表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神羅転生物語  作者: watausagi
最終章 降臨
167/217

過去……あっ、予選終了だ。

◇◇◇◇◇


サクランに会い、そしてサクランの故郷に行き、なぜかサクランの父に決闘を申し込まれ、そして……詳しい話を聞いた。


その日の夜、そんな事があったからだろう。俺は夢を見た。昔の夢だ。

朝起きたら予想以上に汗をかいていて、レティスが俺を心配そうに見つめていた。


「 何でも出来る」なんて、自惚れや傲慢を自覚しながらもそれは否定しない。現に出来ない事がなかったから。

でも、かといってその認識は正しくない。「何でも出来る」の前に、「俺が」をつけなければならない。


「俺が何でも出来る」


言ってしまえば、自分に対して何でも出来るのであって、それが自分以外の事となると、対人関係やら気配りなどになると人並み……もしくは人並み以下だったのかもしれない。


「正当防衛」「緊急避難」

この法は、いつも頭にとどめておいた。

殺らなければ殺られる。いかに平和そうな日本でも、それが適応される場面が起こりうるのだ。


「もしもの場合なら、何の気後れもせず殺せる」俺のこれは、生きる者にとっては必要であり当然。

だけど、人間としては歪で、どこかおかしいのだろう。


 俺はそんな当たり前のことが、あの時分かっていなかった。気付いていなかった。

ただ心配させまいと、安心させようとして逃げるだけ。それが正しくはないということくらい、あの時の俺にも分かっていたし、逆に言えば間違ってると思いながらも逃げる以外に方法は思いつかなかったのだ。


◇◇◇◇◇

武闘大会予選結果

2年の部

ーーーーー

常識外のシスコン

シンラ・アリエルト

1回戦でエドモンド・カスターンとあたり、その後2回戦も勝ち抜いた

ーーーーー

裁きの氷帝

ティファナ・アリエルト

1回戦も2回戦も、「睨み」で予選突破

ーーーーー

傍若無人の極みなり

レティス

「眠たい」「お腹すいた」

との事で、惜しくも不戦敗

ーーーーー

最近出番少ない

セレナ

堂々の予選突破。

久しぶりに戦いらしい戦いが見れて、学生も喜んだ。

ーーーーー

真の傍若無人

エステル

2回戦目でシンラ・アリエルトとあたり、惜しくも敗退。

ーーーーー

安堵の癒し

レミー

2回戦敗退

ーーーーー

シルヴィアの妹

シェリー

敗退

ーーーーー

友達いっぱいいっぱい

アルテミシア・タスピニア

王女、棄権

ーーーーー

◇◇◇◇◇

1年の部

ーーーー

魔夜(まや)より出ずる無邪気な混沌

ステラ

怒涛の快進撃。予選突破

ーーーーー

暴走スイッチ

イリア・ストラトス

2回戦でステラにあたり、いい試合を見せて惜しくも敗退。

ーーーーー


◇◇◇◇◇おまけ


予選が終わり、コメントを頂きました。


シンラ『あれ、ファナの活躍が睨みだけ? レミーもシェリーも可哀想に……おっとすまない。えーと、で……何だっけ?

ああ、そうそう。予選を終えての感想プラス本戦に向けての意気込みね。

予選は……エド頑張ってたな。日々の鍛錬が眼に浮かぶ。

ま、それ以上がエステルだったかな。剣技だけならもしくは俺より……

本戦は決勝まではいくよ。いや、いかなければならない』


ファナ『こんな形で予選突破など、恥ずかしいです。本戦こそは、お兄様がお褒めになられるような試合をしたいです』



レティス『……とりあえず、シンラが、いい』


セレナ『自分の実力を遺憾なく発揮出来たと思うわ。

本戦は……常識外のブラコンとあたりそうな気がする。もちろん、その時は全力で挑むとするわ』


アティ『私は予選を終えてもいないわ』


ステラ『主席入学として、次席入学には負けられなかったもんね!

本戦だって油断はしない! 先輩のあの教え通りに頑張ります!』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ