をかけるだけ。

 私は滲み出る笑みを顔一杯に、扉へと向かう。


 さあ、朝の至福の一時だ。

 この瞬間は何者にも邪魔させない。


 たとえどこの鬼だろうと魔王だろうと、どこのレミィだろうとだ。


「さぁて~、鍵ガチャンしてさっさと~」


 こんこん


「失礼します」


 がちゃん


「……?」


「……あ」


 今、私が手を触れてもいない扉ががちゃんと言った。


 そして、私はやっとその現象の把握に及んだ。

 そして、深く絶望した。


「これは……失礼しました。おはようございます、嬢」


「……」


 扉が開いている。

 そして、レミィが立っている。


 私の中の何かが積み木の城の如く崩れさっていった。

 同時に波のように押し寄せてくる焦燥感。


 レミィは起き抜けの私の顔を見ると、深々と一礼。毎日顔を合わせているにも関わらずのこの恭しさが、やはりレミィである。


「それにしても、珍しいものですね?」

「え?あ?え?なにが?」


 すっかりパニックを起こした私は凄まじい勢いで汗を流しながら顎をガタガタ言わせる。


 そんな私の様子に気付いてか気付かずにか、レミィは首を傾げている。


「昨日はかなり飲んでいたようですし、嬢は特に朝に弱いですから。正直、かなり驚いています。まさか一人で起きられるなんて。」

「そ、そう?」

「ええ。全く、毎朝起こす私の身にもなって欲しいものです。

 ……昨晩から心配していたのですが、どうやら私の杞憂だったようです。」

「あ、あはは……そうだね、めっちゃ杞憂。うん、めっちゃね、うん。」


 まずい、これは非常にまずい。

 未だベッドの上のキャロに気がついた様子はないが、バレれば何を言われるか分かったもんじゃない。


 いや、もちろん私もただ添い寝をしただけなのだが、だけであるのだが。

 確かにほんの僅かに触ったりもしたかもしれない、ついでに嗅いだりもしたかもしれない、加えて舌先ちょっとばかり味見(詳しくは省く)もしたかもしれない。だが、それはあくまで私の添い寝の定義からは決して外れていない。そう、私の定義からは、だ。

 それでも相手は頭の堅いレミィなのだ。朝から雷を落とす訳にはいかないので、バレてはならない。


 繰り返そう。

 レミィの頭が堅いだけなのだ。私は決してキャロに対して人に言えないような真似はしていない。その筈だ、そう信じたい。


「……。」


 と、そこで何かに気が付いたようなレミィ。


「ど、どうしたよレミィ?」

「いえ……」


 私の肩越しに部屋をぐるりと見渡すレミィ。

 どうにかベッドの中を見せぬようにと体をずらす私。


「……誰かいた形跡……。どなたか、部屋に入れましたか?キュウなら昨晩からずっと私といましたが……そういえば、キャロを見かけませんね。」

「ぎくっ」


 私が視線を逸らすと、途端にレミィの目の色が変わる。


「……嬢?」


 何かを疑うような低い声音。


「いや……なんでもないよ?キャロ?さぁ、どこいったかなぁ~、朔太郎にでも聞いたら?」


 いよいよレミィの目が疑いの色を帯びる。


「……。」


 いかん、下手な演技に出たのが裏目に出た。

 レミィの目が私の顔をじっとりと見つめる。


「……あぁ、その……」

「……何か隠していますね、嬢?」

「いや!なんにも!」

「……。」


 すると突然、レミィは私の横を抜けて部屋に突入してきた。


「わっ、レミィやめ……」

「……っ!?」


 遅かった。


 レミィの目は、ベッドの上の寝顔を直視する。

 私が収まっていた布団の乱れの横に眠る、キャロ。


 何の不運か、少しその寝間着の肩やお腹の辺りがはだけていたのがとどめになった。


「……嬢……あなたという人は!!」


 落雷。

 私はその無形の衝撃に吹っ飛ばされて、二回三回床を転がった。


「まっ!!待てレミィ!違う、違う!これはただ……ただ添い寝をしただけだ!友情のあれだ!!」


 慌てて立ち上がり、弁明を試みる。

 とにかく、どうにかこの場だけは押さえ込めなければならない。

 でないと、私の命の保証がない。


「添い寝?」

「そう!ただの添い寝!なにもしてないって、神に誓って!」

「……本当ですか?」


 疑惑の視線が私の体を上へ下へといったりきたり。


 冷静を装うべき場面なのは理解しているが、全身の毛穴から吹き出す汗ばかりはどうしようもない。


「では、本当に何も無かったと?」

「うん、本当!」

「本当に彼女には何もしていないと?」

「……し、してない!してない……記憶が残ってる範囲では……」

「抱きついたり、キスしたり、揉んだり、嗅いだりもですよ?」

「……う、うん……まぁ、仕方のない辺りで……触れたかなぁ……みたいな?」

「疚しい気持ちで触れたことは一切ないと?」

「……ごめんなさいやわっこくてきもちよかったです……あと少ししょっぱかったです……でもあまかったです……」

「嬢、そこに」

「ま、まてってばレミィ……これはその、なんというか」

「座りなさい!」

「わっ!わかった!わかったからそれを仕舞えレッ……うぎゃあ!!」





 数十分後。



「ふわぁ……」


 かなり広い台所に、眠い目を擦るキャロが降りてきた。


 私はバターの塗られたトーストをかじりつつ、テーブルから見上げる。


「ほら、キャロ。ボクにぶつかってるよ?」


 ついでに起こしに行ったらしい朔太郎もつれている。


 朔太郎が言うと、キャロは眠そうな顔のままその脇腹にぐいぐいと額を押し付ける。


「だって……ねむいもん。」

「もう、仕方ないキャロだなあ。」


 そう言って眠そうなキャロを「よっこいしょ」と抱き上げる。


「ふわぁ……ありがとうサク……。サクはあったかいね……」

「こら、また寝る。ちゃんと起きなきゃ、キャロ。」


 さすが特殊アバターだ。実に軽々とした動作である。

 というか相も変わらずのあつあつっぷりだ。一晩明かした程度では全く冷める様子がない。


 昨日の私ならかなり堪えただろう。だが、今日の私は違う。


「おはよう、キャロ」


「あっ……おはようございます、ミケゾウさん……」


 私の顔を認めると急に恥ずかしくなったのか、朔太郎の腕を抜け出して自分の足で立った。


 既に私の中のキャロ成分は飽和を通り越し、全身に満々ている。

 もはやこの程度で揺らいだりはしない。


「……嬢。」

「っ!?」


 レミィからの絶対零度の視線で、下しかけた食パンが喉でつっかえた。


 噎せ返る私を他所に、レミィはキャロに頭を下げた。


「昨晩は嬢がご迷惑を……。あと、台所も少々お借りしました。」


「昨晩……?」


 何も知らないキャロは首を傾げたが、そこまで気にしなかったようで何となく頷いて済ませていた。


「お台所は、別に大丈夫ですよ?それに、朝ごはんも用意してくれたみたいですから。朝早くからありがとうございます。」

「いいえ、いつもより少し多めに用意した程度なので。どうということはありません。」


 先程の雷撃魔神とはまるで別人である。

 きりっと澄まして言うと、テーブルにキャロと朔太郎の分の皿を用意した。


「わ、ボクの分もあるっ。いただきますっ!」


「どうぞ。今朝は腕によりをかけて作りましたから。」


「嬢の粗相もありましたし」と私には聞こえた気がしたが、たぶん彼女らには聞こえなかったのだろう。

 

 かくして、穏やかな朝の食事シーンが始まる。


「それにしても、その額のおっきな絆創膏、どうしたんですか?」


 感動の表情でスクランブルエッグを頬張っている朔太郎の横で、キャロが私の顔を覗き込んでいる。


 キャロの指摘通り、私の額にはデフォルメ調のばってん印のでかい絆創膏が貼り付いている。


 さすがに「レミィの雷が」等と真相を述べる訳にもいかないので、笑ってごまかす。


「か、階段でコケてさ……あはは、いや朝には敵わんね……。」

「ミケゾウさんも弱いんですね。……わたしも毎朝辛くて……きちんと早寝してるのに、どうしても起きる時になるとお布団にくるまったまま動けなくてーー」


 だがふと、首を傾げるキャロ。


「でも、うちの階段そんなに急でしたっけ?わたしも転んだことあったんですけど、そんなに酷くはなりませんでしたよ?SOGOのアバターって結構頑丈ですし、ミケゾウさんなら尚更……」


「いやそれは……ひっ」


「……。」


 レミィの視線が突き刺さって、私の言葉は完全に殺された。


 不思議そうな顔をしているキャロに私は頬の汗を拭いながら何とか口を開いた。


「こ、コケかたが悪かったかな~……こう、OOB(ダブルオーバック)弾ばりの、もうすこぶるエグいコケかたをね……あははは」


 朝っぱらから治療アイテムを二本使ったのは絶対に内緒だ。


「お、お互い気を付けよう、ね?」

「……はい……?」





「さて、今日の予定のですが、どうしますか、嬢?」


 すっかり朝食の片付いたテーブルを囲んだ私たちの前で、レミィが背筋を伸ばしながら言う。


「ん?」


 いや、先程の「すっかり」は誤植だ。

 あとから起きてきたキュウが未だ凄まじい量の朝食を摂取している。


「うむぅ~……レミィのお料理おいひぃ……!」


 一体どういう作りをしているのだか、私五人が食うくらいを三分で飲み込んでいた。

 特殊アバターにはやはり謎が多い。


 まあ、それは今に始まった話でもないので置こう。


 私はこめかみを右手の人差し指でつつく。


「……えっと」


 アイテム収集はキャロの協力もありかなり余裕があるので、今回は朔太郎の"ならし"も兼ねていこうと思う。


 特殊アバターは、たいていの場合解放前の頃の記憶も引き継いでいると聞く。

 なので、親となるプレイヤーとはかなり良い連携を取れるらしいが、だからといって練習もなしというのは心もとない。


「……よし、決めた。あそこいこう。」


 私は今日の更新の済んでいるイベントなどのエリア情報を確認して、手を打った。


「ナンバー283:西部砂漠地帯 第三市街地跡」


「……え?」


 私の提案に、レミィが反応する。

 それもその筈だろう。ここはSOGO内でもかなりの難易度を誇るエリアで、調子に乗って飛び込んだ新参プレイヤーを呆気なく返り討ちにしていくと有名な魔境だ。


 まあ、あくまで初心者には厳しいというだけで私たち程になればちょうどよく歯応えを感じるレベルだろう。

 それに今日はイベントも重なって、元から高いドロップ率がとんでもないことになっている。


「あの……」


 そこで小さな手がおずおずと上がる。


「いきなりそんなマップで平気でしょうか?」


 キャロが不安げな顔をしている。

 だがそんな彼女に、私はひらひらと手を振る。


「大丈夫大丈夫、私も何度か潜ってるし。気を引き締めてれば危ないこともないから。な、レミィ。」

「危険が皆無かと聞かれれば違いますが……私たちだけで潜る分には問題ありませんでした。」


 そんな私たちの言葉に暫し唸ると、となりの朔太郎に意見を求める。


「ボクは平気だよ?もちろん、キャロが嫌ならいいけど……うん、少し腕試しがしてみたいな。」


「サクがそう言うなら……はい、わかりました。」


 どうやら問題なさそうだ。

 私は早速立ち上がり、手早く予定を纏める。


「私たちは一旦戻って支度かな。かなりの遠乗りになるから、キャロもそれなりに用意しといて。

 待ち合わせは……ここかな、《ナンバー021:大鷲の止まり木》。

 レミィ、時間割りよろしく。」

「はい、一旦帰宅、準備完了から待ち合わせ場所まで二時間半……余裕をもって三時間後でしょうか。それまでに集合です。」

「よし、それでいこう。いくよ、キューちゃん。」

「ん?」


 まだ何やらモグモグしているキュウを立たせると、私はキャロと朔太郎の二人に手を振った。


「それじゃ、後で」


「わかりました!砂漠だって、わたし行ったことないよ、サク」

「大丈夫、何とかなるから!」


 こうして、私はキャロの家を後にした。







「……。」


 さて、例のごとく全くもって状況を把握してくれないキュウに手間取りつつも準備が完了。

 私たちは待ち合わせ場所の《大鷲の止まり木》に到着していた。


 この《大鷲の止まり木》というのは、砂漠の中の町の名前だ。

 砂漠のど真ん中の突如広がるオアシスで、立っていた古木を砂漠に住む鳥が寝床にしたのが名前の由来だという。そういう設定だ。


「それにしても……」

「何ですか、嬢?」

「着替えたな。」


 私が指摘したのは、レミィの格好だ。

 特殊アバターは基本、解放当時の格好のままというのが一般的だが、別にそれ以外の格好ができないというわけではない。

 自分の好みであれこれ着替えて、お洒落を楽しむ特殊アバターもいるのだとか。


「……な、なにか……問題でしょうか……」


 上へ下へとその格好を眺める私に、今更むず痒そうにするレミィ。


「いや、実に良い。」

「なら……そんなにじろじろ見なくても……」

「ばかっ、良いもんを見なくてどうするか」


 何時もの堅苦しい黒のジャケット姿から一変、TPO(私基準)に合わせた格好となっている。


 黒のシャツの上から少し丈を長めにとった茶のジャケットと、首もとには砂避けにスカーフを巻いている。

 下の方もシャープなスラックスからカーゴパンツと砂や岩にも踏み込みやすいブーツとなっている。


「レミィ、おまえさ。だいたい何着ても似合うんだからさ、もっと色々着てみようよ。」

「いえ……ですが」


 もじもじとスカーフの端を弄るレミィ。

 どうやら悪い気分ではないらしい。

 そりゃそうだろう、容姿を誉められて気を悪くする女子はいない。

 それでも、こういう具合になってしまうのがレミィのレミィたる由縁だろう。


「まあ……嬢がお望みなら……私もあなたに遣える身ですので、着ないことも……」

「よっし、帰ったらスク水な。いや、裸エプロンかな……」

「嬢っ!!」


 ちなみに、キュウの方は着替えさせる暇がなかった。

 ので、いつも通りのカオスファッションのLWH(ヘルメット)にゴーグルを乗っけただけだ。

 まあ、見慣れてしまえばこれはこれで安心感というものがある。あれでいて案外高機能らしいので問題ないだろう。


「もう、気合いを入れたりなんかした私が馬鹿でした……!嬢は最低です!」

「わ、悪かったってば……レミィかわいいよ!だから機嫌なおして、ねっ?」

「誉め方がおかしいですっ!」


 キャロと朔太郎が到着したのは、そんなやり取りが一段落を迎えたちょうどその時だった。


 格好は変わらず、ただ持ち帰るアイテムや、予備の弾薬などの補給も考えたのか朔太郎はリュックサックを背負っている。


「おまたせしました~!」


「おつかれ」


 軽く手を上げて応じると、早速第一の目的地に向かった。


「それにしてもミケゾウさん」

「なに?」


 ぶらぶらと町の隅へと向かう私の背中に、キャロが尋ねてくる。


「いったい何処にいくつもりですか?」

「ああ、そろそろだと思うけど……」


 そろそろ町の外に出てしまうというところで、やっとその影が見えた。


「わあ、すごいっ!」

「トラック!トラック!」


 朔太郎とキュウが歓声を上げる。


 砂を纏った風の切れ間から現れたのは、幾つか並んで停まった無数の影。

 鉄板の装甲やキャブ上に拵えられた銃座で武装したトラックや、巨大なトレーラー。

 どれにも同じく星印のような紋章が刻まれている。


 それを認めると共に、その脇で待機していたと思われるデザート柄のつなぎの袖を捲った男二人が小走りにやってきた。


「どうもー、砂漠の運び屋《星風(ホシカゼ)組》ご利用でしょうか~?」

「本日の行き先は《西部砂漠地帯 第三市街地跡》、一泊二日のプランとなりまァす。」


 そのつなぎは組員のユニフォームらしく、背中の部分には件の星印が入っている。


 二人は慣れた様子で予定表や地図を出すと、目の前に立っていたレミィになにやら説明を始めたようだ。


 レミィが代表で話をつけていると、私の服の裾をキャロが軽く引いた。


「あの……彼らは?」

「ああ、この辺で一番有力な運び屋。あのエリア、結構遠いし道すがらエネミーキャラやらプレイヤー狩りが多いからさ。」


 ということだ。


 今回は彼らの世話になる。

ミケゾウ有罪判決。結局しっかり変態してました。


感想、評価お待ちしています。


……正直ネタにも困っているのでお好きな火器など紹介していただけると助かります!


それでは次回もお付き合いお願いします。

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