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神羅転生物語  作者: watausagi
最終章 降臨
142/217

後日談

◇◇◇◇◇


スライムたちやクミ、リル、ホワドラ、生徒会の活躍により、遠征は無事に終了した。


紳士風な白髪おじさん(きっとホワドラ)のファンが出来ていたことには、少し驚き。


……魔王。

ちょっと気になったので様子を見ていたら、なんかヤバそうだったので思わずピット君を使ってしまった。


今回はファナとステラ……あとイリアに怪我がなかったので、大男は見逃してあげたが、次に何かしたら一瞬で亡き者にしてやる。


魔王自身はこちらと敵対するつもりはなかったと推測するが、大男の例もあるし。これから色々と起こるかもしれない。


先手を打っておくか?


と、魔王達がいるところに殴りこみをしようと考えたが、流石に失礼かなと自重することした。


……しかし、大男が言っていた『あの方』。口ぶりからするに魔王よりも強いと考えたほうがいいのかもしれない。

ま、どうにかなるだろう。

実際、魔王だって思ってたより強くなかった。天災級魔物よりは強いが、あれならファナとセレナが2人でやれば勝てそうだ。……やっぱ厳しいな。


ーーーそうそう、女子生徒なんだが、ウールフバッドとか見ていたし、可哀想だからその時の記憶を消すことにした(もちろん、魔王のことも忘れている)。


女子生徒といえば、面白いことが起きた。

俺の命令を忠実に守っていたスライムが、軽い怪我をしていたので治してあげると、女子生徒をこれからも見守りたいというのだ。

俺も特に反対する理由もなかったし、この子なら大丈夫とスライムを預けた。


〜〜〜〜〜


今回の遠征、俺が魔王の事を話さなかったせいで、ラットアット大量発生の原因は謎となった。

(俺が調べたところ、ラットアットを大量発生させていた原因は、やはり捕食者であるクラッシュバガーの数が少なくなっていたのが主だ。

今回他の魔物が現れたのが、大男のやった事だろう)


「あっ、シンラさんにお伝えしなければならないことがありました」


今は、生徒会室にいる。

ミランダ会長から声をかけられた。


「何ですか?」

「学園長からのお言葉で、『よくやった』……と」

「と?」

「はい、あともう一つ。

クラッシュバガーの数が少ないことが原因と思われ、それを捕食するドラビンテが凶暴化しています。

これを、どうにかしてほしいとの事です」

「いや……もう冒険者に任せろよ」

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