表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神羅転生物語  作者: watausagi
第2章 学園編 色々な大会編突入
118/217

四連召喚魔物競技大会 天災級魔物

《最後の戦いです。

ではーーー始め!!》


◇◇◇◇◇


ミミック…………ホワドラが面白い魔物と紹介してくれたんだが……蓋を開けてみればこれほど恐ろしい魔物はいない。

今この世界で俺と対等なのは、このミミックだけだろう。

だが、しかし!!


「シェリー! 君のマネマネには1つ弱点がある!!」

「マネマネの……弱点?」

「そうだ。それは……1度に1体しか真似できないということ……

こい、クミ! リル! ホワドラ!!」


俺は【仮創空間】から九尾とフェンリルと白竜を召喚した。因みにみんな人化している。


「え、それって……魔物に詳しい親戚じゃなかったっけ?」

「忘れたなーそんな話(魔物を使役しよう 4を参照)。

実はこの3人、天災級魔物でありながら俺の使役魔物だ!!」

「な、なんだってー!?」

「後悔したって遅い。

さぁ、人化を解くんだ!!」


クミは金毛九尾の白狐に。

リルは黒皇の銀狼に。

ホワドラは銀目の白竜に。


《な、なんと……私は夢でも見ているのでしょうか?

あれは……金毛九尾の白狐!

それにドラゴンと……あれはフェンリルですよね……》

《まるで天災級魔物のバーゲンセールね》

《…………》

《コホン……凄いわシンラくん。

スライムだけでも恐ろしいというのに、さらに天災級魔物を3体……この回がメタ的でなければ会場は大混乱だったわ……》


「シェリー、君はマネマネにどれを真似させる?

まあ………何をやっても無駄だけどな!!」

「まずい! シンラ君のテンションがハイに……!!

このままじゃ本当に……」

「クミっ!!」


『わらわの出番か。

それ 〈九尻尾 二の尾(にのび)破砕炎〉』

「っ……マネマネ! あれを真似て……」

『させないです!〈隕石落とし〉!!』

「マネマネー!!」


ドバッンドガドガドガ………


《一体どうなったのでしょうか……?》

《見えないわね……》


くっ……確かにこれじゃあ、確実に倒したかどうか分からない。


「よし、見てきてくれホワドラ」

『命令とあらば……』


《シンラ選手は、白竜にミミックの様子を見させるようですね》

《例え不意打ちが来ても、後方に控えているクミさんとリルちゃんが、しっかり見張ってるから大丈夫ね》

《はい………っ…煙が晴れました!

ミミックは…………………んん? 私の見間違いでしょうか? これは………》


なにっ!


《白竜が……2体(・・)もいます》

《咄嗟にマネマネをホワドラさんに真似させたようね。

考えたわ……あれじゃあ手が出せない》


ふーん……煙に紛れ込みホワドラに真似たか……

あれっ、どっちが本物!?

状態にさせようと計画してるんだが……甘い


「……クミ、リル」

『なんじゃ?』

『です?』

「……やれ」


『〈九尻尾 4の尾 拡散炎〉』

『〈隕石落とし〉です!』


ヒューーーーー


『シンラ殿!?』

〔シンラ殿!?〕


ドババッッッババババッバ………

ドガドガドガッッッッ………


《ーーー勝者、シンラ選手………ですが、あれは………》

《シンラくんのホワドラさんは、我が身を犠牲にして、主人を勝利へと導いたみたい》

《いい事言ってる風な気がしますけど、あれは完全にシンラ選手の独断だったと思います》

《まぁいいじゃない。何はともあれ、今年の魔物競技大会はシンラくんの優勝よ》


優勝……か。

やったぞホワドラ。お前の死、無駄ではなかった。(※死んでません)

ーーーそれにしても、今回の魔物競技大会……色々とカオスだった。

来年はどうなる事やら……

◆◆後書き◆◆

来年は、魔物同士の戦いを、もっと詳しく描写したいと思っています。

後輩も入って、さらにカオスになると思いますが……どうぞ、よろしくお願いします。


明日の朝9時、「異世界ゲートは俺の部屋」を更新します。

こちらもどうか、よろしくお願いします。

◆◆◆◆◆◆◆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ